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AIの迷いと人間の迷い・・・

勝手にノウハウ

生成AIが登場したおかげで、社内のデータDXも自分でできるようになりました。
そして毎日使っていると、生成AIでもそれぞれ個性があることがわかってきます。

例えば、ChatGPTは新しいスレッドを作っても話をまたいで理解してくれるので、ChatGPTという人と話している感じ。
一方でGeminiは、チャットを切り替えた瞬間にまったく別の人格になるので、チャットごとに新しい担当者と話しているような感覚です。
なので相談する際は、実際の人間でも問題によって相手を変えるように、生成AIも、概念的なことはChatGPTに、専門的なことはGeminiにってな感じで変えております。

その上で今回はDX(デジタルトランスフォーメーション)なので、専門家(Gemini)に相談しておりました。
ところが、今回スプレッドシートの整理をしていて、無敵のはずのGeminiが混乱し、こちらも混乱し、そしてまたAIがさらに混乱する(^_^;
そんな地獄絵のような体験となりました。

その上で、AIと人間が一緒に作業するとはどういうことか?を思いがけず理解できることになったのです。

1. 発端:止まる処理と不自然な“瞬殺”

今回Geminiにお願いしていたのは、スプレッドシートの大量データをきれいに整理する作業でした。

ところが実際に動かしてみると、なぜか途中で止まってしまいます。
「あれ?」と思って確認すると、空欄の行に出会った瞬間、なんか知らんけど勝手に処理をやめてるんですよ。

さらにややこしいのが、別のデータのときは「かなりの件数があるはずなのに、処理が一瞬で終わる」という摩訶不思議。
どう見ても正常ではなく、ここから長い長い修正作業が始まりました。

2. 修正のはずが、AIの混乱が始まる

最初は単純な話だったんです。
空欄の行が来ても止まらないように、動きを少し調整するだけ。
ところが、それをAIに頼んだあたりから、少しずつ様子がおかしくなっていきます。

ひとつ修正すると、別のところが動かなくなる。
直したと思えば、また別の不具合が顔を出す。
ちょうど家のどこかを修理すると、別の場所がギシギシ鳴り始めるような、あの感覚に近いものがありました。

極めつけは、AI自身が混乱してしまったのか、本来触る必要のない項目まで書き換えてしまい、正常だった部分が突然まっさらになってしまう現象です。
こちらが「余計なことすんな!」と言うほど“暴走”も発生(^_^;

でも私も詳しくは分かりませんからね。
そのたびにGeminiの指示に従って「初期化 → 貼り直し → 実行 → 結果の報告」という作業を淡々と繰り返すしかありませんでした。

3. ようやくたどり着いた“ちゃんと動く版”

何度もつまずき、何度もやり直し、気づけばもう夕方。
ようやく全ての条件をくぐり抜けて動く、“ちゃんと動く版”にたどり着きました。

そのときに出てきた件数が、これまでの体感とぴたりと一致。
長年のデータのうち、本当に必要な分だけが残る、納得のいく結果になりました。

その瞬間は、Geminiと二人三脚でゴールテープを切ったような、ちょっとした達成感すらありました。

4. なぜAIは混乱したのか?

一段落した後、Geminiに聞いたんですよ。
「どうしてこんな単純なミスを繰り返すの?」って。

するとGeminiは、意外と人間らしい答えてきました。
「私は完璧ではなく、複雑な修正が続くと情報が渋滞して、“うっかりミス”が起きやすくなるんです」

これはなかなか興味深い答えでございました。
AIはなんでも屋さんではなく、あくまで確率で動く存在。
処理が複雑になるほど情報の取り回しに負荷がかかり、文脈を取り違える。
つまり、人間でいう「焦って手順を飛ばしてしまう」のと似た状態が起きるようなんですね。

結論:AIは“完璧な代わりに”ではなく、“相棒として”使う

今回の経験で、あらためて感じたのは、AIはやはり万能ではないということです。
ですが、ミスをするからこそ、私たちのサポートが必要になります。
そしてその関係性こそが、人間とAIの協働を成立させているようにも思います。

今回学んだポイントは、次の3つでした。

1. 一度にたくさん頼まない
複数の修正を同時に投げるほど、AIは混乱します。用件はできるだけ小さく分けて伝えるほうがうまくいきます。

2. 途中で「今どこを直しているのか」を確認する
話題がごちゃつき始めたと感じたら、一度立ち止まり、「今はどの部分の修正をしているのか」を整理してから続きを頼むことが大切です。

3. 結果は丁寧にフィードバックする
原因まで分析する必要はありません。「こうなった」「ここで止まった」と事実だけを伝えれば十分です。その情報をもとに、AIは次の一手を考えてくれます。

AIは間違える存在です。でも、間違えるからこそ、一緒に作業ができるのかもしれません。
今回も、振り返ってみると、学びある味わい深い体験でございました。

Geminiもまだまだですな♡

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一生に一度の印章だから、確かな一本を。

太陽と海と夏があればだいたいご機嫌な三代目。 日々「印」を通して、誰かの価値がちょっと上がるような仕事ができたらと考えている。 手彫りの美しさに惚れ込み、ブログでその魅力や違いを発信するのがライフワーク。 書くことも話すことも好きで、気がつけば毎日ブログを更新している。 ときどき印章の話から脱線するのもお約束。 趣味は筋トレと海と長距離ドライブ。

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