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三文判って何?

2016.02.13
認印

世の中には訳の分からない言葉がいっぱいあります。

その道に長く関わっていても、はっきり分からないコトも実は結構多いモンです。

自分たちで分からないコトは一般の方からしたら、???ってなるコトも当然ですわな。

今回のお題はこちら

鈴木が1本

「三文判って何?」

三文判の定義は分かりにくい

まず三文判って、どんな定義があるんでしょう?

皆さんも「なんとなく安いハンコ」ってニュアンスをお持ちだと思いますが、一体どうなんでしょうかね?

ワタクシもこの際ですので、調べてみました・・・が、なかなか見つからない(汗)

まずネットを調べますとこんな文言が

三文判とは、出来合いの安価な印判。

語源由来辞典よ

そしてこんな記載があります。

三文判の「三文」は、江戸時代以前の通貨で、一文銭三枚のこと。時代により価値は異なるが、千文が一貫、四貫文が金一両で、三文は非常に安価な額となる。そこから価値の低い物や、安い物に対して「三文」はつけられるようになった。本来、判子は注文後に作られ、出来合いの判子は安価で粗末な物であることから「三文判」と呼ぶようになった。その他、「三文」が付けられた言葉には江戸時代以前の「三文絵」「三文花」「三文雛」「三文野郎」「三文芝居」、明治時代には「三文武士」「三文雑誌」がある。

語源由来辞典よ

わお、過激♡

まあ1つの引用だけじゃ心配ですので、手元の本を色々調べてみました。

するとこちらにありました

読んでみますとこんな感じで表記されていました。

三文判

安っぽいハンコという意味の俗語。「文(モン)」とは江戸時代の通貨の最小単位、「三文」とは安っぽいものの比喩。

現場で役立つ!ハンコ・契約書・印紙のトリセツより

まあどっちもほぼ同じようなニュアンスですね。

なのでみなさんの「なんとなく安いハンコ」ってイメージは正解ですね。

ちなみによく似ていて間違えられやすいハンコに「認印」と「シヤチハタ印」があります。

こちらも明確な定義はないんですが、あえて意味をつけるなら

「認印」=「役所や銀行に登録していないハンコ(登録可)」

「シヤチハタ印」=「広いくくりではゴム印(※登録不可)」

って感じでしょうかね。

つまり「三文判」は限りなく「認印」に近いけど、「シヤチハタ印」ではない。

分かりにくい♡

三文判の定義が分かりにくいのは、判断が使い手に委ねられているから

では、なぜこんなにややこしくなっているのか?

結論はコレですよ!

三文判かどうかは使い手に委ねられているから

つまり100万円のハンコでも自分が「これ安いから三文判」って言えば三文判だし、100円のハンコでも自分が「これ実印」って言って登録すれば実印だし・・・

まとめ

まあもともと日本って、その曖昧さの中に様々な意味を含めて使い分けして上手く活用するって文化がありましたから、ハンコもその日本独特の文化の名残なんでしょうね。

でも少なくとも「スッゲーいいの買っちゃったぜ!」って時に「三文」て言葉は使わないコトは分かりました。

そしてこれまたなんとなく思ったのは、ワタクシたちハンコを扱うハンコ店さん自身が「三文判」って言葉はあまり使わない方がいいのかな?ってコトでした。

だって自分たちが扱ってる商品を「安くて粗悪なヤツ」って言ってるようなモンでしょ?

だからこれからはただの仕入れ販売のハンコを「既製品」、また彫ったハンコは「認印」って表現しようと思います。

やっぱ販売している方から分かりやすく変えていかないとね!

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太陽と海と夏があればだいたいご機嫌な三代目。 日々「印」を通して、誰かの価値がちょっと上がるような仕事ができたらと考えている。 手彫りの美しさに惚れ込み、ブログでその魅力や違いを発信するのがライフワーク。 書くことも話すことも好きで、気がつけば毎日ブログを更新している。 ときどき印章の話から脱線するのもお約束。 趣味は筋トレと海と長距離ドライブ。

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