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	<title>印材 | SUZUIN BLOG</title>
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	<description>栃木県宇都宮市で手彫り高級印鑑を扱うプレミアム印章専門店鈴印のブログ</description>
	<lastBuildDate>Wed, 21 Oct 2026 05:09:24 +0000</lastBuildDate>
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	<title>印材 | SUZUIN BLOG</title>
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	<item>
		<title>象牙印材の希少さを数字で。牙を手でとる職人に聞いた「300本に1本」</title>
		<link>https://blog.suzuin.co.jp/40722.html</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[鈴印]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 21 Oct 2026 05:05:42 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[IVORY]]></category>
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					<description><![CDATA[象牙の印材は「希少」「貴重」とよく言われます。 けれど、どれくらい希少なのかを数字で書いているところは、ほとんどありません。 理由は想像になってしまいますが、おそらく正確に知っている人がいないから。 一般的な象牙の流通は、大手メーカーで分業制で行ったものを問屋などで仕入れ、それが各小売店に流れます。 そのため正確な数字は、どのセクションでもわかりにくくなっているはずです。 対して鈴印では、牙から印材を一本ずつ一人で手でとっている職人に、お願いしています。 そのためある程度の数を掴んでいるため、長年の感覚を数字にしてもらいました。 この数字は、鈴印の象牙オンラインショップにも載せています。 今回&#8230;]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="tcdce-body"><div class="theContentWrap-ccc"><p>象牙の印材は「希少」「貴重」とよく言われます。<br />
けれど、どれくらい希少なのかを数字で書いているところは、ほとんどありません。</p>
<p>理由は想像になってしまいますが、おそらく正確に知っている人がいないから。<br />
一般的な象牙の流通は、大手メーカーで分業制で行ったものを問屋などで仕入れ、それが各小売店に流れます。<br />
そのため正確な数字は、どのセクションでもわかりにくくなっているはずです。</p>
<p>対して鈴印では、牙から印材を一本ずつ一人で手でとっている職人に、お願いしています。<br />
そのためある程度の数を掴んでいるため、長年の感覚を数字にしてもらいました。<br />
この数字は、鈴印の象牙オンラインショップにも載せています。<br />
今回は数字の細かい中身よりも、彫り手の私がこの数字をどう受け止めているかを書いてみます。</p>
<p>なぜなら私自身が、希少だと言われても、いまいちピンとこないからなんです。<br />
うがってみてしまえば、セールストークなんじゃないかと。<br />
そのため実際の数字をお伝えすることで、実際に手に渡るみなさまとも、イメージが共有できると思ったからです。</p>
<h2>数字をくれたのは、牙を手でとる職人</h2>
<p><img fetchpriority="high" decoding="async" class="alignnone size-large wp-image-34259" src="https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2024/03/ak_034-700x467.jpg" alt="象牙を手ノコギリで切り出す職人" width="700" height="467" srcset="https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2024/03/ak_034-700x467.jpg 700w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2024/03/ak_034-340x227.jpg 340w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2024/03/ak_034-220x147.jpg 220w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2024/03/ak_034-768x512.jpg 768w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2024/03/ak_034.jpg 1440w" sizes="(max-width: 700px) 100vw, 700px" /></p>
<p>いま流通している象牙の印材は、ほとんどが電動ノコギリなどの機械で切り出されています。<br />
その中で、今も手作業だけで象牙をとっている職人が、日本にただ一人います。<br />
同業者の集まりに顔を出すうちに出会い、鈴印はそれ以来この方から印材を仕入れてきました。</p>
<p>この職人さんが手掛ける象牙は、もう手に入らないと思っていた驚くほどの高品質のものばかりだったからです。<br />
合わせて、知識と経験値がとにかくすごく、私自身もこの方にご指南いただいております。</p>
<p>ちなみに象牙は、一本一本、繊維の向きも硬さのムラも違います。<br />
どの等級が取れるかは、牙を切ってみるまで分からないそうです。<br />
長年牙を切り続けてきた人の感覚だからこそ、数字にしてもらう意味があると考えました。<br />
数字は、2019年に仕入先の職人からもらったものです。</p>
<h2>具体的な数字を希少種でご紹介します</h2>
<h3>極上が取れる全形牙は100本に1本</h3>
<p><img decoding="async" loading="lazy" class="alignnone size-large wp-image-28072" src="https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2022/02/81fc120ab5cc78fdf353f7c737d2b9f3-700x459.jpg" alt="万力に固定した象牙の全形牙" width="700" height="459" srcset="https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2022/02/81fc120ab5cc78fdf353f7c737d2b9f3-700x459.jpg 700w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2022/02/81fc120ab5cc78fdf353f7c737d2b9f3-340x223.jpg 340w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2022/02/81fc120ab5cc78fdf353f7c737d2b9f3-220x144.jpg 220w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2022/02/81fc120ab5cc78fdf353f7c737d2b9f3.jpg 740w" sizes="auto, (max-width: 700px) 100vw, 700px" /></p>
<p>通常、1本の「全形牙」から取れる「印材」は、およそ200本。<br />
そのうえで、ハード材の極上（鈴印が安定供給できる最高峰）が取れる全形牙は100本に1本あるかないかで、その厳選された全形牙から、多くて50本ほどしか極上の印材にならない。<br />
つまり、選ばれた全形牙1本から取れる印材は約200本。<br />
そのうち極上の印材になるのは多くて50本、つまり印材4本に1本ほどです。</p>
<h3>芯持ちが取れる全形牙は300本に1本</h3>
<p><img decoding="async" loading="lazy" class="alignnone size-large wp-image-24539" src="https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2020/07/ak_019-700x467.jpg" alt="中心に芯が見える芯持ちの象牙印材" width="700" height="467" srcset="https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2020/07/ak_019-700x467.jpg 700w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2020/07/ak_019-220x147.jpg 220w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2020/07/ak_019-340x227.jpg 340w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2020/07/ak_019-768x512.jpg 768w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2020/07/ak_019.jpg 1440w" sizes="auto, (max-width: 700px) 100vw, 700px" /></p>
<p>さらに、「芯持ち」と呼ばれる、中心に点が見える、状態の良いハード材が取れる牙は300本に1本あるかないか。<br />
ハード材はもともと芯に穴があいているので、芯持ちは普通ありません。<br />
市場にはまず出てこない印材です。</p>
<p>このように、芯持ちの数字や、印材2,000本に換算した数字は、象牙オンラインショップのページ「数字で見る、象牙印材の希少さ」にまとめています。</p>
<p><span style="text-decoration: underline;"><a href="https://no2.suzuin.co.jp/%e8%b1%a1%e7%89%99%e5%8d%b0%e9%91%91%e3%81%ae%e9%81%b8%e3%81%b3%e6%96%b9/" target="_blank" rel="noopener">象牙印鑑（実印・銀行印・認印）の選び方と価格｜数字で見る、象牙印材の希少さ</a></span></p>
<h2>彫り手として、この数字をどう見ているか</h2>
<p><img decoding="async" loading="lazy" class="alignnone size-large wp-image-32993" src="https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2023/10/2a6df0e341fe9d09488992faf05141a6-700x394.jpg" alt="印刀で象牙の印鑑を彫る手元" width="700" height="394" srcset="https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2023/10/2a6df0e341fe9d09488992faf05141a6-700x394.jpg 700w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2023/10/2a6df0e341fe9d09488992faf05141a6-340x191.jpg 340w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2023/10/2a6df0e341fe9d09488992faf05141a6-220x124.jpg 220w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2023/10/2a6df0e341fe9d09488992faf05141a6-768x432.jpg 768w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2023/10/2a6df0e341fe9d09488992faf05141a6-1536x864.jpg 1536w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2023/10/2a6df0e341fe9d09488992faf05141a6.jpg 1580w" sizes="auto, (max-width: 700px) 100vw, 700px" /></p>
<p>私は東京で5年修業し、1日30〜40本を彫ってきました。<br />
それでも職人時代、象牙はなかなか彫らせてもらえませんでした。<br />
数年たってようやく任されたときの緊張は、今も覚えています。</p>
<p>また鈴印に戻ってからは、実際購入されるお客様と直接相対します。<br />
そのため、職人時代には味わったことのない緊張感から、実は極上材を1本ダメにしてしまい、親父にものすごく怒られた経験は未だに忘れられません。</p>
<p>そして具体的な数字を知ったいまは、失敗が許されない緊張感と共に、自分の持つ最高の技術で完成させたい想いを込めて、大切に彫り上げています。</p>
<h2>もう増えない印材だから</h2>
<p>印鑑に向くアフリカ象のハード材は、1989〜90年の禁止のあと、一度も日本に入っていません。<br />
1999年と2009年に条約の許可のもとで輸入されたのは、南部アフリカのソフト材でした。<br />
いま国内にあるハード材が、すべてです。</p>
<p>今回ご紹介した極上が取れる全形牙は、そのうちの100本に1本。ハード材の芯持ちが取れる全形牙は、300本に1本。<br />
いただいた命から取れたその一本を、何十年も、世代を越えて使える実印に彫り上げる。<br />
それが彫り手の仕事だと思っています。</p>
<p>手でとる職人の仕事については、こちらに書いています。<br />
<span style="text-decoration: underline;"><a href="https://no2.suzuin.co.jp/take-by-hand-suzuin/" target="_blank" rel="noopener">象牙を手でとる</a></span></p>
<p>鈴印がいちばんにおすすめしている極上の実印は、こちらです。<br />
<span style="text-decoration: underline;"><a href="https://no2.suzuin.co.jp/%e8%b1%a1%e7%89%99%e6%a5%b5%e4%b8%8a%e5%ae%9f%e5%8d%b0/" target="_blank" rel="noopener">象牙（極上）実印</a></span></p>
<p>最も希少な芯持ち材は、こちら。</p>
<p><span style="text-decoration: underline;"><a href="https://no2.suzuin.co.jp/category/item/itemgenre/masterpiece/?s=%E8%8A%AF%E6%8C%81%E3%81%A1" target="_blank" rel="noopener">象牙·（極上）芯持ち</a></span></p></div></div>]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>象牙の数珠（みかん玉）｜宗派を問わない略式数珠と、お手入れ・クリーニング</title>
		<link>https://blog.suzuin.co.jp/35870.html</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[鈴印]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 17 Oct 2026 02:41:12 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[IVORY]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://blog.suzuin.co.jp/?p=35870</guid>

					<description><![CDATA[最近、個人的な機会が増え、象牙の数珠を手に取ることが多くなりました。 寒い季節でも、象牙は肌に馴染む温かみのある質感を持っています。 逆に暑い時期は、ほんのりと冷たさを感じさせてくれます。 数珠を使う場面は厳かな気持ちになりますが、数珠がそっと守ってくれているようにも感じられます。 鈴印の象牙の数珠は「みかん玉」です 鈴印でお取り扱いしている象牙の数珠は、宗派を問わずお使いいただける略式の数珠です。 玉は「みかん玉」と呼ばれる、卵型の形をしています。 玉の大きさ：10ミリ玉 構成：親玉1個・主玉36個・天玉2個 房：梵天房 長さ：約30cm 重さ：34g 一般的に、10ミリ玉は男性に、8〜9ミ&#8230;]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="tcdce-body"><div class="theContentWrap-ccc"><p>最近、個人的な機会が増え、象牙の数珠を手に取ることが多くなりました。</p>
<p>寒い季節でも、象牙は肌に馴染む温かみのある質感を持っています。<br />
逆に暑い時期は、ほんのりと冷たさを感じさせてくれます。</p>
<p>数珠を使う場面は厳かな気持ちになりますが、数珠がそっと守ってくれているようにも感じられます。</p>
<h2>鈴印の象牙の数珠は「みかん玉」です</h2>
<p>鈴印でお取り扱いしている象牙の数珠は、宗派を問わずお使いいただける略式の数珠です。</p>
<p>玉は「みかん玉」と呼ばれる、卵型の形をしています。</p>
<ul>
	<li>玉の大きさ：10ミリ玉</li>
	<li>構成：親玉1個・主玉36個・天玉2個</li>
	<li>房：梵天房</li>
	<li>長さ：約30cm</li>
	<li>重さ：34g</li>
</ul>
<p>一般的に、10ミリ玉は男性に、8〜9ミリ玉は女性に向いているといわれています。</p>
<h2>みかん玉の在庫について</h2>
<p>このみかん玉を作れる職人さんは、今はもういません。</p>
<p>そのため、鈴印にある在庫がなくなりましたら、販売は終わりとなります。</p>
<h2>使うほど、アメ色に育っていきます</h2>
<p>象牙の数珠は、長くお使いいただくほど、少しずつ美しいアメ色に変わっていきます。</p>
<p>綺麗な状態を保ちたい方は、次の2つをおすすめしています。</p>
<ul>
	<li>使ったあとは、綿の布で汗を拭き取る</li>
	<li>しまうときは、風の当たらない暗いところに置く</li>
</ul>
<p>くわしくは<a href="https://no2.suzuin.co.jp/象牙印鑑のお手入れ・保管方法/" target="_blank" rel="noopener">象牙印鑑のお手入れ・保管方法</a>をご覧ください。</p>
<h2>黄ばみや汗染みが気になったら、クリーニングも承ります</h2>
<p>お手持ちの象牙の数珠の黄ばみや汗染みは、クリーニングで承っております。</p>
<p>クリーニングは28,000円（税別）から。ひび割れた珠だけの取り替え（1個2,800円）、房の取り替え（11,800円）、紐の通し直しだけ（5,800円）にも対応しています。</p>
<p>流れは、お問い合わせ→お写真で概算→お品物を拝見して正式なお見積もり→3週間ほど、です。</p>
<p>クリーニングを始めた経緯は<a href="https://blog.suzuin.co.jp/40554.html" target="_blank" rel="noopener">象牙の数珠・ネックレスのクリーニング、はじめました</a>に、ご了承いただきたい点は<a href="https://no2.suzuin.co.jp/ivory-cleaning/" target="_blank" rel="noopener">象牙の数珠・ネックレスのクリーニング</a>にまとめています。</p>
<p>正装でもっとも大切なのは清潔感です。<br />
どれだけよい品でも、汚れていては価値を落とすだけです。<br />
出かける前に靴を磨くように、数珠も綺麗にしておきたいものです。</p>
<p style="text-align: center;"><strong><a href="https://no2.suzuin.co.jp/rosary-zouge/" target="_blank" rel="noopener">象牙の数珠（10ミリみかん玉）はこちらから</a></strong></p></div></div>]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>象牙の鞘（さや）は、関東と関西で形が違います｜鈴印が関西風に変えた理由</title>
		<link>https://blog.suzuin.co.jp/40630.html</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[鈴印]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 10 Oct 2026 04:37:52 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[IVORY]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://blog.suzuin.co.jp/?p=40630</guid>

					<description><![CDATA[法人の実印などで、印面に象牙のキャップがかぶせてあるのを見たことはありますか。これを鞘（さや）と呼びます。 この鞘、実は関東と関西で形が違います。印章の業者の間でも、あまり知られていない話です。 関東は溝あり、関西は溝なし 印鑑を立てたとき、鞘の上と下に溝が入っているのが関東風。溝がなく、すっとした筒の形が関西風です。 どちらが正しいということはなく、土地ごとに受け継がれてきた形です。 鈴印も、以前は関東風でした 宇都宮は関東ですから、鈴印の鞘もずっと溝のある関東風でした。 変えたきっかけは、象牙を手で取る職人さんとの出会いです。関西風の鞘の形を教えていただき、鈴印の鞘付きは溝のない関西風に移&#8230;]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="tcdce-body"><div class="theContentWrap-ccc"><p>法人の実印などで、印面に象牙のキャップがかぶせてあるのを見たことはありますか。これを鞘（さや）と呼びます。</p>
<p>この鞘、実は関東と関西で形が違います。印章の業者の間でも、あまり知られていない話です。</p>
<h2>関東は溝あり、関西は溝なし</h2>
<p><img decoding="async" class="alignnone wp-image-40633 size-large" src="https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/10/36e5e5822135cea8d1b21732aa54ebd5-700x431.jpg" alt="左が溝のある関東風の鞘、右が溝のない関西風の鞘" width="700" height="431" srcset="https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/10/36e5e5822135cea8d1b21732aa54ebd5-700x431.jpg 700w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/10/36e5e5822135cea8d1b21732aa54ebd5-340x209.jpg 340w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/10/36e5e5822135cea8d1b21732aa54ebd5-220x135.jpg 220w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/10/36e5e5822135cea8d1b21732aa54ebd5-400x246.jpg 400w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/10/36e5e5822135cea8d1b21732aa54ebd5.jpg 768w" sizes="(max-width: 700px) 100vw, 700px" /></p>
<p>印鑑を立てたとき、鞘の上と下に溝が入っているのが関東風。溝がなく、すっとした筒の形が関西風です。</p>
<p>どちらが正しいということはなく、土地ごとに受け継がれてきた形です。</p>
<h2>鈴印も、以前は関東風でした</h2>
<p>宇都宮は関東ですから、鈴印の鞘もずっと溝のある関東風でした。<br />
変えたきっかけは、象牙を手で取る職人さんとの出会いです。関西風の鞘の形を教えていただき、鈴印の鞘付きは溝のない関西風に移りました。</p>
<p>関西風の第一印象はとにかく「シンプルイズベスト」<br />
見慣れない新鮮さもあるとは言え、余計な装飾がないことで、美しさを感じました。</p>
<h2>溝がないぶん、素材の良さで勝負できる</h2>
<p>関西風に決めた理由は、形がシンプルで、象牙そのものの良さで勝負できるからです。</p>
<p>鈴印では、印材と同じ生地から取り出す「共鞘（ともざや）」もご用意しています。ひとまわり大きな印材を1本使って鞘にするので、印材と鞘の色や目がそろいます。</p>
<h2>鞘は、もしものときにも印面を守ります</h2>
<p>鞘のいちばんの役目は、印面のふちの枠を欠けから守ることです。</p>
<p>阪神・淡路大震災のとき、火災で耐火金庫ごと焼けてしまった会社で、鞘付きの実印は、持ち手が黒ずんでも鞘の中の印面は無事だった、という話を聞いたことがあります。</p>
<h2>くわしくは、象牙オンラインショップに書きました</h2>
<p>鞘の作り方、共鞘、印材に合わせて手で作るKFケース、もう作れない象牙の蓋「牙蓋」まで、象牙オンラインショップの読みものにまとめました。</p>
<p style="text-align: center;"><strong><a href="https://no2.suzuin.co.jp/ivory-saya-case/" target="_blank" rel="noopener">象牙印鑑の鞘（さや）とケース</a></strong></p></div></div>]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>民生などの使っていない印材も、買取はしておりません。鈴印が大切にしている「出処」の話</title>
		<link>https://blog.suzuin.co.jp/40619.html</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[鈴印]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 02 Oct 2026 05:15:18 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[IVORY]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://blog.suzuin.co.jp/?p=40619</guid>

					<description><![CDATA[民生（みんせい）という象牙の印材をご存じでしょうか。 こちらのブログでもたびたびご紹介している、象嵌師・山崎民生さんが手がけた、銘と花押の入った印材です。 印章の世界では、その名前を聞くだけで少し背筋が伸びる、そんな存在です。 その民生を「引き取ってもらえないか」というお話を、これまで何度かいただいています。 そして、そのたびにお断りしてきました。 正直に言えば、もったいない 彫り手としては、民生と聞けば心が動きます。 残念ながら新しく手に入る機会はもうほとんどありませんし、彫るたびに特別な緊張感をくれる材料です。 その感覚は、以前「民生を彫るとき、手には何が起きているのか」に書きました。 し&#8230;]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="tcdce-body"><div class="theContentWrap-ccc"><p>民生（みんせい）という象牙の印材をご存じでしょうか。</p>
<p>こちらのブログでもたびたびご紹介している、象嵌師・山崎民生さんが手がけた、銘と花押の入った印材です。<br />
印章の世界では、その名前を聞くだけで少し背筋が伸びる、そんな存在です。</p>
<p>その民生を「引き取ってもらえないか」というお話を、これまで何度かいただいています。<br />
そして、そのたびにお断りしてきました。</p>
<h2>正直に言えば、もったいない</h2>
<p><img decoding="async" class="alignnone size-large wp-image-40624" src="https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/10/479656bcf712bca835b7f04b34142952-700x431.jpg" alt="鞘をかぶせて立てた民生の象牙印材" width="700" height="431" srcset="https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/10/479656bcf712bca835b7f04b34142952-700x431.jpg 700w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/10/479656bcf712bca835b7f04b34142952-340x210.jpg 340w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/10/479656bcf712bca835b7f04b34142952-220x136.jpg 220w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/10/479656bcf712bca835b7f04b34142952-768x473.jpg 768w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/10/479656bcf712bca835b7f04b34142952-400x247.jpg 400w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/10/479656bcf712bca835b7f04b34142952-800x493.jpg 800w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/10/479656bcf712bca835b7f04b34142952.jpg 860w" sizes="(max-width: 700px) 100vw, 700px" /></p>
<p>彫り手としては、民生と聞けば心が動きます。</p>
<p>残念ながら新しく手に入る機会はもうほとんどありませんし、彫るたびに特別な緊張感をくれる材料です。<br />
その感覚は、以前「<a href="https://no2.suzuin.co.jp/%e6%b0%91%e7%94%9f%e3%81%ae%e5%bd%ab%e3%82%8a%e5%bf%83%e5%9c%b0/" target="_blank" rel="noopener">民生を彫るとき、手には何が起きているのか</a>」に書きました。</p>
<p>しかも大きく太めな印材であれば、それでなくても出会う機会など、そうそうありませんから。<br />
そのため毎回、実はためらっています。</p>
<h2>決めているのは「どこから来たか」</h2>
<p><img decoding="async" loading="lazy" class="alignnone size-large wp-image-40625" src="https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/10/91f7370399fee15ecdf5c6d58c435b79-700x431.jpg" alt="ケースに収めた民生の象牙印材" width="700" height="431" srcset="https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/10/91f7370399fee15ecdf5c6d58c435b79-700x431.jpg 700w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/10/91f7370399fee15ecdf5c6d58c435b79-340x210.jpg 340w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/10/91f7370399fee15ecdf5c6d58c435b79-220x136.jpg 220w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/10/91f7370399fee15ecdf5c6d58c435b79-768x473.jpg 768w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/10/91f7370399fee15ecdf5c6d58c435b79-400x247.jpg 400w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/10/91f7370399fee15ecdf5c6d58c435b79-800x493.jpg 800w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/10/91f7370399fee15ecdf5c6d58c435b79.jpg 860w" sizes="auto, (max-width: 700px) 100vw, 700px" /></p>
<p>理由はひとつ、出処です。</p>
<p>象牙の印材は、メーカーから問屋、問屋から印章店へという決まったルートを通って届きます。<br />
鈴印の民生は、すべてこのルートの中から来たものです。<br />
しかしながらこのルート外から来たものは、どれだけ立派に見えても、私には出処を確かめようがありません。</p>
<p>確かめられないものは、いつどのような経緯があったのか、調べることも想像することもできません。<br />
つまり、素材に責任が持てない。<br />
これが一番の理由です。</p>
<h2>くわしくは、象牙オンラインショップに書きました</h2>
<p>マスターピースとデッドストックの違いや、お手元に民生がある方へのご提案も含めて、象牙オンラインショップの読みものにまとめました。</p>
<p style="text-align: center;"><strong><a href="https://no2.suzuin.co.jp/minsei-dedokoro/" target="_blank" rel="noopener">鈴印の民生は、どこから来たのか</a></strong></p></div></div>]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>象牙の箸は、親から子へ｜贈り物と、使い続ける人のための選び方</title>
		<link>https://blog.suzuin.co.jp/2873.html</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[鈴印]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 28 Sep 2026 04:43:22 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[IVORY]]></category>
		<category><![CDATA[箸]]></category>
		<category><![CDATA[贈り物]]></category>
		<category><![CDATA[象牙]]></category>
		<category><![CDATA[夫婦箸]]></category>
		<guid isPermaLink="false">http://suzuin.co.jp/blog/2873</guid>

					<description><![CDATA[象牙の箸を求める方の多くは、贈り物か、親の代から使い続けてきた方です。印鑑と同じ「受け継ぐ」道具として、鈴印が扱う上上ランクの箸と、長さの選び方、手入れをまとめました。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="tcdce-body"><div class="theContentWrap-ccc">
<p>象牙といえば、豪華で貴重、そして古くから贅沢の象徴とされてきた素材です。<br />
その象牙で作られたお箸は、単なる食器を超えた存在感を放ちます。</p>
<p>店頭での傾向から、象牙の箸を求めに来られる方は、贈り物にされる方が多いように感じています。<br />
また、もう一つ多いのは、これまで象牙の箸を使ってきて、買い替えに来られる方です。<br />
これまでお使いになってこられたみなさんは、おそらく親御様などがお使いだったのでしょう。</p>
<p>「親が使っていたから、自分も象牙の箸を使う」。<br />
これは印鑑と同じ考え方だと思っています。</p>
<p>親の実印を受け継いで彫り直す方がいるように、道具への思いは親から子へ渡っていきます。<br />
ちなみに印鑑の話は<a href="https://no2.suzuin.co.jp/ivory-horinaoshi/" target="_blank" rel="noopener">印鑑の彫り直しは、思い出だけでなく、持ち主の意思も継承すること</a>に書いています。</p>
<h2>鈴印の象牙の箸</h2>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="alignnone size-large wp-image-34880" src="https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2024/04/44b79e3242fca17d8412db60dba46bfd-700x467.jpg" alt="桐箱に入った象牙の夫婦箸と、象牙御箸のしおり" width="700" height="467" srcset="https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2024/04/44b79e3242fca17d8412db60dba46bfd-700x467.jpg 700w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2024/04/44b79e3242fca17d8412db60dba46bfd-340x227.jpg 340w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2024/04/44b79e3242fca17d8412db60dba46bfd-220x147.jpg 220w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2024/04/44b79e3242fca17d8412db60dba46bfd-768x512.jpg 768w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2024/04/44b79e3242fca17d8412db60dba46bfd.jpg 1440w" sizes="auto, (max-width: 700px) 100vw, 700px" /></p>
<p>鈴印で扱っている象牙の箸は、上上（じょうじょう）ランクの硬い象牙（ハード材）です。<br />
形は四角で、長さは5つあります。</p>
<div class="s_table">
<table>
<tbody>
<tr>
<th>長さ</th>
<th>価格（税別）</th>
</tr>
<tr>
<td>18cm</td>
<td>40,000円</td>
</tr>
<tr>
<td>19.5cm</td>
<td>43,000円</td>
</tr>
<tr>
<td>21cm</td>
<td>47,000円</td>
</tr>
<tr>
<td>22.5cm</td>
<td>53,000円</td>
</tr>
<tr>
<td>24cm</td>
<td>61,000円</td>
</tr>
</tbody>
</table>
</div>
<p>夫婦箸は、24cmと21cm、22.5cmと19.5cm、21cmと18cmの組み合わせで、86,000円（税別）からです。</p>
<p style="text-align: center;"><strong><a class="q_button pill sz_l" href="https://no2.suzuin.co.jp/chopsticks-zouge/" target="_blank" rel="noopener"><img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/25b6.png" alt="▶" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />象牙お箸の購入はこちらから</a></strong></p>
<p style="text-align: center;"><strong><a class="q_button pill sz_l" href="https://no2.suzuin.co.jp/couplechopsticks-zouge/" target="_blank" rel="noopener"><img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/25b6.png" alt="▶" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />象牙夫婦箸の購入はこちらから</a></strong></p>
<h2>象牙のお箸がもたらす心理的満足感</h2>
<p><img decoding="async" loading="lazy" class="alignnone size-large wp-image-34879" src="https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2024/04/71bd63a017fddd2968879b66ac9fb3a1-1-700x467.jpg" alt="桐箱に入った象牙の箸と、象牙御箸のしおり" width="700" height="467" srcset="https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2024/04/71bd63a017fddd2968879b66ac9fb3a1-1-700x467.jpg 700w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2024/04/71bd63a017fddd2968879b66ac9fb3a1-1-340x227.jpg 340w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2024/04/71bd63a017fddd2968879b66ac9fb3a1-1-220x147.jpg 220w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2024/04/71bd63a017fddd2968879b66ac9fb3a1-1-768x512.jpg 768w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2024/04/71bd63a017fddd2968879b66ac9fb3a1-1.jpg 1440w" sizes="auto, (max-width: 700px) 100vw, 700px" /></p>
<p>象牙のお箸を手にすると、まず感じるのはその滑らかで柔らかな口当たり。<br />
これは象牙が、歯と同じ「象牙質」で構成されているためかもしれません。<br />
日常の食卓に使うたびに感じるこの感触が、何気ない食事を特別な時間へと変えてくれます。</p>
<p>さらに、象牙の印章と同様に、使い続けることで少しずつ飴色に変化していきます。<br />
年月とともに深みを増す美しさは、まさに“自分だけの一本”へと育っていく証。<br />
この経年変化も、象牙ならではの魅力です。</p>
<h2>毒見と象牙のお箸の関係</h2>
<p><img decoding="async" loading="lazy" class="alignnone size-large wp-image-40594" src="https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2025/10/Gemini_Generated_Image_kc1c96kc1c96kc1c-700x382.jpg" alt="清の宮廷の宴席で、料理を毒見する役人（イメージ）" width="700" height="382" srcset="https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2025/10/Gemini_Generated_Image_kc1c96kc1c96kc1c-700x382.jpg 700w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2025/10/Gemini_Generated_Image_kc1c96kc1c96kc1c-340x185.jpg 340w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2025/10/Gemini_Generated_Image_kc1c96kc1c96kc1c-220x120.jpg 220w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2025/10/Gemini_Generated_Image_kc1c96kc1c96kc1c-768x419.jpg 768w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2025/10/Gemini_Generated_Image_kc1c96kc1c96kc1c-1536x838.jpg 1536w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2025/10/Gemini_Generated_Image_kc1c96kc1c96kc1c-400x218.jpg 400w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2025/10/Gemini_Generated_Image_kc1c96kc1c96kc1c-800x436.jpg 800w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2025/10/Gemini_Generated_Image_kc1c96kc1c96kc1c-1200x655.jpg 1200w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2025/10/Gemini_Generated_Image_kc1c96kc1c96kc1c.jpg 1580w" sizes="auto, (max-width: 700px) 100vw, 700px" /></p>
<p>象牙のお箸と聞いて思い出すのは、私の父がよく話していた「昔は毒見に使われていた」という話。<br />
調べてみると、確かに関連する資料がいくつか存在しました。</p>
<p>たとえば清王朝時代、毒見役が銀製の箸を使って安全を確かめていたという記録があります。<br />
立命館学術成果リポジトリ『北京の宮廷料理と博物館についての一考察』には次のようにあります。</p>
<blockquote>
<p>宮廷で御宴が行われる場合、「尚覚禄」と呼ばれる官吏が、皇帝が箸をつける前に、全ての料理を銀製のお箸で安全無毒かどうか試す。<br />
<a href="https://ritsumei.repo.nii.ac.jp/records/4044" target="_blank" rel="noopener"><strong>立命館学術成果リポジトリ</strong></a>より</p>
</blockquote>
<p>また東京家政大学の『北京料理と宮廷料理について』では、次のように象牙箸の使用にも触れています。</p>
<blockquote>
<p>皇帝に供されている料理は何人もの検査を経ていたが、さらに「賞膳」といって太監に試食させ、毒物の有無を確認した。<br />
銀の箸や<strong>象牙の箸の使用も毒物を発見するため</strong>であった。<br />
<a href="https://tokyo-kasei.repo.nii.ac.jp/records/10348" target="_blank" rel="noopener"><strong>東京家政大学機関リポジトリ</strong></a>より</p>
</blockquote>
<p>実際に象牙が毒素に反応したかどうかは定かではありませんが、少なくとも象牙が権威や格式の象徴として扱われていたことは間違いないでしょう。<br />
現代においては、象牙のお箸を使うこと自体が「特別な安心感」を与えてくれる、そんな歴史の名残なのかもしれません。</p>
<h2>象牙婚式と夫婦箸</h2>
<p><img decoding="async" loading="lazy" class="alignnone size-large wp-image-40595" src="https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2025/10/Gemini_Generated_Image_2t1eue2t1eue2t1e-700x382.jpg" alt="夫婦箸で食事をする夫婦（象牙婚式のイメージ）" width="700" height="382" srcset="https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2025/10/Gemini_Generated_Image_2t1eue2t1eue2t1e-700x382.jpg 700w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2025/10/Gemini_Generated_Image_2t1eue2t1eue2t1e-340x185.jpg 340w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2025/10/Gemini_Generated_Image_2t1eue2t1eue2t1e-220x120.jpg 220w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2025/10/Gemini_Generated_Image_2t1eue2t1eue2t1e-768x419.jpg 768w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2025/10/Gemini_Generated_Image_2t1eue2t1eue2t1e-1536x838.jpg 1536w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2025/10/Gemini_Generated_Image_2t1eue2t1eue2t1e-400x218.jpg 400w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2025/10/Gemini_Generated_Image_2t1eue2t1eue2t1e-800x436.jpg 800w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2025/10/Gemini_Generated_Image_2t1eue2t1eue2t1e-1200x655.jpg 1200w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2025/10/Gemini_Generated_Image_2t1eue2t1eue2t1e.jpg 1580w" sizes="auto, (max-width: 700px) 100vw, 700px" /></p>
<p>結婚14年目を祝う「象牙婚式」。<br />
象牙が長い年月をかけて成長するように、夫婦の絆が年月とともに深まっていくことを意味します。<br />
この節目に象牙をモチーフとした贈り物を交わす習慣があり、特に象牙の印鑑や夫婦箸は定番の記念品として人気があります。</p>
<p>象牙の夫婦箸はまさに「長く使うほど美しくなる」象徴的なアイテム。<br />
ご夫婦の記念日や贈り物に最適です。<br />
最近も、結婚記念日の贈り物にと、夫婦箸を選ばれた方がいらっしゃいました。</p>
<h2>象箸玉杯 ― 贅沢と美食の象徴</h2>
<p><img decoding="async" loading="lazy" class="alignnone size-large wp-image-40596" src="https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2025/10/Gemini_Generated_Image_ip0g87ip0g87ip0g-700x382.jpg" alt="象牙の箸と宝石で飾った杯（象箸玉杯のイメージ）" width="700" height="382" srcset="https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2025/10/Gemini_Generated_Image_ip0g87ip0g87ip0g-700x382.jpg 700w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2025/10/Gemini_Generated_Image_ip0g87ip0g87ip0g-340x185.jpg 340w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2025/10/Gemini_Generated_Image_ip0g87ip0g87ip0g-220x120.jpg 220w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2025/10/Gemini_Generated_Image_ip0g87ip0g87ip0g-768x419.jpg 768w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2025/10/Gemini_Generated_Image_ip0g87ip0g87ip0g-1536x838.jpg 1536w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2025/10/Gemini_Generated_Image_ip0g87ip0g87ip0g-400x218.jpg 400w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2025/10/Gemini_Generated_Image_ip0g87ip0g87ip0g-800x436.jpg 800w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2025/10/Gemini_Generated_Image_ip0g87ip0g87ip0g-1200x655.jpg 1200w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2025/10/Gemini_Generated_Image_ip0g87ip0g87ip0g.jpg 1580w" sizes="auto, (max-width: 700px) 100vw, 700px" /></p>
<p>「象箸玉杯（ぞうちょぎょくはい）」という四字熟語をご存知でしょうか。<br />
象牙の箸と宝石の杯を意味し、贅沢な生活への憧れを表した言葉です。</p>
<blockquote>
<p>贅沢な生活を表す言葉。または、贅沢な欲求が芽生え始めること。<br />
象牙の箸と宝石の杯という意味から。<br />
殷の名臣・箕子が、主君・紂王が象牙の箸を作ったことを聞き、「これではいずれ世界のすべてを求めるようになるだろう」と恐れた故事に由来する。<br />
<a href="https://yoji.jitenon.jp/yojif/2694.html" target="_blank" rel="noopener"><strong>四字熟語辞典オンライン</strong></a>より</p>
</blockquote>
<p>それほどまでに象牙のお箸は、古来より特別な存在として扱われてきました。</p>
<h2>長さの選び方</h2>
<p>長さに迷ったら、いま使っている箸を測ってみてください。手に馴染んでいる長さが、そのまま目安になります。<br />
測る箸がないときは、親指と人差し指を直角に広げた長さの1.5倍が、手に合う長さと言われています。箸の世界では「ひとあた半」と呼ぶそうです。<br />
贈り物で相手の手の大きさが分からないときは、男性なら22.5cm、女性なら21cmが目安です。</p>
<h2>手入れと、白く戻さない理由</h2>
<ul>
<li>使ったあとはぬるま湯ですすぎ、乾いた布で拭いてください。</li>
<li>水に長くつけておくと、ひび割れの原因になります。</li>
<li>火や熱湯、熱い油は避けてください。</li>
<li>食器用の漂白剤は、変色することがあるので使わないでください。</li>
<li>食べ物に含まれる成分で黒ずんだときは、歯磨き粉で磨くと落ちます。</li>
</ul>
<p>象牙はクリーニングすることは可能ですが、箸を白く戻してほしいというご依頼は、お受けしていません。<br />
箸は細くて反りやすく、口に入れるものだからです。<br />
象牙のクリーニングは、数珠とネックレスだけ承っています（<a href="https://no2.suzuin.co.jp/ivory-cleaning/" target="_blank" rel="noopener">象牙の数珠・ネックレスのクリーニング</a>）。</p>
<h2>最後に</h2>
<p><img decoding="async" loading="lazy" class="alignnone size-large wp-image-34880" src="https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2024/04/44b79e3242fca17d8412db60dba46bfd-700x467.jpg" alt="桐箱に入った象牙の夫婦箸と、象牙御箸のしおり" width="700" height="467" srcset="https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2024/04/44b79e3242fca17d8412db60dba46bfd-700x467.jpg 700w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2024/04/44b79e3242fca17d8412db60dba46bfd-340x227.jpg 340w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2024/04/44b79e3242fca17d8412db60dba46bfd-220x147.jpg 220w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2024/04/44b79e3242fca17d8412db60dba46bfd-768x512.jpg 768w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2024/04/44b79e3242fca17d8412db60dba46bfd.jpg 1440w" sizes="auto, (max-width: 700px) 100vw, 700px" /></p>
<p>ぜひこの機会に、象牙のお箸を生活の一部として取り入れてみてはいかがでしょうか。<br />
ご自宅用としてはもちろん、大切な方への贈り物としても最適です。<br />
年月とともに色艶を増し、手に馴染んでいく過程は、まさに人生を共に歩むような感覚を味わえることでしょう。</p>
<p>象牙のお箸は、ただの食器ではなく「日常を特別にする道具」。<br />
歴史・美しさ・手触り、そのすべてが深い満足を与えてくれます。</p>
<p style="text-align: center;"><strong><a class="q_button pill sz_l" href="https://no2.suzuin.co.jp/couplechopsticks-zouge/" target="_blank" rel="noopener"><img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/25b6.png" alt="▶" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />象牙夫婦箸の購入はこちらから</a></strong></p>
<p style="text-align: center;"><strong><a class="q_button pill sz_l" href="https://no2.suzuin.co.jp/chopsticks-zouge/" target="_blank" rel="noopener"><img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/25b6.png" alt="▶" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />象牙お箸の購入はこちらから</a></strong></p>
<p><img decoding="async" loading="lazy" class="alignnone size-large wp-image-34805" src="https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2024/04/6cd07c1d6c76bf79a9f4bcc9d7ce3f67-700x467.jpg" alt="茄子の形の象牙の箸置きに置いた象牙の箸" width="700" height="467" srcset="https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2024/04/6cd07c1d6c76bf79a9f4bcc9d7ce3f67-700x467.jpg 700w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2024/04/6cd07c1d6c76bf79a9f4bcc9d7ce3f67-340x227.jpg 340w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2024/04/6cd07c1d6c76bf79a9f4bcc9d7ce3f67-220x147.jpg 220w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2024/04/6cd07c1d6c76bf79a9f4bcc9d7ce3f67-768x512.jpg 768w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2024/04/6cd07c1d6c76bf79a9f4bcc9d7ce3f67.jpg 1440w" sizes="auto, (max-width: 700px) 100vw, 700px" /></p>
<p>なお、象牙の箸置きとセットでお使いいただくのもおすすめです。<br />
こちらは限定1点となりますので、気になる方はお早めに。</p>
<p><div class="linkcard" id="pz-lkc-354" data-lkc-id="354" data-post-id="2873" data-click-token="69d8f1c74eee8fac8573c0659c4879581925789f9f73a49b695ed494506799f9"><div class="lkc-internal-wrap"><a class="lkc-link no_icon" href="https://blog.suzuin.co.jp/34803.html" data-lkc-id="354" data-post-id="2873" data-click-token="69d8f1c74eee8fac8573c0659c4879581925789f9f73a49b695ed494506799f9" target="_blank"><div class="lkc-card"><div class="lkc-content"><figure class="lkc-thumbnail"><img loading="lazy" decoding="async" class="lkc-thumbnail-img" src="//blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2024/04/fc9dedcf8ae5cfcfae9087e878cadf0a-220x136.jpg" width="100" height="120" alt="" /></figure><div class="lkc-title">１セット限定、茄子の形をした象牙箸置きの魅力</div><div class="lkc-excerpt">食卓は、家族や友人が集い、日々の出来事を共有する大切な場所です。そんな時間をより豊かに、そして特別なものにしてくれる逸品があります。今回は、１セット限定の「象牙の箸置き」をご紹介します。希少な素材と職人の技が生み出す、美しい一品。その魅力と背景についてお話ししましょう。象牙箸置きの伝統と今象牙の箸置きは、古くから日本の食卓に上質さと優雅さをもたらしてきました。かつては宮廷の宴席にも登場したこの素材は、時代を超えてもなお高い価値を保ち続けています。現在ではその希少性ゆえに、象牙箸置きはより一層...</div></div><div class="lkc-info"><div class="lkc-siteicon"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=blog.suzuin.co.jp" alt="" width="16" height="16" /></div><div class="lkc-domain">SUZUIN BLOG</div></div><div class="clear"></div></div></a></div></div></p>
<p style="text-align: center;"><strong><a class="q_button pill sz_l" href="https://no2.suzuin.co.jp/chopstick-rest-zouge-eggplant-5set/" target="_blank" rel="noopener"><img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/25b6.png" alt="▶" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />象牙の箸置きの購入はこちらから</a></strong></p>
<p>同じ象牙でも、牙のどこから取ったかで別の素材になります。<a href="https://blog.suzuin.co.jp/40509.html" target="_blank" rel="noopener">同じ象牙なのに、なぜ彫り味が違うのか</a></p>
<p>2013年8月9日に公開したブログを、2024年4月3日に全面リライト。<br />
さらにデッドストック完売と新品入荷に伴い、2024年5月3日に再び改訂、商品リンク移行に伴い2025年10月21日にリライト、2026年9月28日に長さの選び方や手入れを加えて全面リライトしました。</p>
</div>
</div>]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>象牙の数珠・ネックレスのクリーニング、はじめました</title>
		<link>https://blog.suzuin.co.jp/40554.html</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[鈴印]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 22 Sep 2026 04:00:49 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[IVORY]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://blog.suzuin.co.jp/?p=40554</guid>

					<description><![CDATA[「黄ばんだ象牙を、白く戻せませんか？」 このお問い合わせを、長年いただいていました。 これまでの回答は「お受けしていません」だったんです。 理由としまして、象牙は漂白すると白くなりますが、もろくなりますに書いたとおりです。 ですが今回、そのお答えが少し変わります。 象牙の数珠とネックレスに限って、クリーニングを承ることに致します。 印鑑とお箸は、これまでどおりお受けしません。 ではなぜ数珠はできて、印鑑はできないのか？ そこのお話をさせていただきます。 象牙の数珠とネックレスのクリーニングはじめました 実はこちらのサービスは、先代の頃は鈴印でも行っておりましたが、対応できる職人さんがいなくなり&#8230;]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="tcdce-body"><div class="theContentWrap-ccc">
<p>「黄ばんだ象牙を、白く戻せませんか？」<br />
このお問い合わせを、長年いただいていました。<br />
これまでの回答は「お受けしていません」だったんです。<br />
理由としまして、<a href="https://blog.suzuin.co.jp/6374.html" target="_blank" rel="noopener">象牙は漂白すると白くなりますが、もろくなります</a>に書いたとおりです。</p>
<p>ですが今回、そのお答えが少し変わります。<br />
<strong>象牙の数珠とネックレスに限って、クリーニングを承ることに致します。</strong><br />
印鑑とお箸は、これまでどおりお受けしません。</p>
<p>ではなぜ数珠はできて、印鑑はできないのか？<br />
そこのお話をさせていただきます。</p>
<h2>象牙の数珠とネックレスのクリーニングはじめました</h2>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="alignnone size-large wp-image-40558" src="https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/09/380ce4cde27d28f5e7314bfecf0e8645-700x431.jpg" alt="" width="700" height="431" srcset="https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/09/380ce4cde27d28f5e7314bfecf0e8645-700x431.jpg 700w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/09/380ce4cde27d28f5e7314bfecf0e8645-340x210.jpg 340w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/09/380ce4cde27d28f5e7314bfecf0e8645-220x136.jpg 220w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/09/380ce4cde27d28f5e7314bfecf0e8645-768x473.jpg 768w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/09/380ce4cde27d28f5e7314bfecf0e8645-400x247.jpg 400w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/09/380ce4cde27d28f5e7314bfecf0e8645-800x493.jpg 800w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/09/380ce4cde27d28f5e7314bfecf0e8645.jpg 860w" sizes="auto, (max-width: 700px) 100vw, 700px" /></p>
<p>実はこちらのサービスは、先代の頃は鈴印でも行っておりましたが、対応できる職人さんがいなくなり、それに伴い終了しておりました。<br />
ところが今回、新たにクリーニングを手掛けることができる職人さんとの出会いによって、再開することに致しました。<br />
ただし、数珠やネックレス、他にも小物などに限定させていただきます。（理由は後述します）</p>
<p><img decoding="async" loading="lazy" class="alignnone wp-image-40559 size-large" src="https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/09/5f5c2f593310ef5b5f0447a0c86628b6-700x468.jpg" alt="" width="700" height="468" srcset="https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/09/5f5c2f593310ef5b5f0447a0c86628b6-700x468.jpg 700w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/09/5f5c2f593310ef5b5f0447a0c86628b6-340x227.jpg 340w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/09/5f5c2f593310ef5b5f0447a0c86628b6-220x147.jpg 220w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/09/5f5c2f593310ef5b5f0447a0c86628b6-768x513.jpg 768w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/09/5f5c2f593310ef5b5f0447a0c86628b6-400x267.jpg 400w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/09/5f5c2f593310ef5b5f0447a0c86628b6-800x534.jpg 800w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/09/5f5c2f593310ef5b5f0447a0c86628b6-1200x802.jpg 1200w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/09/5f5c2f593310ef5b5f0447a0c86628b6.jpg 1437w" sizes="auto, (max-width: 700px) 100vw, 700px" /></p>
<p>長年使い込まれた身につける象牙製品は、汗などの影響で変色していきます。<br />
ネックレスのような、人から見られる装飾品に関しては、汗染みはあまり美しく感じられないかもしれません。<br />
それらを綺麗にクリーニングすることができます。</p>
<p>ただし、鈴印で受ける以上、ただ白くするのではございません。<br />
方法として例えば極端な手法として、漂白剤等に浸けることで白くすることもできます。<br />
ところがこの方法では、素材を見極めることも、その象牙の良さを活かすこともできず、象牙の素材を根こそぎ傷めてしまいます。</p>
<p>そのため私たちがお願いする職人さんは、一つづつに素材の状態を見ながら最適な状態に合わせていきます。<br />
現在の象牙の風合いを残しつつ、ベストな色合いに調整するという、まさに他に類をみない特殊技術。<br />
秘伝の技術を身につけた、たった1人の職人だからこそ、なしえる手法です。</p>
<p>私自身が職人さんから話を伺って驚いたのは、変色の強い部分のみを、明るい部分に合わせて調整が可能という点です。<br />
つまり、1つ1つ状態を見極めつつ色を整え、最終的に全体を調和させるという、途方もない作業です。</p>
<h2>料金と流れ</h2>
<p>クリーニングは、<strong>28,000円（税別）から</strong>。40cmほどの丸玉のネックレスや数珠が目安です。<br />
また、ひび割れた珠だけの取り替え（1個2,800円）、房の取り替え（11,800円）、紐の通し直しだけ（5,800円）も対応可能です。</p>
<p>流れは、<a href="https://no2.suzuin.co.jp/info/" target="_blank" rel="noopener">お問い合わせ</a>→お写真で概算→お品物を拝見して正式なお見積もり→3週間ほど、です。<br />
仕上がりの色は職人にお任せいただくこと、ひびが入る可能性があること、完全にきれいにならない場合があることなど、あらかじめご了承いただきたい点は、次のページにまとめました。</p>
<p style="text-align: center;"><a class="q_button pill sz_l" href="https://no2.suzuin.co.jp/ivory-cleaning/" target="_blank" rel="noopener">象牙の数珠・ネックレスのクリーニング</a></p>
<h2>印鑑とお箸は、お受けしません</h2>
<p><img decoding="async" loading="lazy" class="alignnone size-large wp-image-40557" src="https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/09/d57d5640bcae017756217b390233d12f-scaled-1-700x391.jpg" alt="" width="700" height="391" srcset="https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/09/d57d5640bcae017756217b390233d12f-scaled-1-700x391.jpg 700w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/09/d57d5640bcae017756217b390233d12f-scaled-1-340x190.jpg 340w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/09/d57d5640bcae017756217b390233d12f-scaled-1-220x123.jpg 220w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/09/d57d5640bcae017756217b390233d12f-scaled-1-768x429.jpg 768w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/09/d57d5640bcae017756217b390233d12f-scaled-1-1536x857.jpg 1536w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/09/d57d5640bcae017756217b390233d12f-scaled-1-400x223.jpg 400w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/09/d57d5640bcae017756217b390233d12f-scaled-1-800x447.jpg 800w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/09/d57d5640bcae017756217b390233d12f-scaled-1-1200x670.jpg 1200w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/09/d57d5640bcae017756217b390233d12f-scaled-1.jpg 1580w" sizes="auto, (max-width: 700px) 100vw, 700px" /></p>
<p>印鑑はかなり特殊な状態となっているため、これまで同様お受けいたしかねます。</p>
<p>理由としまして印材は、印面に細い線で文字が彫られています。<br />
つまり非常に細かくなっております。</p>
<p>しかも染み込んでいるのは朱肉の油です。<br />
その油を根こそぎ落とそうとすると、そうでなくても繊細な素材が大きく傷み、ひびが入る危険が極端に高くなります。</p>
<p>印面が欠ければ彫り直すこともできず、実印なら届け出のやり直しも必要です。</p>
<p>一方でお箸は、長い形状のため、加工の際に反るおそれがあります。<br />
また一度薬剤を使ったものを、その後口に入れるということに抵抗がある方も多いのではないでしょうか？<br />
つまりお箸の場合は、リスクだけでなく、お使いになるお客様にとってもあまりメリットがないと思われるため、事前に対象外とさせていただきました。</p>
<p>以上、ご理解いただけましたら幸いです。</p>
<h2>最後に</h2>
<p>一度クリーニングをしても、当然ですが、使っているうちにまた少しずつ色は変わっていきます。<br />
これは象牙が生きていた素材だからです。</p>
<p>綺麗な状態を維持する管理方法と致しまして、以下を推奨します。</p>
<ul>
<li>外したあと、使ったあとに綿の布で汗を拭き取る</li>
<li>しまうときは風の当たらない暗いところに置く</li>
</ul>
<p>この2つで、次に色が気になるまでの年月がまったく変わりますし、より自然な経年変化をお楽しみいただくことも可能です。<br />
くわしくは<a href="https://no2.suzuin.co.jp/象牙印鑑のお手入れ・保管方法/" target="_blank" rel="noopener">象牙印鑑のお手入れ・保管方法</a>をご覧ください。</p>
<p>鈴印でお取り扱いしている象牙の数珠（みかん玉）については、<a href="https://blog.suzuin.co.jp/35870.html" target="_blank" rel="noopener">象牙の数珠（みかん玉）｜宗派を問わない略式数珠と、お手入れ・クリーニング</a>でご紹介しています。</p>
<p>そして最後になりますが、「使い込んだ色のままがよい」という方には、クリーニングをお勧めしません。<br />
それもまた象牙の楽しみ方のひとつですし、上記の通りの管理方法で大切に保管されている場合は、むしろそのままの方が象牙ならではの味わいが増します。</p>
<p>過去には親御様からお嬢様に渡されて使う、そんな事例もありました。<br />
その際にクリーニングして、綺麗な状態でお渡しされる。<br />
ここでふと思い出したのは、フランスでは上質なレザーなどは世代を超えて継承されると耳にしたことがあります。</p>
<p>かつては日本も、良いものを大切に長く使う文化が強くありました。<br />
レザーも象牙も大切な命をいただいたものです。<br />
丁寧に取り扱うことで、どちらも長く使えます。</p>
<p>もちろん経年と共に思いも寄らない汚れやシミが付いてしまうこともございます。<br />
そんなお困りごとに、少しでもお役に立てましたら嬉しい限りです。</p>
<p style="text-align: center;"><a class="q_button pill sz_l" href="https://no2.suzuin.co.jp/ivory-cleaning/" target="_blank" rel="noopener">象牙の数珠・ネックレスのクリーニング</a></p>
</div>
</div>]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>同じ象牙なのに、なぜ彫り味が違うのか</title>
		<link>https://blog.suzuin.co.jp/40509.html</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[鈴印]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 16 Sep 2026 04:14:06 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[IVORY]]></category>
		<category><![CDATA[手彫り]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://blog.suzuin.co.jp/?p=40509</guid>

					<description><![CDATA[象牙の印材に刃を当てると、最初の一刀で「あ、これか」と分かります。 同じ象牙、同じサイズ、同じように白い。 それでも刃の入り方がまるで違う一本があります。 すっと刃が走るもの。 硬くて跳ね返してくるもの。 刃を逃がすように、繊維がほどけそうになるもの。 実際の象牙材は、ランクによって繊維の密度が違うため、どなたでも見て触れて違いがある程度わかるようになります。 けれど彫る際には、よりはっきりと別の素材と理解できるほどわかります。 違いは「牙のどこから取ったか」で生まれます 象牙は、印材である前に一本の牙です。 牙のどの場所から切り出したかで、繊維の細かさや向きが変わります。 いちばん多い「縦目&#8230;]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="tcdce-body"><div class="theContentWrap-ccc"><p>象牙の印材に刃を当てると、最初の一刀で「あ、これか」と分かります。</p>
<p>同じ象牙、同じサイズ、同じように白い。<br />
それでも刃の入り方がまるで違う一本があります。<br />
すっと刃が走るもの。<br />
硬くて跳ね返してくるもの。<br />
刃を逃がすように、繊維がほどけそうになるもの。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-40523" src="https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/09/77b4302ce063bac2d96a7b444db911ca-700x467-1.webp" alt="等級の違う象牙の印材を6本並べたところ。白さも艶もキメも一本ずつ違う" width="700" height="467" srcset="https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/09/77b4302ce063bac2d96a7b444db911ca-700x467-1.webp 700w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/09/77b4302ce063bac2d96a7b444db911ca-700x467-1-340x227.webp 340w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/09/77b4302ce063bac2d96a7b444db911ca-700x467-1-220x147.webp 220w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/09/77b4302ce063bac2d96a7b444db911ca-700x467-1-400x267.webp 400w" sizes="auto, (max-width: 700px) 100vw, 700px" /></p>
<p>実際の象牙材は、ランクによって繊維の密度が違うため、どなたでも見て触れて違いがある程度わかるようになります。<br />
けれど彫る際には、よりはっきりと別の素材と理解できるほどわかります。</p>
<h2>違いは「牙のどこから取ったか」で生まれます</h2>
<p><img decoding="async" loading="lazy" class="alignnone size-full wp-image-40518" src="https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/09/ec90b48448146148c1c11c41e436a66f-700x516-1.webp" alt="象牙の牙から印材を切り出す位置の図。縦目・横目・縦目芯持・横目芯持の4か所" width="700" height="516" srcset="https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/09/ec90b48448146148c1c11c41e436a66f-700x516-1.webp 700w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/09/ec90b48448146148c1c11c41e436a66f-700x516-1-340x251.webp 340w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/09/ec90b48448146148c1c11c41e436a66f-700x516-1-220x162.webp 220w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/09/ec90b48448146148c1c11c41e436a66f-700x516-1-400x295.webp 400w" sizes="auto, (max-width: 700px) 100vw, 700px" /></p>
<p>象牙は、印材である前に一本の牙です。<br />
牙のどの場所から切り出したかで、繊維の細かさや向きが変わります。</p>
<p>いちばん多い「縦目」は、牙の根元から先端に向かって切り出したものです。<br />
彫刻面に繊維が立っているので刃がよく効き、押したときの力にも強い。<br />
ふだん彫っている象牙の大半はこれです。</p>
<p>いっぽう、牙を輪切りにするように取った「横目」は、側面に丸い輪が浮かびます。<br />
「日輪」とも呼ばれ、象牙の中でも特に美しいとされる印材です。<br />
ただし彫刻面では繊維が横に寝ています。<br />
刃をほんの少し立てすぎるだけで、繊維がぱらりと剥がれる。<br />
薄く鋭く研いだ刃物と、慣れがないと彫れません。<br />
美しい印材ほど、彫り手を試してきます。</p>
<p>そして私の知る限り、この横目を、縦目と同じように切れ味抜群で彫れる職人はほとんどいません。<br />
ほとんどの職人は、横目のうろこが剥がれるような特性に対応できず、線がガタガタになってしまいます。</p>
<h2>もうひとつ、「どんな象の牙か」で違います</h2>
<p><img decoding="async" loading="lazy" class="alignnone size-large wp-image-37543" src="https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2025/03/45e9652e4cb57d4a6981ba6961489266-700x467.jpg" alt="インド象（唐方）の極上材の印面。キメが細かく、シマがほとんど見えない" width="700" height="467" srcset="https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2025/03/45e9652e4cb57d4a6981ba6961489266-700x467.jpg 700w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2025/03/45e9652e4cb57d4a6981ba6961489266-340x227.jpg 340w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2025/03/45e9652e4cb57d4a6981ba6961489266-220x147.jpg 220w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2025/03/45e9652e4cb57d4a6981ba6961489266-768x512.jpg 768w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2025/03/45e9652e4cb57d4a6981ba6961489266-400x267.jpg 400w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2025/03/45e9652e4cb57d4a6981ba6961489266-800x533.jpg 800w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2025/03/45e9652e4cb57d4a6981ba6961489266-1200x800.jpg 1200w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2025/03/45e9652e4cb57d4a6981ba6961489266.jpg 1440w" sizes="auto, (max-width: 700px) 100vw, 700px" /></p>
<p>部位だけではありません。<br />
牙そのものの硬さが、象によって違います。</p>
<p>熱帯雨林で太い木の根を掘って暮らす森林象の牙は硬く、艶が出ます。<br />
草原のサバンナ象の牙は柔らかく、乳白色でシマが目立ちます。</p>
<p>そしてインド象の牙は、その中間。<br />
硬すぎず柔らかすぎず、絶妙な粘りがあって、刃物が狙った場所へ滑らかに走ります。<br />
かつて日本で「唐方（とうかた）」と呼ばれ、最上とされてきた理由は、彫ってみるといちばんよく分かります。</p>
<p>唐方の一番の凄さは、すべてが絶妙である点。<br />
硬すぎず、柔らかすぎず、また密度が均一なため、自分の力量があがったのかと勘違いするほどに彫りやすい。<br />
それはまるでドラえもんで、宇宙に行ったのび太が重力が軽いため、そこでは最強になったかのごとく。</p>
<p>そのため唐方は、彫刻の際に至福の時間を与えてくれます。</p>
<p>唐方がどんな牙なのかは、こちらに書きました。<a href="https://blog.suzuin.co.jp/40471.html" target="_blank" rel="noopener">同じ象牙でも、インド象は別格です</a></p>
<h2>部位と硬さを、1ページにまとめました</h2>
<p>縦目・横目・芯持ちという部位の違い。ハード・ソフト・唐方という硬さの違い。<br />
そしてその硬さが、象がどこに棲んでいたかで決まること。</p>
<p>店頭で少しずつお話ししてきたことを、象牙オンラインショップに1ページにまとめました。<br />
写真では分からないものを、言葉と図で追えるようにしています。<br />
象牙の印鑑をお考えの方も、素材そのものに興味のある方も、ご覧いただけたら嬉しいです。</p>
<p><span style="text-decoration: underline;"><strong><a href="https://no2.suzuin.co.jp/ivory-material/" target="_blank" rel="noopener">象牙という素材を知る</a></strong></span></p>
<p>象牙の印鑑を選ぶときの等級ごとの価格の目安は、<a href="https://no2.suzuin.co.jp/象牙印鑑の選び方/" target="_blank" rel="noopener">象牙印鑑の選び方と価格</a>にまとめています。</p>
<p>使い込んで色が変わった象牙の数珠やネックレスは、クリーニングで調えることもできるようになりました。<a href="https://blog.suzuin.co.jp/40554.html" target="_blank" rel="noopener">象牙の数珠・ネックレスのクリーニング、はじめました</a></p></div></div>]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>同じ象牙でも、インド象は別格です</title>
		<link>https://blog.suzuin.co.jp/40471.html</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[鈴印]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 10 Sep 2026 06:46:53 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[IVORY]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://blog.suzuin.co.jp/?p=40471</guid>

					<description><![CDATA[現在、国内に流通している象牙のほとんどはアフリカ象です。 一方で、かつて国内の細工象牙の多くはインド象が使われていました。 それはインド象の、アフリカ象よりもしなやかで粘り気のある特性に関係します。 色や硬さだけでなく、彫り心地も違う。 つまり加工がしやすいため、日本では長いあいだ、インド象の象牙が最上とされてきました。 写真で分からないものは、言葉にするしかない 象牙は、写真で優劣がつかない素材です。 色の違い、キメの細かさ、彫ったときの手応え。どれも実物を前にしなければ伝わりません。けれどオンラインでご覧になる方に、そのままお伝えする方法がありませんでした。 ですので、書くことにしました。&#8230;]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="tcdce-body"><div class="theContentWrap-ccc"><p>現在、国内に流通している象牙のほとんどはアフリカ象です。<br />
一方で、かつて国内の細工象牙の多くはインド象が使われていました。</p>
<p>それはインド象の、アフリカ象よりもしなやかで粘り気のある特性に関係します。<br />
色や硬さだけでなく、彫り心地も違う。<br />
つまり加工がしやすいため、日本では長いあいだ、インド象の象牙が最上とされてきました。</p>
<h2>写真で分からないものは、言葉にするしかない</h2>
<p>象牙は、写真で優劣がつかない素材です。</p>
<p>色の違い、キメの細かさ、彫ったときの手応え。どれも実物を前にしなければ伝わりません。けれどオンラインでご覧になる方に、そのままお伝えする方法がありませんでした。</p>
<p>ですので、書くことにしました。</p>
<p>象牙オンラインショップのほうに「読みもの」という場所を作り、その一本目として、インド象の象牙がなぜ最上とされてきたのかをまとめています。かつて日本で「唐方（とうかた）」と呼ばれていたこと、仏教とともに象が伝わってきた背景、アフリカ象との違い、そして横目芯持ちの希少さについて書きました。</p>
<p>私自身、インド象の存在自体は知っていましたが、実際に手にしたことはありませんでした。<br />
そんな折、お客様から「インド象の芯持ち」があるかご確認いただき、現在の手で取る職人さんに尋ねたところ、その存在を知ることになりました。<br />
アフリカ象ですら貴重な芯持ちを、幻と言われるインド象にあることを知った衝撃は、今でも忘れることができません。</p>
<h2>お読みいただけたら嬉しいです</h2>
<p>三代にわたって象牙を扱ってきましたが、あらためて文章にしてみると、知っているつもりで説明できていなかったことが自分でもよく分かりました。</p>
<p>ご興味のある方は、こちらからどうぞ。</p>
<p><span style="text-decoration: underline;"><a href="https://no2.suzuin.co.jp/indian-ivory/" target="_blank" rel="noopener">インド象の象牙は、なぜ最上とされてきたのか</a></span></p>
<p>読みものは他にも書いています。二本目は<a href="https://no2.suzuin.co.jp/how-we-select-ivory/" target="_blank" rel="noopener">象牙の印材は、どうやって見極めているのか</a>です。</p>
<p>唐方に刃を入れたときの感触は、こちらに書きました。<a href="https://blog.suzuin.co.jp/40509.html" target="_blank" rel="noopener">同じ象牙なのに、なぜ彫り味が違うのか</a></p>
<p>象牙の印鑑を選ぶときの等級ごとの価格の目安は、<a href="https://no2.suzuin.co.jp/象牙印鑑の選び方/" target="_blank" rel="noopener">象牙印鑑の選び方と価格</a>にまとめています。</p></div></div>]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>2万頭の象を、そちらに送る——象牙をめぐる話は、そう単純ではありません</title>
		<link>https://blog.suzuin.co.jp/40428.html</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[鈴印]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 08 Sep 2026 02:46:10 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[IVORY]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://blog.suzuin.co.jp/?p=40428</guid>

					<description><![CDATA[象牙の印鑑をご検討の方から、いちばん多くいただくご質問がこれです。 「ニュースで密輸とか摘発とか見るけれど、買って大丈夫なんですか？」 お気持ちはよく分かります。 最近は減ってきましたが、象牙という言葉と一緒に流れてくるニュースは、なぜか良くない話ばかりでした。 ただし、そこで報じられていたのは国際取引の話でした。 日本国内で流通している象牙は、規制が始まる前に輸入されたもので、いま新たに海外から入ってくることはありません。 そのため、まったく別の枠組みの話になります。 また一方で象が生息する現地では、まったく事業が違っていることは、あまり報道されません。 現地の事情は、思っているよりずっと複&#8230;]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="tcdce-body"><div class="theContentWrap-ccc"><p>象牙の印鑑をご検討の方から、いちばん多くいただくご質問がこれです。</p>
<p>「ニュースで密輸とか摘発とか見るけれど、買って大丈夫なんですか？」</p>
<p>お気持ちはよく分かります。<br />
最近は減ってきましたが、象牙という言葉と一緒に流れてくるニュースは、なぜか良くない話ばかりでした。</p>
<p>ただし、そこで報じられていたのは<strong>国際取引</strong>の話でした。<br />
日本国内で流通している象牙は、規制が始まる前に輸入されたもので、いま新たに海外から入ってくることはありません。<br />
そのため、まったく別の枠組みの話になります。</p>
<p>また一方で象が生息する現地では、まったく事業が違っていることは、あまり報道されません。</p>
<h2>現地の事情は、思っているよりずっと複雑です</h2>
<p>2024年4月、アフリカ南部ボツワナの大統領が、ドイツに向けてこう言いました。</p>
<p><strong>「2万頭の象を、そちらに送る。ノーとは言わせない」</strong></p>
<p>ボツワナには約13万頭の象がいます。<br />
人口が約240万人ですから、住民20人に対して象が1頭いる計算です。<br />
象は畑を踏み荒らし、人が命を落とすこともあります。<br />
政府は5年間で、農作物の被害補償として約1,000万ドルを農家に支払ってきました。</p>
<p>きっかけは、ドイツが狩猟で仕留めた動物の剥製の持ち帰りを規制しようとしたことでした。<br />
ボツワナでは、外国のハンターが高額な料金を払って象を狩ることが法律で認められていて、その収入が地域に還元され、増えすぎた象を減らす手立てにもなっています。<br />
持ち帰れないなら、ハンターは来ません。</p>
<p>大統領はこう続けています。<br />
「ベルリンにいながらボツワナに意見を言うのは簡単だ」</p>
<p><strong>守れと言う人は遠くにいて、畑を荒らされ、命を落としているのはこちらだ。</strong><br />
そういう抗議でした。</p>
<p>日本で言えば、クマと人の距離が近づいて問題になっているのと、構造はよく似ています。</p>
<p>もちろん、アフリカのどこでも象が余っているわけではありません。<br />
大陸の象の7割以上が南部に集中していて、地域によって事情がまるで違います。<br />
守るべきだという声も、暮らしを守りたいという声も、どちらも切実です。</p>
<h2>いただいた命を、大切に</h2>
<p>そのうえで、私たちの考えをお伝えします。</p>
<p>象だけが特別に守られ、他は問われない。<br />
その流れには、正直なところ違和感があります。<br />
牛はいいのか。豚はいいのか。日々口にしている草木はどうなのか・・・</p>
<p>私たちは、命をいただかずに生きることはできません。<br />
だとすれば問うべきなのは「何の命なら許されるか」ではなく、<strong>いただいた命をどう扱うか</strong>だと考えています。</p>
<p>象牙の印章は、手入れをすれば何十年も、世代を越えて使い続けられる道具です。<br />
一度いただいた命を、使い捨てにせず、最後まで生かしきる。<br />
私たちが象牙を扱い続けているのは、そういう仕事だと思っているからです。</p>
<p>法律の仕組みと、鈴印がどんな登録を受けているかは、こちらにまとめました。<br />
登録票の実物も載せています。</p>
<p style="text-align: center;"><span style="text-decoration: underline;"><strong><a href="https://no2.suzuin.co.jp/象牙は合法なの/" target="_blank" rel="noopener">象牙は合法なの?</a></strong></span></p>

<p><img loading="lazy" decoding="async" class="alignnone size-large wp-image-40459" src="https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/09/b31ceda2322c1abf81d952f38177e431-700x495.jpg" alt="" width="700" height="495" srcset="https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/09/b31ceda2322c1abf81d952f38177e431-700x495.jpg 700w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/09/b31ceda2322c1abf81d952f38177e431-340x240.jpg 340w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/09/b31ceda2322c1abf81d952f38177e431-220x156.jpg 220w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/09/b31ceda2322c1abf81d952f38177e431-768x543.jpg 768w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/09/b31ceda2322c1abf81d952f38177e431-400x283.jpg 400w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/09/b31ceda2322c1abf81d952f38177e431-800x566.jpg 800w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/09/b31ceda2322c1abf81d952f38177e431-1200x848.jpg 1200w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/09/b31ceda2322c1abf81d952f38177e431.jpg 1358w" sizes="auto, (max-width: 700px) 100vw, 700px" /></p></div></div>]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>象牙印材ができるまでと、彫り方。選び方と価格の目安もまとめました</title>
		<link>https://blog.suzuin.co.jp/40418.html</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[鈴印]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 04 Sep 2026 23:56:54 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[IVORY]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://blog.suzuin.co.jp/?p=40418</guid>

					<description><![CDATA[象牙の印鑑を検討し始めると、まず何から調べればいいのか迷う方が多いのではないでしょうか。 品質の違い、職人がどんな工程で仕上げているのか、価格帯はどれくらいなのか——知りたいことが多い割に、情報がまとまっている場所は意外と少ないものです。 鈴印の「象牙オンラインショップ」の「象牙について」ページでは、象牙にまつわる情報を1ページにまとめています。 品質の見分け方(色や光沢、キメの細かさで見る象牙の質) 素材としての象牙そのものの話(牙としての個性、同じ象牙は二つとありません) 鈴印が取り扱う製品(マスターピースやデッドストックといった独自の取り扱い) 職人の手仕事（手で取る。手で彫る）&#x2&#8230;]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="tcdce-body"><div class="theContentWrap-ccc"><p>象牙の印鑑を検討し始めると、まず何から調べればいいのか迷う方が多いのではないでしょうか。<br />
品質の違い、職人がどんな工程で仕上げているのか、価格帯はどれくらいなのか——知りたいことが多い割に、情報がまとまっている場所は意外と少ないものです。</p>
<p>鈴印の「象牙オンラインショップ」の<span style="text-decoration: underline;"><a href="https://no2.suzuin.co.jp/about-ivory/" target="_blank" rel="noopener">「象牙について」ページ</a></span>では、象牙にまつわる情報を1ページにまとめています。</p>
<ul>
	<li>品質の見分け方(色や光沢、キメの細かさで見る象牙の質)</li>
	<li>素材としての象牙そのものの話(牙としての個性、同じ象牙は二つとありません)</li>
	<li>鈴印が取り扱う製品(マスターピースやデッドストックといった独自の取り扱い)</li>
	<li>職人の手仕事（手で取る。手で彫る）<strong><img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/25c0.png" alt="◀" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />新設</strong></li>
	<li>選び方と価格<strong><img src="https://s.w.org/images/core/emoji/17.0.2/72x72/25c0.png" alt="◀" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />新設</strong></li>
	<li>国際取引に関する考え方(命への敬意をもとにした考え方)</li>
</ul>
<p>このたび、このページに新しく3点を加えました。</p>
<h2>①象牙印材ができるまで</h2>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="alignnone size-large wp-image-40421" src="https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/09/5375ddbf8924e9e60fdd181c8017a8ae-700x393.jpg" alt="" width="700" height="393" srcset="https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/09/5375ddbf8924e9e60fdd181c8017a8ae-700x393.jpg 700w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/09/5375ddbf8924e9e60fdd181c8017a8ae-340x191.jpg 340w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/09/5375ddbf8924e9e60fdd181c8017a8ae-220x124.jpg 220w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/09/5375ddbf8924e9e60fdd181c8017a8ae-768x432.jpg 768w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/09/5375ddbf8924e9e60fdd181c8017a8ae-400x225.jpg 400w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/09/5375ddbf8924e9e60fdd181c8017a8ae-800x450.jpg 800w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/09/5375ddbf8924e9e60fdd181c8017a8ae-1200x674.jpg 1200w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/09/5375ddbf8924e9e60fdd181c8017a8ae.jpg 1450w" sizes="auto, (max-width: 700px) 100vw, 700px" /></p>
<p>象牙の印材は、日本でただ一人、機械を使わず手作業だけで象牙をとる職人の手から始まります。<br />
写真に写ることを好まないこの職人が、長年の信頼関係のなかで特別に見せてくれた仕事の記録を、写真でご紹介しています。</p>
<h2>②どのように彫っているか</h2>
<p><img decoding="async" loading="lazy" class="alignnone size-large wp-image-40422" src="https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/09/86a46a816dd80825be9a409aaf50b6eb-700x368.jpg" alt="" width="700" height="368" srcset="https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/09/86a46a816dd80825be9a409aaf50b6eb-700x368.jpg 700w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/09/86a46a816dd80825be9a409aaf50b6eb-340x179.jpg 340w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/09/86a46a816dd80825be9a409aaf50b6eb-220x116.jpg 220w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/09/86a46a816dd80825be9a409aaf50b6eb-768x403.jpg 768w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/09/86a46a816dd80825be9a409aaf50b6eb-400x210.jpg 400w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/09/86a46a816dd80825be9a409aaf50b6eb-800x420.jpg 800w, https://blog.suzuin.co.jp/wp-content/uploads/2026/09/86a46a816dd80825be9a409aaf50b6eb.jpg 1200w" sizes="auto, (max-width: 700px) 100vw, 700px" /></p>
<p>そこから届いた印材を、鈴印の彫刻師が一本一本、手で仕上げていきます。</p>
<p>パソコンのフォントを使った機械彫刻であれば、同じものを何本でも複製できます。<br />
しかし手書き・手彫りは、同じお名前であっても、彫るたびに一本ごとに異なる表情が生まれます。<br />
この一連の工程を、今回は動画でも見られるようにしました。</p>
<p>写真だけでは伝わりにくかった手元の動きまで、感じていただけると思います。</p>
<h2>③象牙印材の選び方と価格の目安</h2>
<p>実印・銀行印・認印を選ぶ際に知っておきたい、等級ごとの価格の目安をまとめたコーナーも新しく加わりました。</p>
<p>象牙の印鑑は、同じ「象牙」という括りでも、素材の等級によって価格に大きな差があります。<br />
今まではその目安がわかりにくく、価格を知るにはサイトをくまなくチェックするか、問い合わせるしかありませんでした。</p>
<p>今回のコーナーでは、価格帯とあわせて、鈴印が象牙にこだわる理由もご紹介しています。<br />
これから象牙の印鑑を検討する方が、まず何から選べばいいのか、価格感をつかみやすくなっています。</p>
<p>象牙について知りたいことが、これで一通り揃いました。<br />
ぜひご覧ください。</p>
<p style="text-align: center;"><span style="text-decoration: underline;"><a href="https://no2.suzuin.co.jp/about-ivory/" target="_blank" rel="noopener">象牙について(象牙オンラインショップ)</a></span></p></div></div>]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
	</channel>
</rss>
