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史上初、全てが黒のブラックケースが誕生しました

  1. 印鑑アクセサリ
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ここでは鈴印が独自に設計した、オールブラックの印象ケース「鈴印ブラックケース」について解説します。

印章ケースには膨大な種類があります。
大きく分けると、ある程度の規格に合わせて量産する既製品と、お店の好みに合わせて注文するオーダー品。
鈴印ブラックケースはもちろんオーダー品です。

こだわり抜いたシンプルデザインは、どんな色とも相性が良く、全ての印材の良さを引き出します。
どんなに素晴らしい商品でも、パッケージが台無しだと全てが台無し。
どんなに優れたパッケージも、時代と共に古さを感じるものもあります。
それらを踏まえて完成した鈴印ブラックケース。
その特徴から、一般的なケースとの比較までご紹介しますので、人と違うおしゃれなケースをお探しの方は、ぜひ参考にしてみてください。

2016年2月10日に公開したブログですが、2022年8月13日に再びリライトしました。

 

鈴印ブラックケースは、中から外までオールブラック

鈴印ブラックケース

鈴印ブラックケースの最大の特徴は、オールブラックであること。
他製品で考えるとオールブラックは特別珍しいことではありませんが、印章ケースに関してはなぜかこれまで存在しませんでした。

みなさんが、黒でイメージする良質な印章ケースは、モミ革と呼ばれるシボのある外革と、朱竹や鶴亀の内張に、印章を入れる底面が赤、そしてクリーム色の朱肉を入れる箇所の蓋ではないでしょうか。
私たち鈴印がイメージしたのは、そんな昔からあるそれらのケースとは全く異なる仕様。
シンプルで飽きのこない、上品なケースでした。

それが鈴印ブラックケースです。

 

鈴印ブラックケースのこだわり

鈴印ブラックケース

完成するまでに、かなりの時間を要しました。
なぜなら、これまでこの世にないものを作るから。
選ぶパーツは5種類。
とはいえオーダー品の難しさでもありますが、組み合わせ次第で大きく印象を変えてしまいます。
その中で納得が行くものに出会うまでには試行錯誤の繰り返しでした。

革のこだわり

シンセティックレザー

やはりケースの印象を大きく決めるのは外側、つまり外革になります。
上を見ればキリがなく、例えば栃木レザーなども候補に上がりました。
ところが革にこだわればこだわるほど、その分価格に大きく跳ね返ってしまいます。
そのため数多くのサンプルを取り寄せ、最終的に辿り着いたのがシンセティックレザー。

つや消しなのに光沢あって高級感があり、しかも耐久性が高く、コストパフォーマンスも良い。
そのためまずは革から決定しました。

金枠のこだわり

キャストフレーム/ブラック

プロトタイプを作っていて一番感じたのが、このフレームによる印象の違いです。
それまであまり気にすることがなかったフレームですが、それはまるでベルトや靴のように全体の印象を大きく変えることがわかりました。
具体的には艶があると途端に安っぽくなり、また光沢が強過ぎても安っぽく見えてしまうのです。
そのため表革同様、艶消しで光沢があるブラックフレームを採用しました。

内張のこだわり


ナイロン&ベルベット/ブラック

最初は蓋側も底側も、同素材を考えました。
ところが出来上がってきたプロトタイプはなぜか地味め。
不思議ですね、スーツはセットアップの方が上品なのにケースはそうじゃない。
そう思い手元にあるバッグや印章ケースを見てみると、いずれもセパレート、つまり異素材を使っていました。

それをヒントにここでもまた色々な素材の組み合わせを試してみました。
結果辿り着いたのは、ナイロンとベルベットのコラボ。

蓋側には華やかさが出るよう、光沢のあるナイロン。
底側には対極の落ち着きがあり、かつ印章を守るための衝撃吸収も兼ねたベルベット。

完成した際に思ったのは、まるで最初から存在していたかのような調和でした。

肉池蓋のこだわり

セル蓋/ブラック

ここまできて、1つの問題が浮上しました。
私自身驚いたのですが、この肉池(にくち)と呼ばれる朱肉を入れる箇所の蓋にブラックが存在しなかったそうです。
一般的にはリーズナブルなクリーム色だったり、高級感のあるパール色だったりです。
もちろんそれにも良し悪しがあって、上質なパールのセル蓋を扱っているメーカーは数多くありません。
でもどれほど質が良くても、このケースに明るい色は合いません。
そのため無理を言って、鈴印ブラックケースのためだけに作っていただきました。

改めて感じたのは、オールブラックの難しさ。
素材の組み合わせが合わないと、ただの色気のない黒になっちゃう。
だから思いつく限りの試作を繰り返していただき、ようやく理想が完成しました。

 

モミ革ケースと比較

ここでは一般的なケース、モミ革との比較です。
同じ印材でも大きく印象が変わります。

モミ革ケース

よくありがちな雰囲気ですよね。
もちろんこちらも悪いものではなく、むしろ内張の鶴亀はゴージャス仕様でもあります。
また傷が目立たないから、長く使うには最適といった側面もあります。
ただ個人的な感覚としては、いささか地味さを感じさせる気がします。

ブラックケース

やはり良いですね。
黒水牛はオールブラックですから一見消えてしまうように思えますが、ここでも異素材のブラックが効いています。
違う質感のブラックが入ることで、鈴印ブラックケースの完成です。

 

鈴印ブラックケースと相性の良い印材

写真は一部ですが、イメージは湧きますでしょうか?
相性の良い印材は以下になります。

  • 黒水牛/リアルブラック
  • 牛角
  • チタン

上記素材は、鈴印では標準装備になっています。
また他の素材でも相性は良いのですが、唯一例外は象牙。
黒とアイボリーの組み合わせは、どことなく仏のイメージになってしまいますのでご注意ください。

 

最後に

パッケージには商品の魅力を引き出す役割があります。
また商品を大切に保護する役割も併せ持ちます。

ちょっとだけ自慢したくなる、そんな印章ケースが完成しました。

__________________________________________

 

カテゴリ                    アクセサリ

用途                          個人向け

印材の長さ                 60㎜丈

表革                          シンセティックレザー(ブラック)

金枠                          キャスト(ブラック)

内側/蓋面                   ナイロン(ブラック)

内側/底面                   ベルベット(ブラック)

ケース/肉池                セル蓋(ブラック)

 

__________________________________________

 

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オーダーも承ります

鈴印ブラックケースは特殊サイズの印材に合わせてカスタムオーダーも可能です。

例)
丈:36・45・75㎜等
直径:19.5・21㎜等
他、あらゆるサイズに対応可能です。
※印鑑登録できないほど大き過ぎたり、小さ過ぎる場合は、対応できない場合もあります。

カスタムオーダーの際は、お手元の印章の直径と長さを計測の上、以下からお申し込みください。
まずはお見積りをお送りいたします。

鈴印ブラックケースのカスタムオーダーはこちらから>

以下の内容をコピペしてお使いください。

お問い合わせ件名

鈴印ブラックケースのカスタムオーダー

お問い合わせ内容

印材サイズ:直径〇〇㎜×長さ〇〇㎜
印材形状:寸胴or天丸or四角or楕円
オプション:鞘付or鞘なし

 

鈴印

〜印を通してお客様の価値を高めたい〜

鈴木延之
代表取締役:株式会社鈴印

1974年生まれ。
A型Rh(+)

1932年創業、有限会社鈴木印舗3代目にして、現プレミアム印章専門店SUZUIN代表取締役。専門店として、印章(はんこ)を中心としたブログを毎日発信。本業は印章を彫る一級印章彫刻技能士。
ブログを書き出したきっかけは、私の親父が店頭で全てのお客様に熱く語っていた印章の価値や役割そして物語を、そして情報が散見する中で印章の正しい知識を、少しでも多くのみなさまに知っていただきたいから・・・
だったのに、たまに内容がその本流から全く外れてしまうのが永遠の悩み♡

一級印章彫刻技能士
宇都宮印章業組合 組合長
栃木県印章業組合連合会 会長
公益社団法人全日本印章業協会 ブロック長

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