GW、みなさんもあちこちにお出かけされ、様々なドラマが生まれたことと思います。
我が家も御多分にもれず、またしても小さなドラマが生まれました。
最近こちらのブログにも書いてますが、長男のブレイブボード熱に合わせるようにワタクシもスケボー。
でもさすがに毎日となりますと、飽きっぽい我が血筋はお互いに飽きます。
長男は再び自転車熱が再燃。
気がつけばBMXデビュー。
まあ相変わらずの運動神経と負けん気の強さで、どう見てもそこでは一番小さいくせに周りの年上の子たちをガンガンと追い抜いていく様は頼もしくもございました。
しかし本日の主役はその長男ではございません。
その間、影に隠れているように思えた次男のけいちゃんがやってくれました♡
けいちゃん捜索大作戦♡
どちらかと斜に構える長男と違い、けいちゃんは人懐っこいです。
すれ違う全ての人々に「こんにちは〜」と挨拶をし、リアクションがあると飛びついていきます。
親が言うのもなんですが、誰からも愛される男、それがけいちゃんです。
ところがそんなけいちゃんにも弱点があります。
それは・・・いなくなっちゃうコト♡
いなくなっちゃうのが日常茶飯事ですから、遊びに行ってもいなくて当たり前。
最初は「大変だ」と焦るも、人間は慣れます。
「またか」
その日はちょっとだけ勝手が違いました。
車のトランクが半ドアのまま開閉できなくなり、ディーラーも休みで自分でなおさざるを得ないワタクシ。
そしてそんな日に限っていつもの公園ではなく、久々のだだっ広い公園。
夏には100万人訪れるあの公園♡
「今日は二人で自転車乗ってきなよ。けいちゃんはお兄ちゃんに付いて行ってね。」
と車に意識のあるワタクシは長男に丸投げ。
と別々の方向に走り出す♡
やはり♡
しばらくして車も治り、ようやく子供たちの動向が気になり出すワタクシ。
すると間も無く長男の姿が。ホッとしたのも束の間。長男はこう叫びます。
「けいちゃんがいなくなったー!」
その言葉を皮切りに、緊急けいちゃん捜索隊結成。
まず隊長役でひと揉め♡
そして長男の指示のもと、付いていくワタクシ。
隊長役取られたのか♡
ちなみに長男は自転車で、ワタクシは徒歩。
言われるがままに探すも、全く気配すら見当たらず。
最初は余裕をかましていたワタクシも、30分を過ぎても見つからず徐々に不安がよぎってきます。
3歳児に行方不明になって・・・のニュースが脳裏に浮かぶわけですよ。
そろそろなんらかの対処法を考えないと。
よく人は情報がないと不安になると言われます。
そうだ!誰かに聞こう!
まずは思いついて最初の中年のご夫婦に
色々なコトが想像されます。
どうやったらあのだだっ広い公園を、最短ルートで探し出せるか。
そうか!
みんなに聞けば、我々が子供を探しているコトが知れ渡り、協力者を増やせる。
そしてワタクシと長男がドラマで見るように「けいちゃ〜ん」って声をかけると、その他の人にまで伝わる。
そう思い長男にこう指示します。
「あっち見てきて。それで『けいちゃ〜ん』って言いながら探して。」
まずは見本を見せないといけないと思いワタクシも「けいちゃ〜ん!」
それを真似て長男も大きな声で呼びながら探してくれました。
ところがここで予期せぬ事態が。
天真爛漫なけいちゃんと違い、ちょっとだけシャイな一面を持つ長男・・・とワタクシ。
誰もいないところでは大きく名を呼べますが、誰か人影が見えると同時に・・・恥ずかしくて黙る♡
意味ないじゃん♡
それでも片っ端から声を掛け居場所を聞いていると、徐々にけいちゃんの進行方向が見えてきます。
とにかく先に先に進んじゃってるようです。
今頃どこかに止まって泣いてるんじゃないだろうか?
その頃時間は1時間を過ぎ色々限界に達してきましたので、おもむろに長男に提案します。
「探してくるから自転車貸して。でお前は駐車場まで戻って待ってて。」
そこから目一杯自転車を漕ぎ足に乳酸がたまるのを感じ出したその頃。
・・・向こうから笑顔で走ってくるけいちゃん♡
泣いてないんかい♡
なにやら背中に葉っぱをいっぱい付けた状態で、けいちゃんは笑顔のまま一言。
「あっちでおばちゃんに助けてもらったー」
するとその向こうから最初に行き先を教えてくれたご夫婦の奥様が、一緒に歩いてきてくれていました。
「よかったーパパいたね。」そんな言葉と共に。
最初に話を聞いて気にしてくれていたんですね。
一周できる公園なんでワタクシたちと逆走だったため見つかり、そのままずっと一緒に探してくれていたようです。
いや人に心から感謝するってこういうコトなんだなと、つくづく感じました。
しばらく話をし感謝の言葉を申し上げ長男の待つ駐車場へ。その道中ではまるで凱旋帰国さながら。
沿道みなさんから「おめでとう〜」のお声を掛けていただき笑顔で答えるけいちゃん・・・とワタクシ。
しっかり管理しとけ♡
最後に
本当2人に頼もしさを感じた一日でした。
ちゃんとワタクシとチームを組んで、責任を持って動いてくれた長男。
そしてどんな環境でも人懐こさ全開で、みんなに愛されるけいちゃん。
それぞれが不安いっぱいだった中、誰一人泣き言を言わず、楽しんだ休日。
またそんなトラブルを物ともせず・・・
「もう帰ろうよ〜」
泣き言親だけ♡
これからさらに日没が遅い♡