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実印は決断の際のお守りです。だから親から子へ贈るものです。

  1. 印鑑の物話
  2. 800 view

実印の登録は、お住まいの地域によっては三文判での登録も可能です。
にも関わらずなぜみなさんは、立派な実印をお求めになったのでしょうか?
そしてなぜ、高価な実印をお子様に贈られたのでしょうか?
きっとぼんやりと「実印は大切なものだから」とか「自分も親からもらったから」程度の理由なのかもしれません。
私たちは日々お店やメールでお客様とのやりとりをしています。
それらをまとめていくと、その具体像が見えてきました。

実印を押すのは人生の大きな決断の時だから

「実印って別になんでもいいんですよね?」
ざっくり言えばもちろんなんでもいいですし、その意見もよく理解できます。
押すシチュエーションもよく分からなく、また良い実印を購入する意味も分からなければ誰だってそう思いますよ。
一方で「実印だけは良いものを」と考えられる方も大勢います。
理由を伺いますと「親らからそう言われたから」とほとんどの方が話されます。
ではなぜ、親御さんは実印は良いものをと言われたのでしょうか?
今度は親御さんに伺ってみました。するとある共通項が見えてきたんですね。

「実印を押すのは怖いことだから」

普段大きな金額を動かす機会が多く捺印頻度が高い方だったり、過去に保証人に実印を押してしまい怖い経験をされた方だったり、要するに実印を押すことで人生が大きく変わった方々です。
実印を押す瞬間は大きな契約の時ですから、大きな決断を伴います。
一度決めたら後から翻すことはできません。
だから怖いんですね。
そのために気軽に手に入る三文判ではなく、押して良いのか迷うくらいの立派な実印を手に、その時の決断が正しいかを慎重に判断されています。

実印は決断の際のお守りだから

親子関係はある意味難しいです。
特に二十歳頃であれば話など聞く耳を持ちませんし、説教じみた話なら尚更です。
「実印だけは・・・」「分かってるよ!」ありがちな会話です。
そのためにみなさん事前にそっと用意され、いいからこれ使えと渡されています。
多くは語らないかもしれませんけど、その時の思いはみなさん同じです。

「これからの人生での大きな決断を間違えないように」

つまり決断の際のお守りですね。

最後に

みなさんおっしゃいます。
「こんな良い実印をプレゼントする意味が伝わるのかな?」
ご安心ください。
ちゃんと伝わります。

あなたにちゃんと伝わったように。

 

 

鈴印

〜印を通してお客様の価値を高めたい〜

鈴木延之
代表取締役:株式会社鈴印

1974年生まれ。
A型Rh(+)

1932年創業、有限会社鈴木印舗3代目にして、現プレミアム印章専門店SUZUIN代表取締役。専門店として、印章(はんこ)を中心としたブログを毎日発信。本業は印章を彫る一級印章彫刻技能士。
ブログを書き出したきっかけは、私の親父が店頭で全てのお客様に熱く語っていた印章の価値や役割そして物語を、そして情報が散見する中で印章の正しい知識を、少しでも多くのみなさまに知っていただきたいから・・・
だったのに、たまに内容がその本流から全く外れてしまうのが永遠の悩み♡

一級印章彫刻技能士
宇都宮印章業組合 組合長
栃木県印章業組合連合会 会長
公益社団法人全日本印章業協会 ブロック長

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