お店の外観を変えるのは、密かにとっても勇気がいります。
慣れ親しんだ景色が変わる楽しみ以上に、もしかしてお客さんに取っては前の方がよかったんじゃないか?なんて不安がよぎるもんです。
でも外観を変えられない1番の理由はもしかしてコレかも・・・
今あるので特に不便もないのに、コストを掛けて変える必要があるのか?
っていう気持ち。
何かを変えるにはどうしてもコストが掛かります。
もったいないから大切に、なんて昔からの言葉もあったりします。
そう!やらないための理由はいくらでも出てきます。
でも決めたんです。
今年は断捨離。
鈴印は創業から80年を越えています。
その間に溜まりに溜まった過去の蓄積。
一度整理をはじめても、それはまるで引越し前のアルバムのように、整理すればするほどに歴史が蘇って一旦保留♡
捨てられない♡
年月が長ければ長いほど、また先人から継承されたモノほど、決断は鈍ります。
でも決めたんです。
整理します。
それはもちろん店舗内外に及び、また企業理念や仕事内容にまで及びます。
でも進めます。
そしてそのためにはわたくしの場合、そっと後押ししてくれる絶大なるパートナーが必要です。
整理した先が自分で見えないなら、見える人の力を借りる。
とまあ相変わらず前置きが長くなりましたが、何が言いたいのかってのがこちら
サインを外してサインを新調
まずは今から約1ヶ月前の状態ですね。
そして先日袖看板を外してもらいました。
その時の詳細は以下から。
実はその時の打ち合わせで、もう1つを変えることになっていました。
それがこちらの駐車場案内板。
ワタクシが鈴印に入社する前からついていた案内板で、もちろん旧社名。
鈴印は街中にあるため駐車場に制限がありまして、でも初めて訪れるお客様からすると全部が鈴印の駐車場だと思うワケでして。
他の借主の方にご迷惑をお掛けしちゃイカんと、親父が付けたんだそうです。
それでもね、やはり違う位置に停められる方が多く、手書きのブラックボードを設置したのはワタクシ。
それ以来ほとんどの方に停めていただけるようになり、自分なりに正解?と思っておりますが、さすがに年月が経つとブラックボード自体も痛みます。
屋根がないから余計ですね。
なのでそれら全てを一新しようかと。
お店のイメージを大きく左右するサインですから、やはりプロにお願いしたい。
そんなワケでまたしてもこちらの御仁にお願い致しましたよ!
カケラデザイン吉田貴彦社長
もうね、お店のイメージに関しては彼に全て一任。
全てをトータルでプロデュースしていただけますからね、鈴印を更に未来に引っ張ってくれるワケっす。
もちろん仕事は几帳面すぎるほどに丁寧。
もちろん雑巾だって持ち込み。
しかも綺麗♡
まあ確かに「ここ拭きますね」って言われて、汚ったねー雑巾出されても困りますしね♡
丁寧に包装された新しい案内板をこれまたとても丁寧に開封。
プロの仕事って、例えば料理人さんの手さばきをカウンター越しに見ていると手際の良さに感動するじゃないっすか?それと一緒。
包装1つ開けるにもとても手際よく、素人が手を出せる隙がない。
さすがです。
そしてこれまた丁寧にコーキングし、微妙な傾きを慎重にチェック。
あっという間に完成!
邪魔だからどいてくれないかな♡
一応アップで気持ちも写真も撮り直しますと
非常に分かりやすく一新。
ベースの色も目立つようにブラック。
以前のと比べても一目瞭然で分かりやすくなりました。
今回もまた鈴印のイメージを新しい形に向けていただき、ありがとうございました。
最後に
親父がいた頃から鈴印を知る周りの方々から「カケラさんと組むようになってから劇的に変わってきたよね」という言葉をいただきます。
何かをちょっと変える。どこかをちょっとだけ動かす。
それだけでも雰囲気はガラリと変わるものです。
一歩間違えれば台無しになりますが、彼にお願いすれば心配ご無用。
そういえばカケラデザインさんの社名の由来を聞いたことを思い出しました。
WEBサイトに記載があるので一部転用。
この世にあるものは何かの「カケラ」から成り立っています。 人や物、そして感情が、いくつもの「カケラ」によって形成されているのです。
私たちの活動が、豊かな社会創りの「カケラ」になればと想い 「カケラデザイン」が生まれました。
まさにですね。
もちろんまだまだこれからです。
なくすモノ・足すモノ・変えるモノ
鈴印も時代に合わせて変化していかなければなりません。
古き良きを腹におさめて、まだ見ぬ未来へ進んで行きましょう。
動いた先にしか輝ける未来はないのですから。