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【デッドストック】上品な「日輪」と呼ばれる横目象牙です

  1. 印材
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【鈴印デッドストック】は、歴史ある店舗様において眠っている希少かつ状態の良い素材のみを厳選し、特別価格にてご提供する新しい試みです。
品質には徹底的にこだわり、信頼関係の元に譲り受けた最高級品のみをセレクトします。

鈴印オリジナルの取り組みマスターピースとデッドストック、振り返ると5年の年月が経過しました。
みなさまのご愛顧のおかげさまをもちまして、商品ランナップも増えてきました。
その間にページ構成や文章だけでなく、写真や動画なども変わってきました。
そのため最近では、過去の投稿を中心に今の型でリライトしていますので、新たな魅力を見つけていただけたらと思います。

2022年8月8日に公開したブログですが、文章だけでなく写真や動画合わせても2023年9月1日にリライトしました。

上品な「日輪」と呼ばれる横目象牙です

現在、鈴印のサイトには多くの横目材が掲載されています。
こちらの商品は、その中で最も模様が薄いのが一番の特徴です。

まず一般的に「日輪」と呼ばれる横目象牙には、いくつかの種類があります。

1.横目(模様が薄い)
2.横目(模様が濃い)
3.横目芯持(模様の中心に芯がある)

今回の商品は、1になります。
2と3はあまりにも希少価値が高く、それに伴って価格も跳ね上がってしまいます。
対してこちらの商品は模様が薄めなため、2や3と比べると今後も入手することは可能です。

以下の写真は、左が1で右が3。

比較するとここまで差がありますが、別の角度から見るとイメージは全く違います。

この微妙に浮き上がる雰囲気が上品と感じられる方もいます。
一見普通の象牙だが、よく見ると深みのある模様が浮き出ている、そんな隠れた気品が1番の特徴です。

 

横目とは
通称「日輪」と呼ばれる横目芯持は、最高級の素材を探す中で、一度は耳にした方もいるかもしれません。
象牙の持つ、素材の美しさを最大限に引き出した印材です。
通常象牙は、牙と平行(縦目)に取り出していきます。
これは数を多く、また均等なランクを維持するために必要なのですが、こちらは芯を中心に垂直(横目)に取り出した贅沢品。
日輪の名前の由来は「太陽の輪」に似ているか、輪を結んで縁起が良いとされています。

横目は彫り手の技術を問う
あまり知られていませんが、日輪は彫り手の技術を最も問います。
繊維が横に寝ているため、彫刻も困難を極めます。
木で考えると分かりやすいのですが、一般的な縦目は輪切りの断面に彫刻するため、繊維が立っていて彫りやすい。
また立っているからしなりが出るため、外からの力にも耐える力が強いんですね。
対して横目は、繊維が寝ているため、わずかな力でも剥がれてしまいます。
そのため熟練を極めた職人でも、慣れが必要になるのが横目の彫刻になります。
私自身は修行時代に数多くの経験をさせていただいたため、この横目の攻略法を自分なりに見つけました。
通常より刃物の角度を薄くし、コントロールが難しいほど鋭角な刃物を使用します。
また極限まで研ぎ澄まされていないと剥がれが起きてしまうため、研ぎたての刃物でしか太刀打ちできません。

印面サイズは18㎜と16.5㎜の各1本づつになります

今回の2本はいずれも先代が購入したものですので、当時の価格とさせていただいています。
また同程度の横目材は、今後も新たに入手が可能と聞いています。
そのためソールドアウト後はお値段も上がってしまいます。

この横目は写真で撮るのが非常に難しいです。
そのため動画も撮りましたので、合わせてご覧ください。

 

最後に

先代も非常に自信を持ってオススメしていた日輪シリーズも、いよいよ2本を残すのみとなりました。
昔のものほど質が高いのにお安い。

改めて多くの方のこの商品の魅力をお伝えしたいと思いました。
共感していただける方がいらっしゃいましたら嬉しい限りです。

 

象牙(横目)実印の購入はこちらから

 


マスターピース・デッドストックとは

【鈴印マスターピース】は、鈴印の長年の歴史に裏付けられた至高の傑作たち。

印章の素材のほとんどは天然材です。
天然であるということは一定でない、つまり品質には大きな個体差があるとも言えます。
個体差を知る例として、こんな話もあります。
最高級のレザーは最初に王室、次にヨーロッパのスーパーブランドに卸されるのはご存知でしょうか?
そして残ったレザーが次に、一般市場に出回るのです。
つまり本当に良いものは、長年の歴史の積み重ねによって流通経路までも決まっています。
逆に言えば、それらを後発として入手することは非常に困難です。

私たち鈴印は長年に渡り、特別に良い素材のみを集めて参りました。
その結果として、優先的に優れた素材が集まるようになりました。
そしてそれらは専用セラーによって、厳重に保管されています。

マスターピース
傑作・名作

マスターピースはこちらから

 

【鈴印デッドストック】は、歴史ある店舗様において眠っている希少かつ状態の良い素材のみを厳選し、特別価格にてご提供する新しい試みです。
品質には徹底的にこだわり、信頼関係の元に譲り受けた最高級品のみをセレクトします。

印章店においての素材は、その店のこだわりです。なぜならその店主が惚れ込んで手に入れた特別な品々だからです。
ところが諸事情により、眠ってしまっている宝物のような素材もこの世にはたくさんあります。
そういった全国各地の眠っている宝物に再び光をあて、みなさまに届けることができないか?
つまり良い品と、それを欲するお客様の橋渡しをするのが、鈴印デッドストックです。

デッドストックはこちらから

 

 

 

 

鈴印

〜印を通してお客様の価値を高めたい〜

鈴木延之
代表取締役:株式会社鈴印

1974年生まれ。
A型Rh(+)

1932年創業、有限会社鈴木印舗3代目にして、現プレミアム印章専門店SUZUIN代表取締役。専門店として、印章(はんこ)を中心としたブログを毎日発信。本業は印章を彫る一級印章彫刻技能士。
ブログを書き出したきっかけは、私の親父が店頭で全てのお客様に熱く語っていた印章の価値や役割そして物語を、そして情報が散見する中で印章の正しい知識を、少しでも多くのみなさまに知っていただきたいから・・・
だったのに、たまに内容がその本流から全く外れてしまうのが永遠の悩み♡

一級印章彫刻技能士
宇都宮印章業組合 組合長
栃木県印章業組合連合会 会長
公益社団法人全日本印章業協会 ブロック長

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