マスク用スタンプ、これがアイデア次第で色々できるなと教えていただきました。
鈴印としてはこれまでも、花粉のイラストだったり花粉症ですだったり、独自のご提案もしていました。
今回新しい形のご注文をいただきました。
その方は外に出かけての打ち合わせが多く、マスクをしていると誰だか分かってもらえないのがお悩みだったそうです。
なので社名のゴム印をマスクに押したい。
せっかく作るなら、自分の手書きの文字でオリジナル感も出したい。
そんなご要望で、実際に手書き文字のお写真を送っていただきました。
多少紆余曲折がありましたが、思ったよりいい感じのゴム印が出来上がりました。
マスク用スタンプのオーダー受けた時の流れ
最初「こういうのをゴム印にすることは可能ですか?」とのご連絡。
もちろん作ることは可能なんですけど、鉛筆だと線が細すぎてゴム印にした時に弱くなっちゃいますし、また罫線があるとゴム印データにする際に全部消さないといけない。
なので「白い紙にマジックで」とお願いしました。
そして送っていただいたのがこちら。
多分スマホで撮った写真かと思いますが、これだけはっきりしていれば十分データとして活用できます。
それを修正して完成しました。
一緒にカラースタンプも必要とのことでしたので、マスクに最適なツキネコからご希望の色とご一緒に納品。
その場でマスクに捺して撮影させていただきました。
カッコいいですね!
背景がボケてて♡
マスク用ゴム印をオーダーしたい場合の注意点
ここまで書いたからにはもちろんご注文も承りますよ。
お願いしたいのは3点。
オーダーの際のデータの書き方
- 白い紙に書いてください
- 太いマジックでくっきりと書いてください
- 希望のサイズの横の長さを教えてください
1.白い紙に書いていただきたい理由は、ハンコにはグレーの概念がないので、白黒のデータにする必要があります。
そのため紙に色がついていると線がぼやけたり、修正代が高くなってしまう場合があるからです。
2.太いマジックで書いていただきたい理由は、ゴム印の場合若干細くなる傾向があるため、線が細いと文字が切れてしまうことがあります。
そのためできるだけカスレのない、太い線でお願いします。
3.希望の横のサイズを教えていただきたい理由は、横のサイズに合わせてデータを拡大縮小するためです。
それで全体の大きさが決まりますのでよろしくお願いします。
入稿方法
お書きいただいたデータを、可能であればスキャンしていただけるとありがたいですが、スキャナーがない場合はスマホで撮った写真をそのままお送りいただいても構いません。
ただしその場合、撮影角度による歪みなどの修正は行いませんので、あらかじめご了承ください。
撮影いただいたデータは、メールかLINEでお送りください。
お値段
費用は面積によって異なりますが、今回のご注文は横40×縦15㎜で、2,000円くらい。
面積の大きい小さいで変動しますので、詳しくはデータをいただいてからご連絡致します。
最後に
コロナによって始まった新しい試みですね。
まさかマスクに捺すゴム印が必要になる時代が来るとは。
でもせっかくならパソコンのテキストデータじゃなく、ご自身の手書きの文字を使うだけで温かみが増しますし、何よりお人柄が表れます。
とは言え、1つ1つマジックで書くのは大変です。
そういえばハンコって元々、何度も何度も書くのが大変だから誕生したんですよね。
なのでこの使い方は、ハンコ本来の正しい使い方です。
会った時の話題にもなりますし、何よりアイデア次第で無限の可能性も生まれますから。