本日3月2日は、私の親父の命日でした。
今から5年前に親父は亡くなりました。
そんな日だからこそ、どうしてもご紹介したい方がいらっしゃいます。
なぜなら誰よりも私の親父を慕って頂き、親父の教えを未だに守られ、そして決してこの日を忘れない方だからです。
株式会社アレックス 代表取締役 青木謙樹様
鈴印のOA機器は全てこちらの方にお願いしています。
日頃はアレックスさんの超一流のスタッフさんでもあり、チーム鈴印にも巻き込んでいる高買さんに日頃のOA機器の悩みは全て解決して頂いておりますが、今回ご紹介しますのはそちらの社長様。
私が高買さんを引っ張り回していられるのも、全てはこの社長様のおかげ、いやいや社長様と家の親父のおかげと言っても過言ではございません。
それではご紹介しましょう!
株式会社アレックス 代表取締役 青木謙樹様
青木さんと鈴印の関係はとても長く、お付き合いはじめは私がお店に戻る以前から。つまり私の両親がバリバリだった頃。
バリバリだった頃をご存じというコトはつまり、親父が一番怖かった頃を身をもって体験された方のお一人です。
親父は気に入った方には特に厳しい面がありましたので、青木社長もそういった意味ではご苦労?をなさったのかもしれません。
そんなご苦労なさったにも関わらず(笑)未だに親父を想って頂けるコトをとても嬉しく思います。
だからこそ、もしかすると私より親父にまつわるエピソードは多いかもしれません。
そんな青木さんのハンコにまつわるエピソードの1つに「ハンコは誰にも押させない」というのがあります。
それは代表印だけに止まりません。認印代わりの角印も、ましてや横判と言われるゴム印まで、1つ1つ全て青木社長が直接捺印されます。
全てに捺印されるのは大変な労力が必要です。私が思うに真っ直ぐ鮮明な完璧な捺印は「書」を書くのと同じ位集中力が必要です。でもそれだけに完璧に判が押された書類から想いが伝わります。
アレックスさんから発行される書類には全て緊張感が漂います。OA機器のお取扱いがメインのご商売ですから、捺印した印影をスキャンして書類に取り込むなんてお手の物です。なのに敢えて1枚1枚押されます。
1枚の書類の中にたった1つ、印刷ではなく直接力を込めて手で押された印影があることで、どれほどその想いが伝わるコトか。
それも「お父様から教わったこと」と青木社長は言い切ります。
しかしそれだけではなかなか続かないと思うんです。全ては青木社長のお客様に対する熱い想いがその根源にあるような気がしてなりません。
青木社長は優しい人?怖い人?
青木社長をご存じの方は、極端に印象が真逆だと思うんですね。
ある方は「とても優しそうな好青年」またある方は「とにかく怖い人♡」
正解は私はよく存じております。
だって鈴印では青木社長のコトを密かにこう呼んでおります。
親父の生き写し♡
私の親父も一方で「とても優しそうな社長様」なんて呼ばれておりましたからね〜
身内からしたら鬼ですよ(笑)確かに一本筋は通っていましたけど、傍若無人の塊のような言動の数々でしたからね。昨日は機嫌がいいから「白」と言ってたモノを、翌日はめっちゃ不機嫌で「黒だろ!何考えてんだ!」なんて平気で怒鳴り出す始末♡
おっと、いつの間にやら親父の愚痴に♡
青木さんもそっくり・・・かも♡
でもお二人に共通するのは、もの凄い熱さを持ってる部分です。
熱があるからなんだかんだあっても、付いていきたくなるんですよね。
おまけに情にはとにかくもろいですし。
厳しさは優しさの裏返し、私も青木さんに怒られたら一人前かな?なんて密かに思っております・・・
冗談ですよ♡
鈴印新聞はアレックス通信のモノマネから始まりました
鈴印でも年に数回、季刊誌を発行しております。
それが鈴印新聞と呼ばれるアレですが、実はコレってアレックスさんが行っていたアレックス通信を丸パクリしたモノでした。
どの位パクったかって言いますと、最初はアレックス通信の元データを頂き、文章と写真を差し替えただけ♡
パクりすぎ♡
でもさすがに本家本元には遠く及びません。だって鈴印新聞はまだvol.5なのに対し、アレックス通信は驚きのvol.65!
もはや本♡
ですから、密かにこっそり全シリーズをスーパーコンプリートで大切に保管しております。
だって全てにヒントが満載ですモン。
どっかにパクれるネタないかって♡
そういえば季刊誌に止まらず、今度は新聞に掲載されるそうですね?
3月8日の下野新聞にご出演なさるんですって!さすがでございます。
モチロン私も要チェケラッチョ♡
命日だからこそ未来の話を
私は密かに青木さんとお会いする時はいつも緊張感でいっぱいです。
なぜなら親父の教えを受けた大先輩だと考えているからです。だから常に「先代が言ってたコトちゃんとできてねーじゃねーか!」なんて怒られないように、細心の注意を払いますよ、そりゃ。
でも実際お会いするといつも、とても大きな心で迎え入れて頂けます。
そして今日も、未来の話題に花咲きました。
命日だから当然親父の話にはなりますが、実はその中に商売の核心が詰まってるように感じました。そして話題は未来に移ります。
お互いに会社をあーしたい、こーしたい。鈴印の今後を占う上でも貴重なアドバイスを頂くことも出来ました。
最後に「お客様のためになることをしよう!」それを大切にまた発展させようと約束し、それぞれの仕事に戻りました。
青木さんとお話すると、やはり親父の話題になります。
だから私に話してくれた親父の言葉を思い出します。
「全国に名だたる大企業はネームバリューは確かにあるけど、社長が変わってスタッフが変わったらあんた誰?って扱いになっちゃう。なんか寂しいよな?でもその点アレックスさんには青木さんがいる。だから大丈夫。青木さんに頼んだら、必ずなんとかしてくれる。俺はアレックスさんから買ってるんじゃない、青木さんから買ってるんだ。言ってる意味分かるよな?商売の基本だぞ。」
私が心から頼る方は、親父が心から頼っていた方でもありました。