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ハンコの写りが悪い会社は長続きしない?

2015.04.28
印鑑の物話

とある税理士さんとお話をする機会がありました。

税理士さんですから当然、会社の印を見る機会も多いです。

まあ税理士さんのお仕事って凄く大雑把に言うと、ハンコを押してもらう仕事ですからね。

例えば会社の決算書は、その会社の一年の成績表です。

だからその分税理士さんも気合が入ると思うんですよね。当然それを見る我々経営者も、それこそ学生時代の通知表のようにじっくり目を通し、話を聞くってモンです。

そしてそこに押す印は、その想いに比例すると私は考えております。

だから私はいつも実印を押すんですけどね。

そんな税理士さんと色々お話をしておりますと、こんな話が出てきました。

そういえば・・・

 

ハンコの写りのが悪い会社は長続きしない場合が多いですね

ま、ハンコ店の代表の私と話してますから、多少気を使って水増ししてる言い方もあるかもしれませんけど♡

ま、ちゃんと統計をとってもらったワケでもなく、あくまでその時の感覚でしょうから絶対ではないですけど。

でも確かに言えると思いますね。

じゃあ仮にその税理士さんがどういった気持ちでいるかと考えますと、きっとその会社のことを思って、しかも忙しい時期ですからきっと遅くまで掛かって決算書を作ったんだと思うんですよ。

それを持って行った時の対応が雑だとがっかりすると思うんです。

「はいはい、その辺置いといて」って感じでね。

で、そういう場合って当然捺印も雑。

「えっ?ここに押すの?めんどくせ〜な〜」って気分でしょうからね。

そんな思いは捺印にも現れます。

適当な捺印

なんかめんどくさくて適当に押したのがミエミエ。

決算書を作った方は、きっとがっかりすると思うんですね。

やっぱ頑張った以上はそれに対する感謝の気持ちは欲しいと思うんですよね〜、人間だもの♡

で、私はそれに答えるには、気持ちをこめた捺印だと考えてるんです。

きちんと捺印

どうもありがとうって感じが伝わりませんか?

やっぱり捺印の瞬間って、その会社にとって間違いなく重要なタイミングなんです。

その瞬間を大切だと表現するのが、捺印なんです。

だからその大事な瞬間を大切にできないから長続きしない・・・私はそんな風に解釈しました。

ありがとうの積み重ねが会社が長続きする秘訣?

結局長続きする秘訣って売り上げを上げ続ける会社より、慕われ頼りにされてる会社じゃないですか?

だっていくら上げ続けてきた大企業だって、ちょっとした風向きの変化であっという間に転落してしまう世の中です。

売り上げがあるから、普段気に入らないけど仕方なく我慢して頭下げてるって場合も多いんじゃないですかね?

だからそれよりは、日頃から「ありがとう」って言い続けてる会社って、親近感湧きますよね?

実際私の身の回りでも、成功されてる方って感謝の気持ちを表すのが上手です。

そういう方って捺印も必ずきちっと押されます。

案外ごまかしがきかないんですよ、捺印って。

適当に押すと適当に写るんです。そしてちゃんと押すとちゃんと写るんです。

書道なんかに通じますよね、気持ちが現れるのって。

だから捺印には「ありがとう」の気持ちをこめてしっかり押すことが 、会社を長続きさせる最も簡単な方法なのかもしれませんよ。

きちんと捺印

ま、ワタクシが言うのもナンですが♡

ちなみに道具が悪くて写らない場合もありますからね、そんな方はとりあえずこの辺だけでもまずはご準備されてみては?

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「印鑑ってなぜ必要?」
知っておきたい印章の基礎知識を、わかりやすくまとめました。

太陽と海と夏があればだいたいご機嫌な三代目。 日々「印」を通して、誰かの価値がちょっと上がるような仕事ができたらと考えている。 手彫りの美しさに惚れ込み、ブログでその魅力や違いを発信するのがライフワーク。 書くことも話すことも好きで、気がつけば毎日ブログを更新している。 ときどき印章の話から脱線するのもお約束。 趣味は筋トレと海と長距離ドライブ。

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