昨年より初めた書道教室、というか習字というか・・・。
ワタクシが個人的にその先生の文字に惚れ込み、また子供たちにも書を習わせたい想いがタイミングよくシンクロして親子で習いに通っています。
ちなみにそこだけじゃ物足りなく、家庭でも練習しようかと、今は便利なんですね?水で練習できるセットなんかもあります。
すると今度は次男が興味を示し、しかもなかなか筋が良く、もしかして天才なんじゃないかと興奮冷めやらぬ日々。
ただの親バカ♡
そんな感じで3人の子供がいるとなかなかやることも多く、先日今年初の教室に通ってきました。
つまり書き初め。
遅っ♡
自由な書道教室
ワタクシも幼稚園の頃から、確か反抗期を迎える中学頃まで約10年ほど習っていましたが、その当時は確か毎週違ったお手本があって、それを写してダメなところを直してもらうスタイルだったように記憶しています。
対して今通っているところは、ほぼ自由意志。
子供は自分が書きたい文字を、大人は自分が書きたい文字を。
一緒♡
子供は頭が柔らかいですから、自分の知ってる文字を次々と繰り出します。
でも大人はダメっすね。
「どんな字を書きたいですか?」って言われても、それがまず浮かばない。
すると書選を何冊か見せていただき、「好きなのを選んでください」
一応ワタクシも多少嗜んでおりますので、その中から好みを文字を・・・5分くらいかけて選ぶ。
ちなみに現在は、こちらをお手本に日々精進しております。
最初はもう何をどうコピーしていいかすらよく分からんのですよ。
先生のお言葉も一言だけ。
「形より線を意識してください。」
ただこの一言が心に響きまくったワケですよ。
なぜならワタクシも修行中に一番言われたのは、全く同じ言葉だったから。
形はあくまで配置ですから、繰り返せばある程度マスターできます。
ところが線は数をこなさないと到達できません。
ワタクシが先輩からよく言われたのは「お前のハンコは、刃物は切れてるんだけど、腕が切れてない。だから線の切れ味が悪い」
つまり良い道具と、良い腕があって初めて生きた線が出来上がります。
書に関してはフォントはどうしても線の切れ味がないから、作られた感がある。
対して手書きの書は、線が生きてるから感動を与える力がある。
たいして上手くもないくせに、理屈だけは一人前♡
とはいえ毎週毎週続けていると、その真意がちょっとづつ見えてきます。
昨日も先生は一言だけ。
「鈴木さん、もっと線を跳ねあげましょう。」と上から朱墨で書いてくださいました。
その瞬間に自分のこれまで一番苦手だった理由が、雷鳴のように理解する感動。
そのあとは書くほどに筆が動き出す感動も味わい、楽しくて時を忘れて書いていました。
最後に
一応自分なりに3年でこのくらいまで、という目標を立てています。
最初は雲を摑むような状態で焦りましたが、ちょっとだけ見えてきました。
いずれはインスタで、落款と書を掲載していきたいと考えています。
またパクリ♡
それにしても忙しさを理由に自分磨きを怠っていた半年前と比べて、書を書き、筋トレをし、スイミングの日々は、自分に驚くほどの自信を与えてくれます。
人生死ぬまで勉強なんて言われますけど、どうせなら自分で探求するより、その道の達人に教わっちゃった方が学びも早いっすからね。
また他力本願♡