【鈴印デッドストック】は、歴史ある店舗様において眠っている希少かつ状態の良い素材のみを厳選し、特別価格にてご提供する新しい試みです。
品質には徹底的にこだわり、信頼関係の元に譲り受けた最高級品のみをセレクトします。
今回、鈴印デッドストックでは初の印材、トビの珍しい材料が入荷しました。
【デッドストック】牛角60ミリ丈×15ミリ丸銀丹鞘付きが入荷しました
見てください。この色艶を。
これまでデッドストックでは象牙や鯨を中心にご紹介してきましたが、今回はトビ材(牛角)です。
もちろん鈴印デッドストックとして販売する以上は、品質はもとより際立つ特徴を持っています。
品質はトビの中でも高い
写真では分かりくいかもしれませんが、印材の芯のある中心部はやや凹んでいます。
この凹みが重要で、大きすぎても良くなく、逆に全くないと若い証拠で、経年と共に凹んでしまいます。
つまり長くご使用いただくにあたって、最適な凹み具合があるんです。
一旦凹んだ印材を彫刻の際には平らに慣らしてから彫りますのでご安心ください。
この凹みに関しては新品よりデッドストックの方が一日の長があります。
なぜなら寝かす時間が長いため、それ以上の経年変化がなく、間違いなく見極められますので。
写真では、なんとなく印材が曲がっているように見えますけどご心配なく。
色の問題で曲がって見えるだけで、真っ直ぐな印材です。
牛角はもともと曲がったツノで、そこから真っ直ぐに取り出していくため、模様が曲がっているように見えるんですね。
ただし気をつけないといけないのは、ツノ材の芯なし。
芯で印材の曲がりを抑えるため、芯がないと本当に反って曲がってしまいます。
前述した通り、こちらには芯がほぼ中央部分にしっかりあり、反りの点でも安心です。
また鈴印のツノ材では珍しい特徴が2点。
1.鞘(キャップ)が付いている
2.銀丹が付いている
鈴印での取り扱いのほとんどは、鞘なしの無地材です。
鞘は万が一の落下の際に印面を守りますし、丹は捺す際の目印にもなり、かつ削れているだけでなく銀で高級感を演出します。
お値引きの理由
1つポイントになるのは、鈴印のスタンダード「小山良」製ではないことです。
参考に上記画像で小山良(左)を並べましたが、頭の形にご注目ください。
左が平べったいのに対して、右の今回の印章は丸めである違いがあります。
分かりやすい違いといえばその程度で、繰り返しますが品質を決めるキメや艶はほぼ同等です。
最後に
通常デッドストックのアイテムはなんらかの手を加えて鈴印品質に整えていますが、こちらは仕入れの段階で保管状態も非常に良く、そのままのご提供です。
また鈴印デッドストックには珍しく、今回2本ご用意することができました。
ツノ材で、この価格帯で珍しいものをお探しの方にはぴったりです。
印面も15ミリと実印にも銀行印にもちょうどいいサイズです。
デッドストック牛角60ミリ丈×15ミリ丸銀丹鞘付の購入はこちらから>
_________________________________________________
マスターピース・デッドストックとは
【鈴印マスターピース】は、鈴印の長年の歴史に裏付けられた至高の傑作たち。
印章の素材のほとんどは天然材です。
天然であるということは一定でない、つまり品質には大きな個体差があるとも言えます。
個体差を知る例として、こんな話もあります。
最高級のレザーは最初に王室、次にヨーロッパのスーパーブランドに卸されるのはご存知でしょうか?
そして残ったレザーが次に、一般市場に出回るのです。
つまり本当に良いものは、長年の歴史の積み重ねによって流通経路までも決まっています。
逆に言えば、それらを後発として入手することは非常に困難です。
私たち鈴印は長年に渡り、特別に良い素材のみを集めて参りました。
その結果として、優先的に優れた素材が集まるようになりました。
そしてそれらは専用セラーによって、厳重に保管されています。
マスターピース
傑作・名作
【鈴印デッドストック】は、歴史ある店舗様において眠っている希少かつ状態の良い素材のみを厳選し、特別価格にてご提供する新しい試みです。
品質には徹底的にこだわり、信頼関係の元に譲り受けた最高級品のみをセレクトします。
印章店においての素材は、その店のこだわりです。なぜならその店主が惚れ込んで手に入れた特別な品々だからです。
ところが諸事情により、眠ってしまっている宝物のような素材もこの世にはたくさんあります。
そういった全国各地の眠っている宝物に再び光をあて、みなさまに届けることができないか?
つまり良い品と、それを欲するお客様の橋渡しをするのが、鈴印デッドストックです。