お店の中を掃除していると、思いがけないお宝を発見するのは歴史あるお店の特徴かもしれません。
私が座っているデスクは、もともと親父が使っていたものですが、その横を片付けていると出てきたんです。
親父が修行中に練習として彫っていた印材が。
よく考えると私の場合は、そういったものにあまり思い入れがなく、終わったらすぐ捨てちゃうタイプ。
対して親父は取っておく派でした。
とはいえ使い道もなく、さてどうしたもんか?と検討した結果、ギャラリーとして飾ることにしました。
鈴印店内の一部をギャラリーにしました
思い返せばけっこう変えているもんです。
今回写真を撮り忘れたため過去のブログの写真を比較として出します↓
奥のガラス付きの蓋を開放しました。
そして現在はこんな形になりました↓
これまでの私の作品などを展示していたんですが、蓋があるため誰も気がつかないんですね。
なのでまずは蓋を外しちゃいました。
そして親父の使っていた刃物と共に、練習で彫っていた駒を展示。
さっそく今日お客様にご紹介しているんですけど、なかなかの圧巻でみなさん驚いています。
彫り上がっている駒だけでなく、途中ものも置いてますので、印章彫刻の流れをご理解いただくのにちょうどいいかと。
それにしてもこの数はなかなかの圧巻です。
これでも一部なんですけどね。
そしてもちろん私の金賞作品もその横に。
最後に
歴史と新しさが共存しているのが鈴印らしさだと思っているので、今回は店内に「歴史」がより深まったと思います。
もしお近くにお越しの際は、どうぞお気軽にお立ち寄りください!