みなさんのお手元に、ぼちぼち新一万円札は届きましたでしょうか?
実は「そのうち回ってくるだろう」なんて、あまり期待していなかったのですが、いざ実際に手元に届くと嬉しいもんですね。
まあ私自身新しいもの好きという傾向もあって、これまでと違う雰囲気でなんか気持ちが上がりました。
また最新の技術なんでしょうか?
ブログのサムネイルに加工しようと写真をPhotoshopに読み込ませても開けない(^_^;
そのためサムネイルの画像は、国立印刷局のサイトからお借りしました。
さてそんな新しくなった一万円札ですが、変わらないものもあることはご存じでしょうか?
新しくなった一万円札にも、これまでと同じ「総裁之印」が押してあります
なんか迫力ありますよね?
3Dホログラムなんかは見る角度で映像が変わりますしね。
他にもいろいろと仕掛けがあるようで、詳しくは上記国立印刷局のサイトをご覧ください。
そして公式サイトにも表記がないのですが、私からするとどうしても外せないものが目に飛び込んできます。
「総裁之印」ですね。
これはおそらく同じものが使われています。
ちなみに旧型の五千円札の印影と同じになっているようです。
なんでわかるかっていうと、旧型の一万円札と千円札は、右下が枠とつながっているからです。
上の写真は新一万円札なんですけど、右下の「裁」の部分が、ギリギリ離れていますよね?
これが旧型五千円札と同じなんです。
※すべての旧札をチェックしているわけじゃないので、違ってたらすみません。
「発券局長」と押されています。
そして日本銀行によると、それぞれの印の意味は以下のようになっています。
総裁の印: これは日本銀行の総裁の権威を示すものです。紙幣が日本銀行によって正式に発行されたことを証明する役割があります。
発券局長の印: 日本銀行の発券局長の権威を示すものです。紙幣の発行手続きが正式に完了したことを証明します。
つまり私たち個人の印が、自分の意思を証明するのと同じように、お札にも正式な証明の意味を記すために印が押されているんですね。
最後に
新しいお札が届いて、なんかテンションが上がったブログネタとさせていただきました。
みなさんもお札を見ながら、そんな比較をしても面白いかもしれません。
また最近では新札の影響からは、この「札型」の雰囲気で実印を作る方も増えています。
「お札と一緒の書体」なんて、権威があって、お金が貯まりそうな気がしますし、なにより物語があっていいですよね。
そんな話もブログに書いてますので、よろしければご覧ください。
こうしてお札をきっかけに、変わらないハンコの役割を再認識していただけたら幸いです。