鳩に困っていたら、象のことを思い出した話

鳩って、なんとなく「平和の象徴」というイメージがありますよね?
実際オリンピックの開会式では白い鳩が飛んだり、ピカソの描いた鳩が有名だったり、伝書鳩など人との親和性も高い。
そんな感じで、なんとなく「優しい存在」のように語られることが多い気がします。
でも、現実の鳩はどうでしょう?
ワタクシはこの数日、本気で困っていました。
- ベランダに居座る
- 糞が落ちて汚れる
- 朝方に鳴き声で起こされる
ワタクシあまりエアコンが好きではないので自宅の部屋には設置せず、この時期になると窓開け+扇風機といった環境です。
で、ベッドの頭のあたりに小さな屋外スペースがあるんですが、ここが完全に狙われました。
暑いんで久しぶりに窓を開けると、一面足の踏み場もないほどの糞。
1年ほど前に大掃除して完全に綺麗にしたんですが、まさかのデジャヴです♡
しかも最近歳のせいか、寝起きが良くなってしまい
毎朝、クルックル〜♪
で目覚めます。
それが目覚ましより1時間早いんで完全に寝不足でございます。
毎日のことですから、徐々に怒りがこみ上げてきます。
最初エアガン買って打ち落とそうと思ったんですが、ChatGPTに聞いてみると・・・ダメなんですね(^_^;
だから、完全にChatGPTと言い合いです。
論破♡
……とまあ、ワタクシにとっては完全に“害鳥”なワケですよ。
不思議とChatGPTとやりとりしてると怒りが収まることもあり、次の対策を調べることにしました。
結果、ようやく落ち着いてきたので、同じようにお困りの方のために私の鳩対策をまとめておきますね。
実際に効果があった鳩対策3
ちなみに過去の対策は、トゲトゲを一面に紐で縛り付けたんですけど、これが台風で全部吹き飛ばされておりました(^_^;
なので今回はまったく別の方法にトライすることに致しました。
1. ドバトZを置く(まずは臭いで威嚇)

ベースを整えて、次に威嚇。
そんな順番で進めることにしました。
まず最初に使ったのが「ドバトZ」という忌避剤。
これは鳩が嫌う臭いを発するもので、ベランダの隅などに置いておくだけ。
夜中に設置しようと網戸を開けると、慌てて飛び出す鳩と、お互いビックリ♡
完全に居座っていやがる・・・
結構臭い凄いんですよ。
効果あるのかな?
そしてその日は就寝。
さて・・・
2. 飛んできたらスプレーで威嚇
それはまるで子供の頃の遠足の前日のよう。
楽しみで仕方ない♡
さて、これで快適な生活が戻ってくるのか?
翌朝。
朧気な意識の中、遠くから・・・
クルックル〜♪
ころす♡
でもその対策としてスプレーを購入しておりました。
キャップも取って、網戸側に向けて置いておいたので、押すだけで噴射。
鳩からしても突然のスプレー音に驚いたでのでしょう。
足を滑らせながら、勢いよく飛び去っていきました。
これだけ怖い思いをすれば、もう近づかないだろう。
また楽しみで眠れぬ夜が続きます♡
ところが・・・
3. ジェルで着地させない
クルックル〜♪
とはいえ、明らかに警戒心は強くなり、ワタクシの姿が軽く見えるだけで飛び立つほどには効果があったようです。
まあその都度で、結局3日でガス切れになるほどスプレーも噴射してますからね。
しかも目標は、完全に追い出すことです。
そのため次の対策。
鳩ってベランダなどに侵入する前に、安全確認のため、一度手すりなどに着地するんだそうです。
なのでその着地部分にジェルを塗るといいとのこと。
足もとがベタベタすると近寄らなくなるそうなんですね。
で、ジェルを購入。
これが2日前の対策。
そしてそれ以降、すっかり鳩を見ることはなくなりました。
少しさみしい♡
ふと浮かんだ、もうひとつの“象徴”
とまあ、そんな感じで、ここまで鳩対策の話を書いてきましたが……
鳩についていろいろと調べている中で、ふと頭に浮かんだのが“象”でした。
鳩と同じように「象」も、文化や宗教、信仰の中で、神聖で高貴な存在として描かれてきていますよね。
最近では象が可哀想とか、象は賢いとかをSNS等でも目にするようになりました。
でも実際に象が住む現地では、農作物を荒らす害獣とされています。
それが保護の観点から、気軽に対策ができない。
立場を変えると全く同じだなと。
つまり、象もまた立場が変われば「神聖」から「問題の象徴」にもなるわけです。
鳩と同じように。
最後に
鳩も、象も、それ自体は何も変わっていない。
でも、人間の暮らしの中で“困る存在”になると、その意味が反転するわけです。
- 平和の象徴 → 害鳥
- 神聖な動物 → 害獣
つまり、一方の都合で一方的な主張をする前に、もう一方の方を想像することが必要なのではないかと。
少し前にもこんなニュースが流れていました。
2024年4月、アフリカ南部・ボツワナ共和国のマシシ大統領は、象の狩猟に関する欧州諸国の輸入規制に反発し、次のように発言しました。
「まずはドイツに5,000頭、最終的には20,000頭の象を送りたい。これは冗談ではない」
これは、ドイツなどの国が「象の狩猟トロフィー」の輸入禁止を検討していることに対しての強い抗議で、
ボツワナ国内では象による農作物被害や生活圏への侵入など「象害」が深刻になっており、象の管理を巡る実情があることを訴えた形です。(出典:ABC News|Botswana president offers 20,000 elephants to Germany)
ボツワナには13万頭を超える象がいて、保護が進みすぎた結果「象害」が社会問題になっているのです。
それをドイツなどの国から「狩るな」「輸入するな」と言われて、「じゃああなたの国で面倒みてくれるの?」という、怒りを込めた皮肉だったようです。
つまり象もまた、「神聖で守るべき存在」というイメージと、「現実に害を及ぼす存在」という二面性があり、その評価は立場によって大きく変わってしまうということです。
そんなことを、静かになったベランダを眺めながら思った次第でございました。
あの日以来、部屋中に充満しているドバトZを嗅ぎながら♡