デッドストックは、歴史ある店舗様において眠っている希少かつ状態の良い素材のみを厳選し、特別価格にてご提供する新しい試みです。
品質には徹底的にこだわり、信頼関係の元に譲り受けた最高級品のみをセレクトします。
【デッドストック】ブラックブレットの特徴
今回【デッドストック】でご紹介する「ブラックブレット」ですが、鈴印の在庫になります。
黒水牛に独自の形状に削り出しているのが、ブラックブレット。
昨日ご紹介したスワロフスキーを贅沢に使った「クリスタルステラー」が女性に好まれたアイテム。
対してブラックブレットは男性向け。
まずは印材の特徴を詳しく見ていきたいと思います。
ブラックブレットを直訳すると「黒い弾丸」
その名の通りブラックブレットは弾丸の形状をしており、異なる2種類が存在します。
左側が「ガンタイプ」右側が「ライフルタイプ」。
見た目で印章らしいのが「ガンタイプ」で、細工が複雑なのが「ライフルタイプ」になりますが、どちらも男心をくすぐる形状です。
ちなみに捺し心地で比べてみると、先端のアールが緩やかな「ガンタイプ」の方が、やや力が入りやすくて捺しやすい感じがします。
ガンタイプ実印
ブラックブレットの特徴は、下側(印面側)一筋の切り込みと、先端(持ち手側)の形状になります。
細工が少なく、それによってアールが緩やかなため手に優しい。
また比較すると、より落ち着いた雰囲気となっています。
そのため万人受けするといえば、こちらのガンタイプになります。
また当初ケースは専用の迷彩柄をセットしていましたが、ブラックケースに交換される方が多いため、実印にはブラックケースを標準装備としています。
それによって、より落ち着いたシックな印象に仕上がっています。
ライフルタイプ実印
細工が多く、より弾丸らしいのがライフルタイプ。
比較すると、より’らしい’雰囲気を醸し出していますね。
そのためやはり人気が高いのは、こちらのライフルタイプになります。
こちらもケースは、ブラックケースをセットしています。
ガンタイプ認印もあります
シックな落ち着きを求められる実印に対して、認印はより個性を表現されたい方が多い傾向があります。
そのため1本限定にはなりますが、12ミリのガンタイプにブラックブレット専用迷彩ケースをセットしてパッケージもご用意しました。
お値引きの理由
今回、全てのブラックブレットを大幅なお値引きとさせていただきました。
大きな理由は、いずれも展示品だったためです。
もちろん鈴印では店頭の商品に関しても、こまめに入れ替えて状態が落ちないように細心の注意を払っていますので、見た目の劣化は全くありません。
また最初のご紹介してクリスタルステラー同様、2016年には「ブラックバファローシリーズ」として展開していたアイテムでした。
現在ブラックブレットは非掲載になっていますが、鈴印オフィシャルHPのグランドメニューはスタンダードなアイテムだけで揃えたいことが理由です。
お陰様で店頭においては売れており、いよいよ各サイズ残り1本づつとなりました。
また昨今の価格改定の影響を受け、相当大幅な値上げになることもわかりました。
そのため今後の取り扱いの予定はなく、こちらが鈴印として取り扱う最後なります。
最後に
種類がいくつかあるので、最後にまとめておきます。
今なら「ガンタイプ」「ライフルタイプ」共に、13.5・15・16.5・18ミリとフルネームに対応できる全てが揃っています。
もちろんお苗字だけやお名前だけといった彫刻も可能です。
そして12ミリはガンタイプのみ。
ご自身用としてお使いいただくも良いですし、御子息様にプレゼントされても喜ばれるアイテムです。
気になった方はお早めにどうぞ。
マスターピース・デッドストックとは
マスターピースとは、鈴印の長年の歴史に裏付けられた至高の傑作たち。
印章素材のほとんどは天然材です。
工業製品と異なり天然材は品質が一定ではないため、それぞれに大きな個体差があります。
個体差を知る例として、こんな話もあります。
最高級の天然皮革は最初に王室、次にヨーロッパのスーパーブランドに卸されます。
そして残ったレザーが最後に一般市場に出回ります。
本当に良い天然素材は長年の歴史によって流通経路までも決まっており、それらを後発として入手することは非常に困難です。
私たち鈴印は創業より、特別に良い素材のみを集めて参りました。
結果として、優先的に優れた素材が集まるようになっています。
またそれらは全て、専用セラーによって厳重に保管されています。
マスターピース:傑作・名作
マスターピース
傑作・名作
Wikipediaより
デッドストックは、歴史ある店舗様において眠っている希少かつ状態の良い素材のみを厳選し、特別価格にてご提供する新しい試みです。
品質には徹底的にこだわり、信頼関係の元に譲り受けた最高級品のみをセレクトします。
印章店においての素材は、その店のこだわりです。
なぜならその店主が惚れ込んで手に入れた特別なアイテムだから。
ところが眠ってしまっている宝物のような素材もこの世にはたくさんあります。
そういった全国各地に眠っている宝物に再び光をあて、みなさまに届けることができないか?
良い品と、それを欲するお客様の橋渡しをするのが、デッドストックです。