今日の午前中はとある団体での餅つき大会でした。
まあワタクシそちらでも役員を勤めさせていただいておりますのでね、朝から早起きして参戦。
34分遅刻したけど♡
昔から餅つきは大好きでした。
イベントとしても楽しいですし、何よりつきたての餅はめちゃめちゃ美味い!
なので前日からもうワクワクが止まらない。
前日の連絡メールが来るまですっかり忘れてたけど♡
そんなワタクシですが、今回重要なミッションをいただきました。
餅つきでのまさかの役割♡
振り返りますと5年ほど前のワタクシは毎日ガンガン体を鍛えてましたんでね、力仕事には誰よりも自信ありでした。
だから冬でもタンクトップ♡
しかし「厄年を境に体は変わるから、あまり無理しないように」とあるお医者様に言われ、なぜかそれを忠実に守り、現在は「重いものを持つ」と言えばチタンか象牙♡
印章のチタンは象牙よりも重い♡
そんな状態ですから、餅つきなんて夢のまた夢♡
なんで参加した♡
だいたいみんな臼のある場所に集まるんですよ。
だってそこが餅つきの一番の主役ですからね。
そしてそこでは普段あまり日の目を見ることのない、日頃のトレーニングの成果が試されます。
だから自称肉体派が我こそはと、杵を奪い合います。
頑張ってね♡
ちなみにワタクシはそんな場所にいたら餅つきやらされちゃいますんでね、餅炊き釜の前で火加減を見る担当
見てるだけ♡
あったかいしね♡
当然薪をくべるなんてしませんよ。
入れすぎて火を消しちゃうからね♡
比較的年齢層の高い方々が集う、まるで焚き火のような餅炊き釜の周り。
そして案外こういう場所に、一番のベテランがいらっしゃいます。
ベテランの方のお仕事は事業継承ですから、できるだけ皆さんに体験していただき、餅つきの文化を遺すことにご尽力なさいます。
だから誰でもできる餅つきよりは、加減の難しい火の前にいらっしゃる。
ワタクシとは目的が対局♡
するとベテランの方はおもむろに、こんなコトを言いました。
「そろそろちょうどいいかな?」
そして次に、とても恐ろしいコトを口にしだしました。
「鈴木さん、餅米に芯が残ってないか味見してくれる?」
「了解しました!アルデンテじゃダメなんですね」
なんで知ったかぶりした♡
過去のブログに何度も書いてますけど、ワタクシ驚異の味音痴♡
どのくらい味音痴かと言いますと、鶏肉と魚の違いが分からない♡
奇跡的♡
しかも料理をしたことがないから、芯があるかないかなんて意識したこともない。
完全に聞く相手間違えましたな♡
でも日頃の仕事でもそうですが「できない」とは言いたくない。
邪魔なプライド♡
一口分手に取りおもむろに口に含み、ワタクシの出した答えは・・・
「あ〜まだ”ちょっとだけ”芯残ってますね♡」
”ちょっとだけ”が保険♡
当然根拠は全くありませんからね、早く誰か他の人のせいにしなくてはいけません。
そのためワタクシが味見をした約30秒後・・・
「あ〜そろそろちょどいいかも!念のため◯◯さん確認してくださいよ」
30秒の芯の残りが分かるのか♡
もちろん頼んだ相手はベテランの◯◯さん。
一口分手に取りおもむろに口に含み、◯◯の出した答えは・・・
「あーちょーどいい!ちょーどいい!」
案外分かってないんじゃないの♡
まとめ
馬鹿舌にも見栄があります。
ワタクシ人を馬鹿にするのは大好きですけど、人から馬鹿にされるのは大嫌い。
そして人間の心には思い込みという悪魔が存在します。
直前に確認した人間が自信満々に秒単位で指摘すれば、どれほど味覚に自信のある方だってノーとは言えない。
そうです!
今回の事例は、その思い込みを巧みに利用した心理戦だったワケですね♡
つまり、今回の出来事を古(いにしえ)の言葉に置き換えるなら・・・
災い転じて福となす♡
まさに火事場のクソ力♡