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正札を、チョッと変えるだけで、イメージがグッと変わる

鈴印の舞台裏

お店のショーケース。
主役はもちろん商品ですが、その横にそっと添えられている「正札(しょうふだ)」の存在を意識したことはありますか?

先日、鈴印では、この正札を少しだけリニューアルしました。

もちろん毎回この小さなスペースにいろいろな想いをこめているんですが、実際に店頭に置いてお客様とやり取りするうち、なにかとつじつまが合わない部分が出てきます。
そして、その都度少しづつカスタムをしています。

そんなとき、これまではあくまで感性だよりだったものから、最近ではこんな相談もGeminiにしています。

「お得さ」よりも「分かりやすさ」を選んだ理由

例えば限定フェア期間中などは、販促として「セットで割引」という表記を入れていました。
なんですけど、いざ運用してみると、思わぬ誤解を招くことが多々(^_^;

一番の問題はこれでした。

一番下の大きな数字(セット価格)を、単品の価格だと思い込んでしまう。
○本来であれば、フルネーム彫刻は上の価格、名字か名前ならしたの価格、そして2本ご注文で割引
×この商品は一番下の価格
確かにこうして画像でじっくり見ると分かると思うんですが、店頭で話を聞きながらだと、ある程度情報は遮断するのが人の特性です。
どうも実際にお値段の話になると乖離してしまうことが増えて、何度か正しくお伝えする必要が出てしまいます。
せっかくのサービスも、お客様にとってストレスになっては本末転倒ですからね。
なので、この際一気に作り直してみました。

デザインの主役は「彫る内容」

単純に彫刻内容のみとすることで、スッと頭に入ってくるようになりました。
また以前は「実印」「銀行印」という表示方法で設置していました。
そのときは「実印」=「フルネーム」、「銀行印」=「姓または名」というルール。
ところが中には「名前だけ」で「実印」にする方もいます。
すると「???」になり得ちゃうんですね。

そのため新しい正札は、シンプルにしました。

・フルネーム
・姓 または 名

表記をこの2つだけに絞りました。
「実印はフルネームでなきゃいけない」といった先入観を取り除き、お客様が「自分はどう作りたいか」を直感的に選べるようにしたのです。

また、デザイン面でも細かな調整を繰り返しました。
商品名をセンターに据えて「顔」を作り、価格はあえて少し小さめの太字に。
「いくらか」よりも先に「どう作るか」に意識を向けていただく正札に変更しました。

 「右側」に置くことで変わる視線の物語

これまで正札は、向かって商品の左側に置いていました。
よく考えると特に理由もなく置いていたんですね。
そのためGeminiに確認すると、右側が良いと。

確かに、人の視線は左から右へ流れます。
これまでは「価格を見てから商品を見る」順番でしたが、これからは「商品を見てから価格を見る」順番になりました。

すると、なぜかこちらもスッと頭に入るんですね。

鈴印は、お客様と相談しながら一本の印鑑を仕立てていくスタイルです。
そのためまずは材質の美しさやケースの趣をじっくりご覧いただき、その価値を認めていただいた上で、価格を確認していただく。

ってなるといいな!との願いを込めて♡

最後に

こうしてブログに書くにあたって、改めて過去の画像を調べてみると、ずいぶん変わったなと。

規則正しく並んでいた約10年前。

品数を減らして息が抜けるようになった約5年前。

そして現在。

ま、そんな試行錯誤も楽しい時間でもあります。
どうかこれで、誤解が解けますように♡
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一刀一刀に込められた技術と想いを、動画でご覧ください。
鈴印の「手彫り全行程」完全収録。

太陽と海と夏があればだいたいご機嫌な三代目。 日々「印」を通して、誰かの価値がちょっと上がるような仕事ができたらと考えている。 手彫りの美しさに惚れ込み、ブログでその魅力や違いを発信するのがライフワーク。 書くことも話すことも好きで、気がつけば毎日ブログを更新している。 ときどき印章の話から脱線するのもお約束。 趣味は筋トレと海と長距離ドライブ。

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