鈴印では比較的新しい取り組みが多いと思われるかもしれませんが、密かに古風な商品も揃っています。
ちなみに落款とかも得意っていうか、むしろそっちが本職ですからね。
なので落款にまつわる商品も揃っているんです。
店頭には落款用の石は揃っていますし
ご自身で彫る用に、この中からお好みの石をピックアップしてお求めいただく方も多いですし、もちろん私が代わりに彫ったりもしています。
こちらも密かに書道家の先生からのご依頼多数。
まあこ言っちゃアレですけど、書道家の先生の書かれる文字はとってもじゃないけど私には書けませんけど、逆も然りだと思っています。
つまり餅は餅屋。
本当に良い作品は、それぞれの良さがコラボされてこそ成立する、なんて偉そうなコトを思う今日この頃でございます。
とまあ、前置きはこの辺にして今日の本題。
鈴印では、落款用の印箱の取り扱いもございます。
錦張り印箱
既製品なら価格も500円くらい〜ありますし、高くても2千円もしません。
それから案外ご注文が多いのは、やはり別製。
価格はお高くなってはしまいますが、やはりジャストフィットは魅力。
実印とかって大きさや長さが規格で作られてますから、ケースもその規格に合わせれば済むんですけど、落款は別。
もちろんある程度の規格は存在しますけど、例えば国外で買ってきた石とかは対象外。
なので専用の箱ってのがない場合がほとんど。
まあそもそも落款って、箱がセットで売っている商品じゃないので、むきだしの場合が多いのではないでしょうか?
そんな理由から、鈴印ではこの錦箱のオーダーメイドのご注文も非常に多いんです。
ちなみにどんなサイズでも作れます。
印面が4センチ角とか6センチ角なんてのも、過去に作った実績があります。
まとめ
落款に使われる石は、別名「ろう石」とも呼ばれ、非常に柔らかい石なんです。
じゃないとご自身では彫れませんからね。
で、柔らかいっていうコトは、実は欠けやすかったりもします。
落款の場合は多少の欠けは味にもありますが、それ以上はボロボロに見えちゃいます。
これはまるでクラッシュデニムのようでもあります。
いい感じのダメージはおしゃれだけど、それ超えちゃうとボロ?みたいな♡
なのでお洗濯にも気を遣いますね?
落款も一緒です。
どんなにいい雰囲気でも、扱いが雑だとボロボロになってしまいます。
なので、箱に入れて丁寧に取り扱っていただけるだけで、その落款特有のクラッシュ具合が長持ちするってワケ。
せっかくお気に入りの落款なら尚更です。
丁寧に取り扱って長持ちさせて、あなたの作品をさらに拡張高くしてください。
まずはお手元の落款のサイズを測ってお知らせいただけましたら、最適なサイズの箱をお見積もりさせていただきます。