インド象の象牙とは?
インド象は、アフリカ象とは異なり、牙が小さく、独特の黄色味を帯びた艶を持つのが特徴です。
かつては日本の象牙産業において「唐方(とうかた)」と呼ばれ、高級印材や彫刻品に使用されていました。
印材の特徴
- サイズ: 長さ60mm / 印面サイズ 15mm
- 品質: 上上品質(上から3番目のランク)
- 特徴: 適度な粘り気と固さがあり、彫刻がしやすく、捺印した際の印影が鮮明
- 色味: アフリカ象の純白とは異なり、温かみのある黄色味を帯びた艶やかな質感
本商品が特別な理由
- インド象の象牙を使用: もはや市場にはほとんど出回らない、極めて希少なインド象の象牙を使用。
- 1本限定: 今回ご用意したのは、まさに一点物。今後、同じ品質のものを入手することは困難です。
- 国内最高峰の職人技による仕上げ: 印材の品質はもちろん、加工技術も国内最高峰の職人が手掛けたもの。
商品のさらに詳細は動画をご覧下さい。
仏教とインド象:日本文化との繋がり
仏教発祥の地であるインドに生息し、仏教において重要な象徴的存在です。そ
の歴史的・文化的な背景は、日本文化にも深く影響を与えています。
仏教が伝来したことで、インド象は知恵と力、そして感謝の精神を象徴する存在として日本に受け入れられました。
- 普賢菩薩と象: 仏教における普賢菩薩は、知恵や慈悲を象徴する菩薩であり、その乗り物として描かれる象は力と安定を象徴します。特に普賢菩薩が象に乗る姿は、忍耐力と調和を表現しており、象の穏やかな性格と力強い歩みがその象徴性をさらに高めています。
- 仏教の教えと「いただきます」の精神: 仏教の教えには、「命をいただく」という深い感謝の思想があります。この精神は日本の「いただきます」という挨拶にも強く反映されています。特に象牙を使用した製品は、素材そのものが命の一部であることを思い出させ、仏教の教えを実感させるものです。
- 仏教と象の文化的背景: 仏教では象が「八大吉祥」の一つとして重要視され、幸運や繁栄、忍耐、安定の象徴とされています。また、釈迦が母親の夢の中で白い象に乗って現れたというエピソードは、象が仏教教義において特別な神聖性を持つことを示しています。
このように、インド象と仏教、そして日本文化は深く結びついています。
象は単なる動物ではなく、仏教の教えや日本文化の中で知恵、力、感謝、そして神聖さの象徴として特別な位置を占めています。
象牙印鑑の価値
象牙の印鑑は、ただの実用品ではなく、所有すること自体にも価値があるものです。
象牙はその美しさと耐久性により、古来より最高級の印材として評価されてきました。
納期と購入について
- 納期: 通常1週間程度 / イメージチェックありの場合2週間程度
- お急ぎのお客様への対応も可能
- 象牙材の国内在庫により、サイズやランクによって価格変動の可能性があります
- 本商品は1本限定です
当店は特別国際種事業者(象牙製品等取扱事業者)として、環境省および経済産業省の登録(登録番号 T-3-09-10013)を受けており、種の保存法に基づいた適正な管理のもと象牙印鑑を取り扱っております。
まとめ
「幻の象牙」とも呼ばれるインド象の象牙を使用した印鑑。
市場に出回ることがほとんどない貴重な素材を、国内最高峰の職人技で仕上げた逸品です。
印鑑は、長く使うほどにその価値が増していくもの。
ぜひ、この特別な機会に、唯一無二のインド象の象牙印鑑を手に入れてください。
追加情報
当店では過去に芯持ちのインド象を納品した実績もあり、その品質の高さには多くの評価をいただいております。
また、ご希望の品質やサイズに応じた提供が可能な場合もございますので、特別なご要望がございましたらお気軽にご相談ください。