最近、店頭で少し変化を感じています。
それは法人印のご注文が増えていること。
もちろん今までも法人設立の印鑑は一定数ありましたが、ここ最近は「明らかに増えているな」と感じる場面が続いています。
ちょうどそんなタイミングで、税理士さんとお話する機会がありました。
そこで聞いた話が、なるほどと思う内容でした。
個人から「会社を作る」人が増えている
最近は、個人事業主として仕事をしていた方が会社を作るケースが増えているそうです。
いわゆる法人化ですね。
あまり馴染みのない方のために簡単に言うと、法人化とは「個人でやっていた仕事を、会社としてスタートさせる」ということ。
特に確定申告の時期になると、売上や利益を整理する機会が増えます。
そのタイミングで
・このまま個人で続けるか
・会社を作るか
という相談が増えるそうです。
法人にすると信用度が変わる
理由のひとつは、やはり信用です。
もちろん個人事業主でも立派な仕事をしている方はたくさんいます。
ですが世の中的には、
会社=法人
という認識がまだまだ強い。
名刺に会社名が入り、銀行口座も法人名義になる。
それだけで取引がスムーズになることもあるそうです。
実際、店頭のお客様からもこんなお話を聞きました。
「取引先から、個人名義に振り込むのを嫌がられることがあるんです」
個人事業主の場合、銀行口座は個人名義になります。
すると会社同士の取引なのに、振込先が個人名義になり、そこに違和感を覚える会社も少なくないようです。
税金面で有利になるケースも
もうひとつは税金の問題です。
もちろんすべての人に当てはまるわけではありませんが、売上や利益がある程度の規模になると
個人より法人の方が有利になるケースもあるそうです。
そのため税理士さんから「そろそろ法人化を考えてもいいかもしれませんね」とアドバイスを受ける方も多いとのことでした。
会社を作るときに必要になる印章
そうして会社を作ることになると、必要になるのが法人印です。
一般的には
・代表者印(実印)
・銀行印
・角印
・ゴム印
このあたりを揃えるケースが多いですね。
会社設立の書類には代表者印が必要ですし、銀行口座の開設にも銀行印が必要になります。
つまり法人印は、会社が生まれる最初の場面で使われる道具でもあります。
会社のはじまりに押される一本
個人の実印もそうですが、法人印にも少し特別な意味があります。
それは会社のはじまりに押される印だということ。
会社設立の書類。
銀行口座の開設。
最初の契約書。
これから何年、何十年と続くかもしれない事業の、最初の一歩に押される印章です。
最近法人印のご注文が増えているのを見ると、新しく挑戦する人が増えているのかもしれないなと感じます。
そんな会社のスタートに関われるのは、印章店としてやはり嬉しいものです。
私自身は法人を立ち上げた経験はありませんが、みなさんのお話を聞くと、法人設立には大きな志があると感じます。
鈴印の場合、外注ではなくすべて店内で仕上げています。
もしよろしければ、そんな想いもぜひ聞かせてください。
その想いをエネルギーに、最高の印章に仕上げていきます。