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店内プチ改装中

  1. お店の話

今日は朝から店内改装です。
とりあえず自分でやっていますが、壊すのなら結構なんとかなりますね。

店内プチ改装中

密かに小さくも大きな決断でした。
決断するのに数年掛かりましたかね。

事業を継承する際にはいろんなものを引き継ぎます。
特にお店の什器は、親父が思いを込めて職人さんに作ってもらったもの。
当時の話もよく聞いていましたし、実際に職人さんとも会食を共にしたこともあります。
だからこそ悩む。

これまでもいろいろと処分してきましたが、今回の什器は別格です。
最近ではチタン専用として、余すところなく魅力を表現してくれていました。
でもそもそもこの什器は、宝石印用に設計したんです。
光が透過する宝石印の特性を考えて作られたもの。

上は多分10年くらい前の写真でしっかり宝石印が飾られていますが、やはり色鮮やかですよね。
一目惚れして購入されるお客様も多かったので、1つの正解だったのでしょう。

それを変更したのは私で、今から9年前。
今もご愛顧いただいているプレミアムチタン印を主役にしようと、宝石印から一新しました。

チタンには光の透過はありませんが、光を反射するため非常に綺麗。
こちらも変えてすぐに注目される方が増え、チタンの魅力も引き出す一役を担ってもくれました。
そんな什器だけに悩みました。

ではなぜ悩んだのか?
どうにも常々圧迫感を感じていたんです。
店内で最も高さがあって、かつガラス張り。
本当感覚以外の何物でもないんですが、風の流れが止まってしまうかのよう。

じゃあ撤去しよう。
→チタンはどこに?(代替え場所がない)
じゃあ手彫りの実印と銀行印を今まで一緒にしていたのを分けちゃおう。
そしてチタンはこれまで手彫り銀行印を飾っていた、お店に入って一番最初に目に入る場所に移動。

こうしてショーケースを棚に変更作戦完了。
そして先ほど自力で上物部分を撤去。

自分でもなんとかなるもんですね。
で、ひとまず現状はこんな感じになりました。

最後に

でもまだまだ仮説状態です。
ここから彩りをさらに加えていきます。

構想はある程度完成していますので、あとはモノが揃うのを待ちます。
またその際はアナウンスしていきますので、少々お待ちください。
今月中には披露できるといいな。

 

鈴印

〜印を通してお客様の価値を高めたい〜
鈴木延之
代表取締役:株式会社鈴印

1974年生まれ。
A型Rh(+)
1932年創業、有限会社鈴木印舗3代目にして、現プレミアム印章専門店SUZUIN代表取締役。
専門店として、はんこ(印章)を中心としたブログを毎日発信。本業は印章を彫る一級印章彫刻技能士。
ブログを書き出したきっかけは、私の親父が店頭で全てのお客様に熱く語っていた印章の価値や役割そして物語を、そして情報が散見する中で印章の正しい知識を、少しでも多くのみなさまに知っていただきたいから・・・
だったのに、たまに内容がその本流から全く外れてしまうのが永遠の悩み♡

一級印章彫刻技能士
宇都宮印章業組合 組合長

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