子供たちの成長とともに、休日に過ごし方もだいぶ変わってきました。
以前は基本的にワタクシが行き先を考え、そこにみんなで一緒に行く流れでした。
その経験が増えてくると、今度は子供たちからも提案が出てくるようになります。
まあ1馬力で出てくるアイデアなんてたかが知れてますから、最近では子供たちからの提案が楽しみでもあったりします。
そして今回の主役は長男です。
スケボーの大会に参戦
長男が横ノリスポーツをスタートしたのは6年前でした。
「あれ、やってみたい」と始めたのがブレイブボード。
あっという間に乗りこなし、ワタクシ的にも才能を感じたものでした。
同時にワタクシはスケボーをはじめ、逆に全く才能がないことを痛感し、しばらくして乗る気すら起きない^^;
そんな長男は2年ほど前からでしょうか?
今度は友達と一緒にスケボーに変更し、そこからは恐ろしいほどのめり込んでいます。
毎日毎日滑ることができる場所を探し、時には笠間まで連れて行けと言われ、そこでは仲間ができワタクシ完全にアウェー感。
まあそんな姿に頼もしさを感じてもいました。
そしてついに大会デビューです。
日曜日にしては早く起こされ、いざ会場へ。
続々終結する参加者の顔ぶれを見ると、揃いも揃ってみんなイカつい♡
非常に個人的な意見を言うと、最近は街中ではパッツンヘアーにダボダボの服を着た色白い若者を多く見かけますが、別世界を感じるのは歳のせいだと思っていました。
ところがここに集まっているヤンチャな連中には、何やら強烈にシンパシーを感じ「いたんじゃん!」なんて嬉しくもなりました。
他のスケートパークでも感じたことですが、イカついのに本当に礼儀正しいんで、本当人間的に魅力を感じてしまいます。
いざメイク
今回のエントリーは奥様任せだったため詳しいレギュレーションはわからないのですが、ある程度レベルによって分けられている模様。
初めてのことでドキドキするワタクシを横目に、そのイカつい連中に「こんにちは〜!」なんて笑顔で挨拶し、あっという間に溶け込む長男。
大会スタートまで会場は自由開放で、好きだだけ練習し放題。
ワタクシ的には10回もオーリーの練習をするだけで、疲れて乗る気すら起きないのですが、本当どいつもこいつも化け物です。
2時間くらい練習していたんじゃないでしょうか?
そしていよいよ本番です。
4人1チームになって順番に滑り、その中で一番上手い選手が次のステージに行く流れ。
他の参加者全員が固唾を飲んで見守る中でのメイク。
こんなの誰だって緊張しますわな^^;
でもこのイカついヤンチャな連中が超優しいのです。
選手が失敗した時は残念な声で共感を、そして見事にメイクを決めると大歓声が湧き起こるのです。
いやー本当、鳥肌ものでした。
そしていよいよ長男の番です。
練習中は硬さが見られたのですが、本当彼は本番に強い。
トップバッターでワタクシの予想を遥かに超える速度で勢いよく滑りだし、完全にカメラ間に合わず(^_^;)
メイクもなんとか決め、会場からの歓声も受けている姿に、またしても鳥肌のワタクシ。
このチームにはかなりのベテラン選手も混じり、惜しくも次のステージに進むことはできませんでしたが、それはまた次回の楽しみにすればいいのです。
一緒に観戦していたパパ友とも話していたんですが、この衆人環視の中でプレーする緊張感を味わうことに価値があります。
普段できるのに緊張するとなぜか体が動かない。
それって数をこなすしかクリアすることができませんから。
でもその中でやり遂げた達成感もまた、本人しか味わえません。
どんどん魅力的になっていく姿は、これ以上ない喜びでございました。
とはいえ、順位発表を親としては少し残念な気持ちで見ていると、そこからやってくれました。
「そこどいてください」
なんて司会の人たちに避けてもらってスペースを作ります。
「やばっ、あいつ何かやろうとしてる」
慌ててカメラを構えるも間に合わず・・・
左上の表彰台からスケボーで飛び降りやがった^^;
会場は割れんばかりの歓声です。
やられました♡
最後に
ワタクシは他2人もいるため早々に帰らせてもらい、電動のシャボン玉で遊ぶ午後。
いやー良い1日でした。
ちなみにこの時は長男が会いたかったプロスケーターが来ていたようで、最後にサインをもらうと、競技は終わってもひたすら待っていたようです。
結局帰宅は21時。
奥様お付き合いお疲れ様でした。
でも本人は開口一番・・・
「12時間もスケボーできちゃった!」
ワタクシ的には「好きなこと、やりたいことを見つけられる人になってほしい」そんな思いがあるので、最高に嬉しい言葉でした。
一体どこまでいくんだろう?
無限の可能性を応援していきたいと思います!