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何が違う?BLマットの2つのグレードを徹底比較

2018.07.27
MAT

おかげさまで各方面よりご好評いただいてます鈴印オリジナル最高級栃木レザー捺印マット。
ライフスタイルを豊かにする印(しるし)鈴印ブラックレーベルの頭文字を流用してBLマット。

詳しくは上記の商品名がリンクになってますが、BLマットには2グレードあります。
ステッチのないBLマット、そしてステッチのあるプレミアムBLマット。
今回はその違いについてご説明したいと思います。

2017年1月6日に公開したブログですが、webショップ窓口変更に伴い、2018年7月27日にリライトしました。

 

BLマットのグレードの違いはステッチのあるなし

BLマット

 

プレミアムBLマット

プレミアムBLマット

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ご覧いただければ一目瞭然なのが、ステッチがあるかないかです。
違いはそれだけです。
でもこの違いが結構大きいんです。

BLマットはどちらも表面には最高級栃木レザー、裏面にはピッグスウェードを使用しています。
これは見た目の高級感と使用する際の滑り止め、そして捺印のクッション性を重視した結論です。
要するに2枚の異なる素材を貼り合わせた形状になります。
すると考えられるリスクは、重なる箇所に強い力が加わった際の剥がれになります。
つまり万が一の耐性の違いが、それぞれの違いになります。

 

BLマット

BLマットは特殊な接着剤で頑丈に貼り付けてあり、しかも革の裁断面のコバと呼ばれる部分も丁寧に磨き上げられているため、剥がれのリスクは非常に低いです。
つまり過大な想定になりますが、使い方によっては貼り合わせ部分が剥がれるリスクが0ではありません。
かなり雑に扱った場合や、変な角度で貼り合わせ面に硬いものが引っかかった場合、剥がれてしまう恐れもあります。
まあかなり乱暴に扱った場合に限りますが・・・

また見た目にはざっくりと切り取られた形状のため、どちらかというとカジュアルな雰囲気にも見えます。

 

プレミアムBLマット

プレミアムBLマットは、BLマットの周りにステッチを施してあります。
それにより強度の面ではBLマットを遥かに凌ぎます。

しかもこちらは全て手縫いで、作者のthree2four松山氏曰く「このステッチが技術の差が一番分かりやすい」
最初に糸を通す穴を開けていくんですが、その時に正確なピッチで正確な角度で全て通すのは至難の技。
つまり技術の差が出やすいんだそうです。

また見た目にも立体感が出てゴージャスな雰囲気を醸し出し、印象的にも「きちんと感」がより演出できます。

 

最後に

両者の比較は、単純に糸のあるなしのみです。
しかしそれだけでも見た目と強度はかなり異なります。

私自身革製品は大好きなのでレザージャケットなんかをイメージすると、袖口とか裾にステッチがない切りっぱなしはカジュアルな感じ、縫ってあるとカチッとした雰囲気を表現しますよね。
それに革財布などはポケットやバッグに入れるから耐久性を考え、周りにはステッチが施してあるものが多いです。
細かく見ていくと全てにちゃんと意味があるんですね。

それにステッチもただ機械で糸を通すのではなく、1つ1つ手作業で穴を開け、1針1針手で糸を通していきます。
私自身も職人なんで手作業と機械作業の違いはよく理解しています。
特に革製品は素材に個体差がありますから、その特性を理解しながら素材に合わせて柔軟に対応できるのは手作業のみです。

とは言え、どちらもそういった剥がれなどのリスクを最大限に抑えられるよう考え尽くして作られていますので、最終的にはパッと見の第一印象だったり、お好みでお選びいただければと思います。

tree2fourとsuzuinのロゴの刻印は信頼の証です。

 

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太陽と海と夏があればだいたいご機嫌な三代目。 日々「印」を通して、誰かの価値がちょっと上がるような仕事ができたらと考えている。 手彫りの美しさに惚れ込み、ブログでその魅力や違いを発信するのがライフワーク。 書くことも話すことも好きで、気がつけば毎日ブログを更新している。 ときどき印章の話から脱線するのもお約束。 趣味は筋トレと海と長距離ドライブ。

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