最近はよく言われますね。モノ売りよりコト売り。
あなたのお店は何を売っていますか?
まあそんなコトをいつも考えているんですけど、自分の中では最近漠然とこんなキーワードが浮かびます。
印章・印象・信用
まあ単純に繋ぎ合わせればこんな文章になります。
良い印章を使うコトで、良い印象を相手に与え、自分の信用を得る
みなさんからは「安心」という言葉をいただく
最近はお店の外でお客様と会う機会も増えてきました。
鈴印店頭ではお店の人間 対 お客様という関係ですが、店をは離れれば、人 対 人になります。
そこでよく言っていただけるのは
「確かにハンコはネットで安く買える。だけど鈴印さんを選ぶ理由は安心だからかな?実印は長く使うモノだし、自分を表すモノだからね。安くてもいいモノとは違うよね。」
私もこれまで、親からは厳しく言われたノウハウを守ってるつもりです。
それは「お客様がどこに押しても恥ずかしくないように。どこで出しても恥ずかしくないように・・・」
そのために彫刻の高い技術力を身につけましたし、文字やハンコに関する書物も「これは!」というモノを買い漁り、展覧会等には足を運んだりして、知識や見聞を広げたりもしています。
これはどこに押しても恥ずかしくないようにするための技術の向上のためです。
また、ケースや化粧箱やパッケージの、ハンコの周りの品も常に新しいモノを探し、その時その時で最善をセレクトしているのは、どこで出しても恥ずかしくないようにするための見せ方の向上になります。
それをお客様はトータルで判断され、ここなら安心と感じていただけるのかもしれません。
そしてなぜ安心が必要とされるのかというと、上記の「信用を得るため」に繋がるのをご存知だからなのでしょう。
まとめ
ある方はこう言います。
「一番大切なのはお金じゃない。お金はあくまでツール。本当に一番大切なのは信用。だって信用して買うワケでしょ?その結果としてお金が付いてくる。」
確かにその通りですよね。
その視点で考えると自分もきっと、信用していただけるように技術や知識や情報やお店を磨いてきたのかもしれません。
それはもちろん先代、先先代にもさかのぼります。
80年以上かけて、お客様の信用に耐えうる商品を提供し続けてきた。つまり信用を売ってきたと言っても過言じゃないのかもしれません。
鈴印の理念「印鑑を通してお客様の価値を高めたい」も、「良い印章を使うコトで、良い印象を相手に与え、自分の信用を得る」とイコールです。
改めて自分たちの使命が見えた気がします。
「信用」
これだけはお金で買えません。
しかし「印章を良くし、良い印象を与える」コトで、信用を得るためのお手伝いはできます。
なんかまた一段ギアが上がりそうな気分です。
どうぞ今後の鈴印にご期待ください!