かなりお値段が張るにも関わらず、最近ちょくちょくご注文いただいてますのがこちら
柘植の住所印。
こちらがどういう商品かは、過去ブログをご覧ください。
簡単にご説明しますと、住所印って呼ばれるこういうのありますよね?
これは通常、印面がゴムで、持ち手の部分がプラスチックだったり木製だったりします。
要するに、印面はゴムをプレスして作り、それを土台となる持ち手部分に貼りつけたモノ。
印面がゴムですから、柔らかくて押しやすい。
でもゴムですから時間と共に劣化するのは、どうしても避けられません。
対して柘植の住所印。
こちらは実印とかに使われる柘植の材料をそのまま使います。
あっ、もちろん形や大きさが特殊なので、特注ですよ。
柘植だからゴムと比べてとにかく丈夫。
ただしPC彫刻機とかは一切使えませんので、とにかく彫るのが大変。
最初に筆で文字を書き、それを逆さまに転写し、地道に彫り上げなければいけませんからね。
そんな柘植の住所印ですが、これには驚きの効能があります。
柘植の住所印は持つだけであなたの価値が高まります
いつもこちらのブログで書いてますが、経営者の方は大きな契約を交わす機会が特に多いので、印章を非常に大切にされます。
良い印章はその場の空気を変える力がありますからね。
そしてそれは、実印などの丸印だけに限りません。
住所氏名や会社名を記す住所印にまで意識を持たれる方も密かに多いんです。
捺印をいただく機会の多い方はこうおっしゃいます。
「契約の席で、柘植や水牛や象牙の住所印を使われる方もいらっしゃいます。やはりそういった印を使われていると、こちらも圧倒されるんですよ。この方は本気だって。」
そうなんです。
良い印章は相手を圧倒する力を持つんです。
まとめ
今回のお話も、ご注文を頂いたからこそ伺えたお言葉でした。
いや〜やっぱエネルギーが必要な仕事なんで、ついつい話したくなっちゃうんですよ。
そしていつも思うんですが、契約機会の多い方は必然と相手の印章を見ています。
だってその印鑑をいただくのが目的と言っても過言ではありませんから。
印章は人に自慢するものではありません。
また見せびらかすものでもありません。
でも特に重要な場面で登場します。
そしてその時に相手の方は、印章で計ったりもするんです。
それをご存知だからこそ、トップに立つ方は印章を大切にされるんでしょう。