ようやく念願の初スキー場へ。
暖冬で雪が少ないとか、家族のタイミングが合わなかったりと、今年はなかなか行くことができず。
そのためか前日は楽しみで眠れず、また朝も1時間早く起きたのは、子供ではなくワタクシでした。
まあそれにしても本当こうも次から次へと問題が続出するのでしょうか?
少なく見積もっても3つはブログネタになりそうですけど、本日はその中でも特に印象的な事件をご報告させていただきます。
「携帯落としたっぽい・・・」
いやー、恐ろしく混んでましたね。
ハンターに比べるといつも空いてるエーデルですが、この日はチケット売り場でも100人くらい並んでたんじゃないっすか?
本当ディズニーなみでした。
今年は大きな目標があります。
それは次男を独り立ちさせること。
次男が一人で板履いてリフトに乗れるようになれば、三男も一緒に連れて行くことができます。
完全ではない次男と、全く滑れない三男とを一緒に連れてはいけず、この日三男は自宅でママとお留守番。
早く3人で行きたい。
そんな想いがワタクシの原動力でもありました。
1年ぶりでワタクシ自身も色々と忘れていますが、お互いに記憶を呼び戻すように準備開始。
ちなみに長男は勝手に友達と現地集合の約束をして、完全に別行動。
自由ですw
子供ってすごいです。
スタートでは立つこともままならなかったくせに、ワタクシが記憶を呼び戻しているうちに、去年より滑れるようになってしまう次男。
彼はグーフィーなんですが、レンタル板がレギュラーだったにも関わらず、あまり気にしません。
長男はそのあたりめっちゃ繊細なんですが、次男は父親譲りのようです♡
スキー場に行くと大学生くらいで騒がしいのいますよね?
自信があるのでしょう。
声がデカく、動きも派手で、速度も速い。
上手いからイキってる感じ。
よくわかります。
長男軍団はそれの小学生バージョン。
うるせーのリフトで来たなと思ったら、彼らでした。
無駄にジャンプを繰り返し、猛スピードであっという間に走り去っていきました。
まあそんな感じで、久々に超楽しい1日でしたよ。
最終のリフトに乗って滑り降り、満足感と充実感に包まれ、全員がロッジに集合するのを待ちました。
長男も笑顔でくるのかと思いきや、真っ青な顔をして一言。
「携帯落としたっぽい・・・」
iPhone捜索隊♡
こんな時、まずはスキー場のインフォメーション。
長男が落とし物にないかを確認しに行っている間に、ワタクシは別の情報収集。
こんな時頼もしいのが奥様。
一般的には夫婦で父親の方が配線や機械周りは強いようですが、我が家は逆。
ワタクシ電気系統は完全に苦手分野なのに対して、理系の彼女は全て自分で構築してしまいます。
もちろんiPhoneの操作もワタクシより詳しいため、まずは頼って電話。
長男のiPhoneは奥様とファミリー共有しているため、位置情報は親機で確認できるそう。
すぐにキャプチャを送ってくれました。
左上がロッジです。
iPhoneは完全にコース内^^;
しかもリフトはもう止まっています。
戻ってくる長男と入れ替えで、今度はワタクシがインフォメーションへ。
こんな時は低姿勢が必須です。
子供のiPhoneがここに落ちいていて探しに行きたいのですが、リフトも止まってまして、どうしていいか教えていただきたいのですが・・・
ありがたいことにすぐにご担当の方が来て
人生初のスノーモービル。
「あーこれ運転したいなー」なんてことを思いつつ、あっという間に目的地付近に到着。
その間に奥様が詳しく状況確認。
そこまで詳しく分かるのか^^;
願わくば、ゲレンデ上に落ちていて欲しい。
それなら拾って終了です。
ところが今回はどうやら、滑走禁止エリアでリフトの支柱の下。
スノーモービルも入れず、歩いて探すも少し進むとあっという間に膝上まで埋もれてしまいます。
「探す」アプリで音を鳴らしてもらうも、全く何も聞こえない。
見つかかる気配すらなく、途方に暮れているワタクシに一言。
戻るとこそこには心配そうにこっち見ている長男と、友人家族。
もしかすると何かヒントがあるかもと、次のモービルには長男も同行。
後ろにはスキーの捜索隊お二人もついていただき、まさかの総勢5名での再捜索。
みんなに手を振りながら捜索に向かうジェットスキーの上で、ワタクシの頭には1つの疑問が。
そこにワタクシの位置もわかればより正確なのでは?
確か昔Facebookのmessengerアプリでリアルタイム位置共有ができたはず!
モービルから降りて早速奥様にその旨を電話。
すると帰ってきた答えは予想だにせぬものでした。
あと2メートルくらいだよ。
なんで俺の位置もわかるの?
iPhoneもApple watchも同じ位置にあるから間違いない。
右斜め前に落ちてるはずだよ。
つまり長男のiPhoneの位置は自分のiPhoneで、ワタクシの現在地は自宅に置いてあるワタクシのiPadで確認していたようです。
色々な意味で恐るべし♡
雪の中からiPhoneが見つかるまで
写真撮り忘れちゃんたんですけど、まさにこんな景色。
みなさん、この中からiPhoneが見つかると思います?
位置情報は自分じゃ確認できないし、「探す」の音も全く聞こえない。
ワタクシどちらかというと諦めるのは早い方なんです。
ゴルフのロストボールも、10秒くらいですよ探すの。
だってないものはない!
ところが電話の向こうからは「あと1メートル進んで、あるから、絶対」とワタクシを勇気づけてくれる声。
でもちょっと進むと足取られて埋もれて転ぶんですよ、慣れてないから。
隣を見ると長男は不安そうな、そして申し訳なさそうな面持ち。
そんな姿を見て、これはなんとかしなきゃと思ったのは・・・スタッフの方でした♡
ワタクシと違って力強い足取りで、奥様の示すあたりに小さく見える、幅7×1センチ程度の細い窪みに手を突っ込みます。
雪をかき分けると・・・
ピピピッ!
iPhoneの「探す」の音が聞こえてきました。
雪をかき分け、かき分け
ありましたよー!
30センチ?50センチほど?は埋まっていたでしょうか?
あの広大なスキー場という敷地の中で、あの小さな塊を見つけられるなんて誰が思うでしょうか?
本当スタッフの方の信じる力、奥様の情報収集力、長男の熱量に感動をいただきました。
みなさんありがとうございました。
今回もまた必殺、他力本願でございました♡
最後に
それにしても恐るべしですね、Appleのエコシステム。
スタッフの方も諦める素振りが全くないんですよ。
なので最後にお礼を言いつつ、聞いてみました。
それにしてもワタクシの電話のやり取りで迷わず行かれましたよね?
間違いなくそこにあるって信じられたんですか?
最初にiPhoneかどうか伺ったのがそれなんですけど、iPhoneはかなり正確です。
これまでもiPhoneは大概見つかりますから。
毎日ですし、さっきも行ってましたw
そういえば毎回リフト終了後、急にスノーモービルが誰かを乗せて登っていくのを見ますが、携帯捜索だったんですね。
みなさん、貴重品はちゃんとファスナーの中に入れましょうね!
思った以上に大掛かりになっちゃうので。
それにしてもiPhoneの依存度にも、またエコシステムにも怖くもなりました(^^;;
今や財布をなくすよりヤバい。
なくしたら最低数日は、何も情報にアクセスできなくなりますからね。
それにしてもホント、色々な意味で学びと気づきの多い1日となりました。
これ以上多くは語りません♡