これまでブログ等でも発信していました、脱ハンコ=ハンコはなくることではないということ。
今回正式に加藤官房長官の定例会見において、発表がなされましたので、ご紹介しておきます。
8:50秒位からになりますが、その部分の文字起こしをしておきたいと思います。
押印についてでありますけれども、政府としてはデジタル化を進め、国民の皆様の利便性を向上させる観点から、行政手続きにおける不要な押印の廃止を進めているところであります。
これについて印章(ハンコ)自体を廃止すると誤解があるとすればですね、それは私どもの真意ではありませんし、しっかりその旨は説明していかなければならないと思っております。
で、河野大臣も発言している通り、実印や銀行印など本人確認や意思の担保において必要不可欠な印章については、印鑑登録制度などに基づき、今後とも残していいくわけであります。
また廃止するのは先ほど申し上げた不要な押印でありますから、印章(ハンコ)自体が廃止されるわけではないこと、この点について国民の皆様にもご理解をいただき、また関係業界の皆様にも政府として丁寧な説明を行っていきたいと思っておりますし、河野大臣も同じ考えであると承知をしております。