ハンコに関してのトラブル堂々の第一は・・・「落として枠が欠けてしまった」です。
ハンコを使う際は多少なりとも緊張感の伴う場面だったりします。
しかもしょっちゅう押すワケでもないですから、慣れずに慌ててうっかりなんてケースがほとんど。
ただちょっとしたコツを覚えておくだけで、落下って防げるんですね。
ちなみに私はかなりうっかり系の人間ですけど、そういえば落としたことってほとんど記憶にないんです。
なぜなら・・・
2017年1月19日に書いたブログですが、2019年7月10日にリライトしました。
ハンコを落とすのはケースからの出し入れの時
中にはデスクの上からコロコロ転がって落として・・・なんて場合もありますけど、枠の欠けの原因のほとんどはケースから出し入れの際です。
こんな感じで。
なんとなくケースを持って・・・
なんとなく開ける。
そしてケースのバネの力で弾き出されて、落としてしまう。
ハンコのケースってカパって開くように中がバネのようになっています。
そしてこのバネの強度がケースによってもまちまちのため、思ったより強いとそれはまるでコンパクトにたためるテントのように一気に開き、中身の印章ごと弾かれてしまうんですね。
落下した先が柔らかいクッション材の上ならなんとか助かりますけど、大理石でできている地面だったら、木製のみならず象牙などでも欠けてしまう可能性が非常に高いです。
でもご安心ください。
たった1つ意識するだけで、ほぼ防げます。
印章を落とさないたった1つの方法
印章を入れるケースには全て、落とさないための目印がついています。
つまみの上側に入っている切り込みがそれに当たります。
※切り込みが上側がポイント
これはどんな印章ケースにも共通しています。
そして落とさないたった1つのコツはこれ。
切り込みを上にして開ける
それだけです。
ちなみに切り込みを上にして開けると・・・
正しい向きで開けられます。
つまり落とさない。
ここでポイントになるのが先ほど述べた「切り込みが上側」。
結構多いのが横に持たれる方。
横だと安定しないですし、そもそも印章ケースって縦に使うように設計されていますので、それに従った方が使いやすいんです。
なので繰り返します。
印章の出し入れの際は必ず
切り込みを上にして開ける
最後に
理想を言えば、開け閉めの際はデスクから距離を置かないのがベスト。
立ってても手元だけはデスクの上で。
ハンコって一度欠けてしまうと彫り直しだったり登録変更だったりと、かなりの面倒が突然目の前に現れてしまいます。
だからできれば1度だって犯したくないトラブルです。
ケースの構造と落とす原因を理解していれば、かなり高い確率で防げます。
大切なお金とお時間を守るために、ぜひ参考にしてくださいませ。