我が家の休日はいつも団体行動です。
基本的には、長男・次男・三男・ワタクシの4人編成。
当然そこにはヒエラルキーがあって、なんとなく決定権を握る長男と、それに逆らいがちな次男、みんなと一緒ならどこでも楽しい三男。
まあ、ワタクシの休日の役割って、そんな多数の意見をまとめて方向性を決定することくらいなんです。
でも当然決定には、事前の根回しや、みんなの前であえてのパフォーマンスなど、大人たちと変わらない交渉術が必要になっては来るんですど♡
おかげさまで人を動かし全体の満足度を高めるという意味では、非常に良いトレーニングになっております。
ま、そんな当たり前の繰り返しが、突如として変わりました。
長男家出、次男病欠♡
ふと気がつくと、長男のお友達が入り口でお出迎え。
「出かけてくるわ!」
家出♡
すると次男は突然・・・
「頭痛い」
病欠♡
そんな感じで急遽三男とのフリータイム。
ある程度自己主張が強くなった長男や次男と違い、三男は比較的こちらも気楽に決定できます。
言い方を変えるなら、まだ誤魔化しが効く♡
まあそれも時間の問題でしょうけど、甘えられる部分はワタクシも甘えさえていただきます。
普段は結構真剣勝負です。
さすがに体力も運動神経も発達し、以前のように適当では彼らも満足してくれません。
そんな中、久々に小さい三男だけ。
正直言ってしまうと、最初はちょっと物足りないかも?なんて思ってたんです。
だって本気でスノボやスケボーやるワケじゃないし、気を抜いたら後ろに逸らしてしまう強烈なサッカーボールが飛んでくるワケでもありませんから。
ところがいざ出かけてみると、実はこんなに楽しかったなんて・・・
あの頃の思い出の再来
なんかですね、久々にゆったりした時間なんですよ。
っていうか、懐かしいほんわかした時間。
思い出すのは長男が、三男と同じくらいだった時。
まだ彼ひとりでしたから、同じように2人きりで毎週過ごしていました。
遊園地に行っても、あれは乗れるけど、これは乗れないとか。あれはできるけど、これはまだできないとか。
じゃあ父親の休日の役割は、得意なところを伸ばして、苦手な分野を少しでも改善できればなど。
最近は調整役のワタクシですが、この時ばかりは三男ひとりのためだけに向かい合います。
するとですね、本当に喜んでくれるんですよ。
だからこちらも嬉しくて仕方がなくなっちゃうんです。
例えば普段は同じ乗り物でも1人300円かかるなら、900円。
だからなんとなくワタクシ的にストッパーが発生します。
ところがひとりだと3倍使えます。
普段よりも明らかに甘くなる自分を感じるワケです。
以前はそれほど細かくなかったのに、そういえば最近は制限は増えてたな。
そんな懐かしいさと振り返りのある貴重な時間になりました。
最後に
よく兄弟って下に行くほど適当になっていくなんて言われます。
決してそんなつもりはないんですけど、例えば写真の数が少なくなるなど、、、汗
その理由って、自分が親になるまではよく分からなかったんですけど、経験して感じるのは関わる時間の違いなのかと思いました。
長男の場合は、1から全て伝えていかないといけません。
ところが次男、三男ってなると、長男が次男に、次男が三男にと、親の肩代わりをしてくれているんですね。
だから、みんなからあーでもない、こーでもない言われるのはウザいだろうと、親があまり指摘しなくなる。
それが適当になっているように感じる理由なのかもしれません。
とはいえ、たまにはサシの時間は必要ですね。
大人同士だって複数とサシでは会話の内容も変わるんですから、自分の子供なら余計です。
別に特別なことをしなくて、特別な時間を作るだけで、特別な関係が出来上がること体験でした。
本当、子供たちとの時間は宝です。
おかげさまで充電完了です!