オールインワンに内蔵の、目立たず小さくも極上の一品をご紹介します。
何を隠そう、朱肉を拭き取るペーパーです。
どんなに優れた印章も、メンテナンスを怠ればよく写らなくなってしまいます。
なので綺麗に長くお使いいただくための必需品です。
印章を痛める一番の原因は朱肉の油
朱肉は、印章には欠かせない一番のパートナーでもありますが、一方で印章を痛める一番の原因でもあります。
朱肉は油性ですから木材などには侵食して痛め、枠の欠けにつながってしまいます。
また水牛や象牙などの硬い材料でも、表面の朱肉を拭き取らずにそのままにしておくと、朱肉の油が汚れと一緒に固まり綺麗な捺印ができなくなります。
これが一度固まると意外に落ちないんですよ。
無理やり落とそうとするとハンコの彫刻面を痛めてしまいますし、綿棒とかで柔らかくこすっても固まって取れない。
なのでそんなご苦労をされないよう、使い終わった後にちょいと拭いていただくだけでいいんです。それだけで驚くほど長持ちするんですから。
じゃあ何で拭いたらいいの?ってなりますよね。
以前は鈴印でも「使い終わった後にテッシュで朱肉を拭き取るだけでも全然違いますよ」とオススメしていました。
しかしながら色々調べていくうちに、ティッシュは繊維が抜け落ち、それが印章の彫刻面の中に入り込んで朱肉の油と一緒に固まってしまうことが分かりました。
だからと言ってそのままにしているよりは遥かに良いのですが、どうせなら最適な商品を探したい。
そんな想いからアチコチ探し、ようやく見つけたのが、この印章拭きでした。
印章拭きは印章の朱肉を拭く専用設計
印章拭き
繊維の抜けない印章専用の朱肉拭き取りペーパー。
1枚取り出すとこんな感じ
ティッシュの小さい感じで、繊維の織りこみがきっちりした素材。
どこぞのパリパリの、まるでトレーシングペーパーのように硬くてツルツルした感じじゃなく、くっきり綺麗に拭き取れる感じです。
おっ!これ使いやすい!
それが私の第一印象です。
そしてオールインワンは、こちらの印章拭きの一部を取り出して内蔵しました。
そして1枚取り出すごとに、次の1枚が持ち上がりますので、取り出しもストレスフリーです。
まとめ
オールインワンにセットされるアイテムは、いずれも署名捺印の際に考えうる最上品を揃えました。
大切な契約の最後にどうしても忘れてはいけないのが、綺麗に拭くとるペーパーです。
これがないと捺印の後に「あれ?この朱肉はどうしたらいいの?」って空気になっちゃいますよ。
小さくて目立たないけど、あるだけで「さすが!」と思わせる、そんなアイテムが印章拭きです。
使い捨てですから、いずれは無くなりますが、単体でのお求めも可能です。
印笑福(印章拭き)
1箱70枚入り
(税別)200円