本日はソールドアウトのお知らせです。
ソールドアウトになった商品は牙継でした
ここ最近鈴印では「豆印」とカテゴライズして、小さい印の種類を増やしています。
現在流通する印材の多くは60ミリ丈のもの。
それに対して36ミリと2回り小さい印材は、それだけで特別感があり、昔から根強い人気を誇ります。
今回ソールドアウトになった印材は、豆印の中でも珍しい牙継の小判型の印でした。
牙継は、印面が象牙で持ち手部分が水牛。
象牙はお値段がお安くありませんが経年変化がなく、水牛はリーズナブルですが虫食いの恐れがある。
その象牙と水牛を繋ぐことで、大切な印面は変化せず、かつ象牙よりもお手頃な価格となっているからだと思われます。
現在も新たに作ることは可能ですが、職人さんの減少とともに、また手間がかかる分象牙とあまり価格が変わりません。
そのため新規での発注予定はなく、あくまで国内の在庫のみを取り扱っています。
今回の商品は2本限定でしたが、全てソールドアウトとなりました。
ありがとうございました。
類似商品
鈴印デッドストックには、今回ソールドアウトになった商品に近いものがいくつかありますので、参考にご紹介しておきます。
デッドストック【牙継】豆印36×10.5ミリ
こちらは長さは同じ36ミリですが、さらに小さい10.5ミリ丸。
ソールドアウトになったものは小判型でしたが、こちらは丸。
デッドストック牙継の中で、最も小さい印。
そのサイズ感に合わせて、特別なケースでご用意しました。
残り1本
デッドストック【牙継】豆印36×10.5ミリの詳細はこちらから>
デッドストック【牙継】45×12ミリ
こちらは印面サイズが同じ11.4ミリ小判ですが、長さがやや長い45ミリ。
今回ソールドアウトになった商品と、ほぼ同時掲載したものです。
もし近い印材をお探しであれば、こちらがより近いですね。
残り2本
どちらも残り数は僅かですので、気になった方はお早めに。
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マスターピース・デッドストックとは
【鈴印マスターピース】は、鈴印の長年の歴史に裏付けられた至高の傑作たち。
印章の素材のほとんどは天然材です。
天然であるということは一定でない、つまり品質には大きな個体差があるとも言えます。
個体差を知る例として、こんな話もあります。
最高級のレザーは最初に王室、次にヨーロッパのスーパーブランドに卸されるのはご存知でしょうか?
そして残ったレザーが次に、一般市場に出回るのです。
つまり本当に良いものは、長年の歴史の積み重ねによって流通経路までも決まっています。
逆に言えば、それらを後発として入手することは非常に困難です。
私たち鈴印は長年に渡り、特別に良い素材のみを集めて参りました。
その結果として、優先的に優れた素材が集まるようになりました。
そしてそれらは専用セラーによって、厳重に保管されています。
マスターピース
傑作・名作
【鈴印デッドストック】は、歴史ある店舗様において眠っている希少かつ状態の良い素材のみを厳選し、特別価格にてご提供する新しい試みです。
品質には徹底的にこだわり、信頼関係の元に譲り受けた最高級品のみをセレクトします。
印章店においての素材は、その店のこだわりです。なぜならその店主が惚れ込んで手に入れた特別な品々だからです。
ところが諸事情により、眠ってしまっている宝物のような素材もこの世にはたくさんあります。
そういった全国各地の眠っている宝物に再び光をあて、みなさまに届けることができないか?
つまり良い品と、それを欲するお客様の橋渡しをするのが、鈴印デッドストックです。