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認印こそ力を入れて彫れ

2015.01.28
先代からの教え

これは親父によく言われていた事です。しかも聞けば親父も祖父に言われていたそうです。

でも今でも通用する教えなので、きっと真理なんでしょうね。

認印こそ力を入れて彫れ

物を作る仕事だけに限らないかもしれないんですけど、 やはり力を入れるポイントってありますよね?

多少力を抜いても大丈夫な所と、絶対に力を入れないといけない所。

理想を言えば全てに手を抜くな!ってことになるんでしょうけど、やっぱどうしてもどこかで緩急をつけてしまうもんです。

ではそれが価格と照らし合わせて考えるとどうでしょう?

高い物は力を入れるけど、安い物は手を抜く?

いやいや、それは絶対にいかん!って教えなんです。

実印は10万円を越える商品も多々ありますが、認印は1万円以下の物が多いです。

不思議ですよね?

あまり使わない実印の方が高くて、しょっちゅう押す認印の方が安いんです。

祖父の考えはこうでした。

「いくら実印を力入れて上手に彫っても、押す頻度は低いし、それにそもそも実印の書体はお客様に馴染みのない書体だから、上手いのか下手なのかよく分からない。それが認印は読める文字が多いから、善し悪しの判断がしやすい。それに毎日押すだろ?毎日使う認印が気に入らなかったら、上手に彫れた実印だって、大したことない?って思う。だから認印こそ手を抜いちゃダメなんだ。」

ま、ここだけ読むと凄く極端な話しに聞こえるかもしれません。

だって実印は手抜きしても構わないって教えに聞こえますからね(笑)

実際私も最初はそう思いましたからね。おいおいって。

でも実はここには隠されたメッセージがあったんです。

簡単な話ですよ。

高価なハンコは、もうそれだけで手なんか抜けないんです!

もちろん材料代も高いってのもあるんですけどそれより、お客様の想いがその分とてつもなく大きいんです。

想いが大きければそれに応えようと思います。

だから勝手に力が入ります。

つまり「どれも手を抜くな!」

そんなメッセージが上の言葉には秘められてたんです。

親父にしろしかり、祖父もそんな感じで、どこか人を試すような発言が多かったんですよね。

でもいつも説得力があったんです。

だって「どれも手を抜くなよ!」って言われても、どこかで手を抜いてしまうのが人間、いや私の性♡

見抜かれてたのかな?

見抜かれてたんでしょうね♡

認印

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一生に一度の印章だから、確かな一本を。

太陽と海と夏があればだいたいご機嫌な三代目。 日々「印」を通して、誰かの価値がちょっと上がるような仕事ができたらと考えている。 手彫りの美しさに惚れ込み、ブログでその魅力や違いを発信するのがライフワーク。 書くことも話すことも好きで、気がつけば毎日ブログを更新している。 ときどき印章の話から脱線するのもお約束。 趣味は筋トレと海と長距離ドライブ。

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