今回小学生から、ハンコについての取材依頼をいただきました。
それにしても子供たちとのやりとりって、こんなに楽しいものなんですね。
夏休みの課題で小学生に取材をしていただきました
まずはこのようなメールをお母様からお送りいただきました。
小学生の娘が,苗字のルーツと印鑑の自由研究をするにあたり,ぜひ御社のご専門の方にご質問等,
また,実際に手彫りされているところを見学させていただけないかと思い,
ご連絡させていただいた次第です。
もう即答でご快諾させていただきました。
だってわざわざwebで検索されてたどり着いていただき、しかも聞けばウチの長男と同い年ですし、何より自分たちの業に興味を持っていただけることほど嬉しいことはありませんから。
悲しいかな、我が家で子供たちにそんな質問をされることなんて、たった一度もございません。
まあ親子なんて、どちらでもそんな感じでしょうけど♡
そんな諸条件が重なって、なんか久々に楽しみができた気分でした。
ただ人様からご質問を受けるのって大なり小なり緊張感が伴います。
責任が発生しますから。
ところがどっこい、お写真にもあるようにとびっきりの笑顔で来ていただき、逆にこちらの緊張をほぐしていただきました。
やるね♡
取材内容は楽しさの連続でした
誰しもそうだと思うんですけど、自分のこと聞かれるのって嬉しいですよね?
自分の仕事なら余計です。
しかもプロの大人が来て小難しいことやあんま言いたくないこと聞かれるのと違って、小学生からの真っ直ぐな疑問。
ワタクシの先入観でその世代は、フォートナイトには興味があっても、ハンコは特にってイメージ。
だから「一体何に対して疑問を持っているんだろう?」
それも楽しみで仕方がない。
いざ取材が始まると、それこそプロ同様、事前にしっかりとノートに質問事項を書いてくれていました。
もうね、そのプロセスだけでも感激です。
だって一生懸命考えて、一生懸命まとめてくれてるんですよ。
本気に対しては、本気で応えたい。
本当こちらも気が引き締まります。
実際のご質問の内容に関しては、後ほどご本人がまとめてくださるということですので、ここでは割愛させていただきますが、まあ1個として簡単な質問はありませんでした♡
面白いなって思ったのは、実際にこれから印章を作ろうと思う人と、印章という日本独特の文化として興味がある人では、視点が違うってことでした。
文化に興味があるってことは、視点が広んですよ。
具体的に何をどう作る?だけじゃなくて、そもそもなんで?が根本にある感じ。
質問内容が非常に多岐に渡るんで、こちらの幅が問われる。
そして普段後回しにしていて、整合性が取れていない部分も見事にあぶり出していただきました、、、汗
それにしてもこれまで数え切れないほどの印を彫り、いろんなことを調べてブログに書いて発信し、お客様のために分かりやすい資料を作ってきたりと、自分が取り組んできた全てを総動員しないと、太刀打ちできない貴重な体験でございました。
本当楽しい時間でした。
ご指名いただき、ありがとうございました。
最後に
思い返せばこれまで、あまりこういうことに関して発信してこなかったように思います。
子供たちの職業体験とか取材とかって、私的にはとってもウェルカムです。
だからもし夏休みの課題が決まってないなんて場合は、ぜひお声かけください。
自分の子供の課題を見ない分、一緒に考えていきたいと思います♡
それにしても完成が非常に楽しみです。
完成したらぜひ見せてくださいね!