連休明け、まだまだ完調には程遠いので、ゆるりとしたお話でご了承くださいませ。
自転車に乗る気がない男♡
前にブログに書きましたけど、次男の誕生日に塗り直した自転車をプレゼントしました。
結果的に「こわいから」の理由で、残念ながらその日は乗ってくれませんでした。
あれから約5ヶ月の月日が流れましたが・・・いまだに興味すら湧いてくれないようです(涙)
次男の特性なんでしょうか?
基本的にはどんな指示でも流動的にうまいこと流します。
だけどこちらからの誘いには絶対にのってきません。
「もう自転車乗れるって、乗ってみようよ!」
なんて誘っても
「こわいから」「あぶないから」
色々難癖つけては断ります。
要するに押し付けられるのを極端に嫌うんですね。
なのでこちらで用意した自転車、しかも長男が得意とする自転車ですから、絶対のそのフィールドには入りたくない。
気持ちはなんとなく分かります。
ところが、自分で興味を持った時だけは、別人のようにガンガン進みます。
自転車に乗れないくせに、バイクに挑む
お盆休み中は紆余曲折の後、2日間続けてツインリンクもてぎに行くことになりました。
一般的な遊園地とココが大きく異なるのは、自分で運転する乗り物があること。
モビパークにはそれこそ多種多様の乗り物が溢れ、大人でも楽しい。
振り返れば次男も小さな子供が1人で乗れるぶんぶんスクーターで、自分で操作する楽しみを覚えました。
だから一般の遊園地にある乗り物など余裕綽々。
初日は遠慮がちだった彼も、2日目になると積極的に意見を言い出します。
「あれ乗りたい」「これ乗りたい」
お盆休みで超絶混んでますから60分待ちとかは避け、比較的空いてるアトラクションを探します。
でもよくよく見回してみると、空いてるのって結構微妙なヤツなんです。
混んでるのは誰でもある程度簡単に楽しめるものに対して、空いてるのはフリーライド的な乗り物。しかも小学生の長男には物足りなく、幼稚園の次男には難しい、そんな微妙な内容。
だから2人ともマッチしないな?と思って選択肢から外れていたある乗り物に、突然次男が興味を示しました。
「あれ乗りたい!」
それはモトツーリングと呼ばれる、ポケバイのように操作する小型バイクでした。
長男は楽勝なのが分かるレベルです。ただ次男にはどうか?
だって自転車すら乗れないのに、アクセルひねるバイクなんですから。
そんな親の心配をよそに迷わず列に並ぶ次男。そして係の方は次男にこう問いかけました。
お兄さん、自転車には乗れるかな?
次男は昔から顔色を変えずに嘘をつく特性があります。
普通は一瞬ためらいます。
でも彼は違う。迷わないんです。
しかもどっちが正解かを瞬時に見極めます。
親としては複雑な思いでしたが、本人の「乗りたい」を優先させたい。
だからここはあえて、全く顔色を変えずに次男に同意して・・・頷く♡
最低限自転車に乗れないと難しいようなので、ちょっと乗って無理なら諦めるだろう。
係の方も次男の最初の動きを見て、なんとなく勘づきます。
ワタクシにこっそり「練習してみますけど、もしかして難しい場合は乗れないこともありますのでご了承ください」
ところが、スイッチが入った彼は無双です。
自転車の時は、一漕ぎして「むりー!」だったのに、ふらふらしながらも徐々に掴んでいきます。
そして5分もしないうちに、ここまで乗りこなしました。
相変わらず謎だらけ♡
最後に
上の練習走行で無事合格をもらい、次はいよいよ本コースです。
ところがいつになっても動く様子がありません。
そしてなぜか係の方がワタクシの方にやってきました。
多分係の方は理由が分からなかったんだと思いますけど、ワタクシはその瞬間理由がはっきり分かりました。
きっとこんな会話だったんでしょう。
じゃあ今度はあっちのコースに行ってみようか?
誘いにはのらない♡
その癖興味のあるときはガンガン進みます。
終わってヘルメットやプロテクターを外し、出口で待つワタクシのところに来るなり興奮した表情でこう言います。
もう無茶苦茶です♡