ここ宇都宮にも先頃から雪が降り始め、果たして交通インフラはどうなるのでしょうかね?
そんな世間の心配をよそに、ワタクシ個人的には冬の積雪と夏の猛暑はテンションMAX!
もともと夏は海へ冬は山へ毎週のように行ってた人間からすると、そんな天気ほど嬉しくなります。
なので密かに、休日は子供たちを連れてあの生活に戻りたい、という経営計画書を作成しています♡
そっちは完成♡
だから夏、毎週のようにプールに連れて行ってるのも早く水に慣れて欲しくて。
そして冬は長男が2歳の頃からスキー場に連れて行っておりました。
当然最初はスキーブーツどころか、手袋さえまともに指が入りませんが、少しでも少しでもと願いを込めて。
幸い最近ではソリも進化を遂げ、何やら三輪車のような格好いいタイプも増え、長男も楽しみにしてくれるようになりました。
ところが、ソリのあまりの楽しさに一向にスキーに興味を抱かない長男。
第一の失敗♡
去年無理やりレンタルして履かせ、ワタクシが手を引いて5mほど登り、一緒に走って滑走して、キャッチしてストップ。
5回も続けると親が汗びっしょり。
子供は涼しい顔・・・ではなく嫌な顔♡
第二の失敗♡
彼にとって自由自在にコントロールできるソリと比べ、全く思うようにならないスキーはただのストレス。
おまけにそこには、ほぼ放置の次男も一緒。
つまり長男も次男も不機嫌♡
第三の失敗♡
そんな何1つ経営計画書通りに進まないワタクシは、今年大きな構造改革に打って出たのです!
その名も・・・スキー教室♡
また丸投げ♡
スキー教室に見る、プロと素人の大きな違い
プログラムを調べると、対象は5歳から。
現在6歳になった長男。そして親が言うのもなんですけど、比較的運動神経の良い長男。
過去の経験からして、もしかして2時間で滑れるようになっちゃうのでは?などと淡い期待を胸に参加。
不安でいっぱいかな?などと親の心配をよそに、むしろ楽しみそうな長男。
強盗か♡
こんなニット帽を被っているから、みんなが向こうを向いて整列しているにも関わらず彼だけ・・・
こっち見てる♡
まるでアシュラマン♡
最近はすごいですね。
ハの字がキープできるように、両方の板の先に付けて固定する器具があるんですね。
なのでそれで止まる感覚を教えて、外しても維持できるかの練習。
昔のワタクシは「ハの字キープ。あとは転んで覚える」と言う、できないのは自分のせい的な教え方と大違い♡
だからみんなやめちゃったんだ♡
ちょっと練習したらいきなりリフトに乗って、上から滑走の練習。
その間「親御さんが見てると集中できないので、見ててもいいですけどお子さんたちに気づかれないように遠くから見てくださいね」
それならと、次男を連れてキッズパークに連れて行ってソリ三昧。
それにしてもあのキッズパークに行くと必ず誰かに会いますね!
なんとなく声をかけ、久々の再会を懐かしみ・・・
うまい棒ゲッツ♡
声かけてみるモンだ♡
食べて登って滑ってヘトヘトになり、先ほどの斜面に戻ったところにちょうど長男帰還。
まあこんなコト言うのもあれっすけど、次から次へと転倒する他の子をよそに、全く余裕綽々で滑ってくる長男の姿に・・・一体誰に似たんだろう?
おかしいな♡
滑り終わって先生から、各家族毎に結果報告をしていただきました。
それも的確。
「まだちょっと体が出来上がってないから、一人で滑るのはちょっと難しいかな〜」とか「上手に滑れました。次は上のコースに行って大丈夫だよ」とか。
そんな中我が家は「合格!次はお父さんと滑っても大丈夫だよ」
まさかの丸投げ返し♡
とはいえ、終わってから嬉しそうに事の顛末を話してくれる長男と次男の姿に、本当今回も人を頼って正解だったと大満足のワタクシ。
そこでふと思うワケです。
「多分ワタクシが教えてたら2時間じゃマスターできなかっただろうと」
理由を考えたんです。
まず過去にワタクシが友達に教えていた時、相手が滑れない理由がよく分からない。
自分もなんで滑れたか分からなかったから。
理由が分からないから、姿勢が悪いとか板の向きが悪いとか気合が足りんとか・・・ただの悪口。
そりゃみんなイヤになるわ♡
対してプロは、そもそもスキーの楽しさを多くの人に知ってもらう、がコンセプトだと思うんです。
そしてそのために滑らない人のデータが取れているんでしょうね。
だから統計に基づいて、最短の教え方をする。
つまりプロと素人の違いがココ。
相手を楽しませるプロと、自分を押し付ける素人。
なるほど!
この差は大きいですわ。
相手を楽しませるためには、それこそ膨大なデータ量が必要になります。
そしてその中から個人個人に合わせた方法を小出しにして最適化させる。
自分の楽しさを追求しているだけでは、決して到達できない域にいらっしゃることが分かり、プロの偉大さを改めて知る結果となりました。
なにはともあれありがとうございました。
最後に
帰りの車中、自分が滑れるようになった嬉しさから
「パパまた来週もスキー行こうぜ!」
「どうする?またスキー教室通う?」
「いや、もう一人で大丈夫って言ってたじゃん?だから自分のスキー買ってパパと一緒に滑ってやるよ」
またこっそりキラーパス通してきたな♡
ま、スキー板を買うのは置いておいて、ここでまたもう1つ大きな課題を背負うこととなりました。
それは・・・
次男はどうする?
第四の失敗♡
おぼろげながら滑れる長男、そしてソリに行きたい次男。
どちらに合わせてもまた不機嫌に。
ぼんやりと思う次の手は・・・
次男を教室に入れちゃうか♡
また丸投げ♡