一昨日の土曜日は、とても大切な方々とお会いするために都内へ。
そんな時にはいつも宇都宮の便利さを感じます。
それはまた、宇都宮が都内のベッドタウンとして名高いのも理由にも通じます。
そうなんです。東北新幹線を利用すれば約1時間で東京に到着します。
余談ですが、宇都宮は各方面へのアクセスも非常に便利なんです。
宇都宮は電車のインフラはそれほどよくなく、代わりに車保有率が確か全国2位。
ちなみに移動を車に頼っても、夏は海に行くのも1時間半。冬は雪山に行くのも1時間半。
そして東京に行くもの1時間半。
つまりアウトドアにしろインドアにしろ、どこに行くにも2時間かからずに到達できます。
そのため私は、基本的に移動はほとんどが車。
でもごく稀に、電車で移動することもあります。
理由はたった1つです。
それは・・・
お酒を飲むつもりの時♡
正確には飲みが目的の時♡
そしてお酒にはドラマがあります。
皆さんもきっと多くのドラマをお持ちだと思います。
そして本日のお話は、都内に出張の多い方にはとても共感をいただけるであろう壮大なドラマ。
そんな物語のタイトルは、捨てる神あれば拾う神あり♡
捨てる神編♡
土曜日は東京から宇都宮へ、東北新幹線での帰路。
この路線は宇都宮市民の間では、通称「怒りのデスロード」と呼ばれています♡
なぜなら都内で懇親を深めた後、夏なら涼しく冬なら暖かいリクライニング付きの快適な車内。
もちろんみなさん自宅まで帰らないといけませんから、限界まで飲むなんてことはせず、多少のゆとりをもたせて帰ります。
しかしそんな体には長い長い1時間。
そうなんです!
睡魔という強大な悪魔と戦うデスロード♡
負けたら乗り越し♡
第一の刺客♡
「さっ!寝ないように気合い入れ直して」
そんな覚悟をあざ笑うかの第一の刺客が登場します。
耳に優しい音色と共に現れる
「お酒、おつまみ、お弁当はいかがでしょうか?」
バトルスタートです♡
ちょっとだけ飲み足りないんだよな〜。でも飲んじゃうと眠くなっちゃうし。いや、むしろ冷たいの飲んだ方が目がさめるかも・・・
「すみません、ハイボール1つ!」
あっさり敗北♡
第2の刺客♡
ワタクシ自慢じゃありませんが、これまで乗り過ごしたことってありませんでした。
もちろん備えてますから。
快適さに身を委ねるから寝るんです。
だからそうならないように、コートは脱ぎません。
バッグも抱えておきます。
これは優しいアナウンスに気づき、すぐに動けるためです。
これまでも「次は宇都宮〜」の声にはっと我に帰り、ダッシュでホームに駆け出したこと多数。
ちなみに宇都宮って降りる人が多いんですよ。
だから周りの雑踏にも気づかされます。
でも悪いことは重なります。
この日の最終新幹線は、まさかのガラ空き。
勘の鋭いワタクシでさえも気が付いた時には「次は終点の那須塩原〜」
到着前に起きただけでもマシ♡
乗り過ごした新幹線車内という絶望の淵に立たされたワタクシは、コートもバッグもそのままなので、到着前なのに出口前で立って待つ♡
スタンド アローン♡
トボトボと肩を落とし、向かうはまさに異国の地、那須塩原駅の改札。
様々な思いを胸に秘め、口に出て言葉は1つ。
「すみません。これから宇都宮に帰りたいんですけど」
先ほどの電車が最終となりますので、戻りの電車はございません。一旦こちらでご精算をお願い致します。
支払うこと乗り越し料金、確か1080円♡
あっさり敗北♡
戦いを終えて♡
・・・さてと。
頼るあても思いつかない。
ホテルがどこにあるのかすら検討がつかない。
iPhoneで宿泊施設を調べたいが、酔っ払ってて良く見えない。
タクシーじゃ確か2万円。
恐ろしくてApple Payは使えない。
久々に漂う「どうしよう・・・」
そんなまさに、出口の見えない終わりなきデスロード。
途方に暮れるワタクシ、気持ちははまさに世紀末。
しかし、ここからまさか世紀末救世主伝説がはじまろうとは・・・
拾う神編♡
・・・書くのめんどくさくなっちゃった♡