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技能グランプリに出場して

2017.02.15
イベントの記録

技能グランプリ出場

全青協の仲間たちと

いやはや、とっても大変なチャレンジとなりました、技能グランプリ。

日頃鈴印ではハンコは「手彫り」とうたっていますが、実際は途中多少の電気の力は借ります。

これは商品の精度と完成のスピードを上げるためですね。

そんな中今回は1から全て手作業。

内容は会社の領収書などに押されるような角印、しかも30ミリと特大。

制限時間は7時間。

慣れない作業ではないけど、日頃と全く一緒ではない。

だから色々な大変さはありましたけど、実はグランプリに対してはそれ以上に、エントリーできたことに重要な意味がありました。

 

技能グランプリに出場するまでの道のり

グランプリにエントリーできるのは限られた人のみ。

そして実際に私の場合、半年前ではエントリーすることができなかったんです。

それは出場資格、つまりは条件があったからなのです。

  • 1級技能士取得後、1年以上の実務経験
  • 技能士会からの推薦

私の場合職歴の方は問題なかったんですけど、2つ目の「技能士会からの推薦」が問題でした。

要するに各都道府県の技能士会からの推薦を受けないとエントリーできないんですが、私はこれまで栃木県の技能士会に入っていませんでした。

そして技能士会からの推薦を受けるには、技能士会会員である事が前提となります。

ちなみに技能士会ってのは、よく街中で落款の彫刻体験とか学校で彫刻体験とかってありますよね?あの体験会などを開催している団体です。

私が技能士会に入っていなかった理由は、それだけで長文になりそうなので割愛しますが、新たにどこかの団体に所属するのって結構大変。

どこの団体でもそうですよね?

確認だったり根回しだったり全員の一致だったり・・・

要するに時間がかかるんです。

でも今回多くの方のご尽力をいただき、一筋縄じゃいきませんでしたけど、なんとか締め切りギリギリで入会することができました。

お世話になった皆さん、ありがとうございました。

そして私には将来的にこの、ハンコ店の一級技能士なのに技能士会に所属していない、また逆も然りですが、その問題を栃木県の会長としてなんとかしなければいけない責務もあります。

今回のグランプリ出場は、その大きな1歩となったことは間違いありません。

グランプリ当日

覚えてますか?グランプリ前日の2/10は各地で雪。特に東海地区が凄かったらしいですね。

そのため静岡県なのにものすごく寒かった。

先に会場入りしていた仲間たちの情報を得て、寒さ対策のために途中みんなでふかふかのPタイルやらホッカイロを入手して持ち込み。

会場の床がコンクリートなんで、底冷えがすごい。だから椅子の下にPタイルを敷くと、床からの冷気が遮られて暖かいんですよ。

ま、私は中の席だったんで、あまり寒さを感じませんでしたけど、端の席なんかは寒かったらしいっすね。

そんなこんなでいよいよ本番開始。

辞書とかも持ち込み不可ですからね、当然iPhone出して写真なんか撮れず。

でも今回わざわざ、趣味のダムを見るついでに会場に立ち寄っていただいた仲間が、写真を撮ってくれました♡

実際の雰囲気はこんな感じ。

グランプリ風景

ワタクシどれか分かるかな♡

ヒントは下に黒いPタイル敷いてる♡

何人かいるけど♡

ものすごい緊張感が伝わったら幸いです。

でも実際は、私自身結構リラックスして望めてましたね。

だからきっとこの「彫る」って作業が、緊張感があるように見えるんですよね。

過去に一級技能士の試験の時は親父に「トップ取ってこい!」なんて指令がありましたから、緊張しすぎて手がプルプル震えて全然字が書けなかったですけど、今回はチャレンジャーですし、もっと言えば主催者でもなく1参加者なだけなので、普段より集中できた、そんな感じでした。

彫刻作業

なんで後ろに参加者が立って喋ってる♡

休憩中に撮ってもらったのバレバレ♡

そしてお次は本邦初公開!

ワタクシの彫ってる動画。

私自身これまで約20年くらいのキャリアがありますけど、自分が本気で彫ってる動画ってほとんど見たことなかったんですよね。

彫ってるように見えてカメラ意識したパフォーマンス彫刻でしたから、いわゆる口パク的な♡

なので本邦初公開、ワタクシの本気で彫ってる動画。

巷ではよく「ゴースト彫刻士がいるんじゃないか?」なんてまことしやかに囁かれておりますが、果たしてワタクシは本当に彫れるのか!?

とくとご覧あれ。

顔見えない♡

真相は闇の中♡ 

まとめ

今回は自分なりに強烈な意図を持って臨みました。

でもそれは本来の技能グランプリの目的とは異なります。

そしてグランプリにチャレンジすることができる方は、同じように強烈な意図を持っています。

心技体、つまり自分の「出ると決める」心、自分の「同業他者に見られても恥ずかしくない」技、そして「準備や当日、周りの協力があって出られる」体の全てが揃っていないと参加できません。

そのため心の中の様々な想いはここでは伏せて、彫り上げた作品だけを載せたいと思います。

角印

自分なりに凄いの彫れたなと満足しています。

そして自分なりに強烈なメッセージを含んでいます。

果たしてこれを10年後20年後自分で見て、どう思うのかが楽しみです。

「若いね〜」なのか「バカだね〜」なのか、「よくやったね〜」なのか・・・

今回のガチの体験をして、また色々なコトが見えました。

そして次なる目標もできました。

さてさて、また忙しくなりそうです。

今回私のグランプリ出場に向けてご協力いただいた皆さんに心より感謝します。

おかげさまで自分で今考えられる最高のハンコが彫れました。

次はあなたたちの番です♡

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一生に一度の印章だから、確かな一本を。

太陽と海と夏があればだいたいご機嫌な三代目。 日々「印」を通して、誰かの価値がちょっと上がるような仕事ができたらと考えている。 手彫りの美しさに惚れ込み、ブログでその魅力や違いを発信するのがライフワーク。 書くことも話すことも好きで、気がつけば毎日ブログを更新している。 ときどき印章の話から脱線するのもお約束。 趣味は筋トレと海と長距離ドライブ。

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