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次男とスノボと4スタンス理論♡

  1. 社長ブログ

こちらのブログでよくネタにしていますが、スノボーが大好きなワタクシ。
そのため家族を巻き込んで、いずれは全員で滑るのが小さくとも大きな夢。

まずは長男から、ってことで数年前から一緒に滑っていましたが、抜群の運動神経を持つ彼は、気がつけばワタクシより様々なトリックをこなすようになりました。
スキー場に行っても、一人で勝手に滑っています。
お次は次男です。

長男と比べると、どちらかというとワタクシ型。
つまり運動神経に関しては・・・普通。
だから少し手がかかるイメージ。

昨年もトライしてみましたが、本人のモチベーションを上げるまでに行かず、敢えなく断念して今年に持ち越すことにしました。
それぞれに忙しくなって調整がつかなかった今年、ようやくスキー場に連れて行くことができました。
さて結果やいかに・・・

スノーボードと4スタンス理論

なんとか1日でクリアしたい。
そのため事前にイメトレをしてから臨むことにしました。

昨今ゴルフのスイング改造で、4スタンス理論を学びました。
するとタイプ別に特性が違うことが理解できました。
ちなみにワタクシは、重心が内側&後側のB1タイプ。
長男は真逆の、外側&前側のA2タイプ。
なのでお互いに、得て不得手が真逆という面白さ。

一方で、次男はワタクシと同じB1タイプ。
なら話は早い・・・と思ったら、まさかのグーフィーw
ご存じない方のために補足をしておくと、スノボーは横に滑りますが、左側が前で滑るのがレギュラーで、逆がグーフィー。
ボクシングで言うサウスポーですね。
つまり教える側も教わる側も混乱します。
でもそこはいつも、逆さまに文字を彫るのを生業としているワタクシですから、なんとかしたい♡

さてさて、ゴルフで驚いたのは下半身の使い方。
それまで膝を伸ばして腰を高くすると教わっていたのが、B1タイプは膝を前に出すのが正解。
すると無理なく動けてびっくりしました。
またゴルフもスノボもやる友人から聞いたのは、どっちも動きは近いとのこと。
そのため次男には1つだけ、膝を出してお尻を落とすスタンスだけ教えました。

最初は怖いんで腰がひけちゃうんですよね。
でも不思議なことに、ワタクシもそうでしたが、膝を曲げて腰を落とすと解消する。

とまあ、素人の技術論ほど当てにならないものはないですからね♡
その結果やいかに。
ここからはいつものように、物語形式でお送りします。

ハンタマは板がないと、リフトに乗れてもゲレンデに行かせてもらえない

昨年までのハンタマは、リフト券は半日と1日のみ。
しかもあまり金額差がなくて、数回乗るだけでは結構痛い出費。
ところが今年は、満を持して回数券登場。
「とりあえず一緒に2回乗れればいいだろう」って感じには本当助かります。

最初1回だけ雪山を登り、軽く滑る練習を。
元々スピードに対する恐怖心が鈍い彼は、結構早い。
でも1つだけ安心できる点は、どんな速度域でも絶対に人に突っ込まない。
前に人がいれば、無理やり転んででも、絶対に止まるんです。
「これならいける」
あとは急斜面との戦いだけです。

辛いんですよ。
雪山登るの。
あれで辞めちゃう子もいるんじゃないの?って感じ。
なので、多少無茶でも初級者リフトに乗せてしまおう!がワタクシの今回の作戦でした。

 

回数券を2枚切り、スタッフの方に手渡し、いざリフトへ。
もちろんこの状態で板を付けっぱなしでリフトから降りるのは無茶ですから、手で持たせて。
ワタクシ自身は何かあったときに動きやすいよう、自分の板は持たずに搭乗。
初めてのリフトで珍しく緊張感いっぱいの次男。
いつも人を小馬鹿にしている彼ですから、その姿すら微笑ましい♡

リフト中に降り方を伝え、見事にその通りに無事に着陸からの、横移動。
と、その時、スタッフの方からお声かけをいただきました。

あの〜、こちらはお子様の板ですか?
ちなみにお父様は板はお持ちでないですよね?
申し訳ないんですが、当スキー場は規則で、板をお持ちでない方がゲレンデに行かれるのをお断りしているんです。

あっ、そうなんですね?すみません。
どうしたらいいですかね?

お子様はまだお一人で滑るのは難しいですよね?
であれば、恐れ入りますがお二人リフトで降りていただいて、改めてお父様も板をつけて上がっていただけますでしょうか?
チケットは回数券ですか?
であれば、下で係のものからお返しさせていただきます。

慣れてますね♡

そんなワケで人生2度目の降りリフト。

向こうの人の視線が痛い・・・ような気がする♡

板をつけた状態で何かあったらどうしようかな?
そんな不安もありつつ、ここは我が子を信じましょう。
彼ならなんとかしてくれるはず。
今度は一緒に板を抱え、リフトに再挑戦。

無事に降りられ、人混みのない場所まで徒歩移動。
邪魔にならない場所を探し、板の装着。
大丈夫かな?
心配する親心を他所に、次男はためらうことなく滑走スタート。

ちゃんと膝に意識を持っているのがわかります。
でもまだまだ怖さが強いんでしょう。
お尻が出ちゃってます。

でも徐々に修正していきます。

ここでもターンの度に修正しています。
最後転んじゃったけど、確実に掴んできています。

そして・・・

後半ではバシッと理想の重心に修正しました。
凄い!

なんかワタクシも大きな感動をもらいました。
前日まで彼は決して乗り気じゃなかったんです。
何でスイッチが入ったのかわかりませんが、ちゃんと1日で滑れるようになりました。
この映像を撮りながら、ワタクシの頭にはロッキー3のトレーニング風景が浮かんでいました。

もちろん次男がロッキーで、ワタクシはアポロです。

そういえばロッキーも、サウスポーでした。

最後に

そんなワケでついに、長男と次男と3人でリフトに乗ることができました。
楽しい時間はあっという間に終わります。

なんか思うんです。
小さい頃、できなかったことが急にできたりする経験って宝物です。
父親が関われる時間って限られていますから、1つでもいいから残せたらなって。
きっとワタクシにとってこの時間は、多分一生忘れられない大切な思い出になりました。
次男にとってもそうだったらいいなと思いつつ、あとは自分で勝手にどうぞ♡

そんな大きな充実感に包まれた夜、次男から一言。
ちなみに普段は、自分から誘うことが少ないタイプです。

またスノボー行くの?

行こうよ!
また行こうよ!
また行ってみる?

うん。


ニコッとして笑顔と共に、前向きな回答を得られました。

 

鈴印

〜印を通してお客様の価値を高めたい〜

鈴木延之
代表取締役:株式会社鈴印

1974年生まれ。
A型Rh(+)

1932年創業、有限会社鈴木印舗3代目にして、現プレミアム印章専門店SUZUIN代表取締役。専門店として、印章(はんこ)を中心としたブログを毎日発信。本業は印章を彫る一級印章彫刻技能士。
ブログを書き出したきっかけは、私の親父が店頭で全てのお客様に熱く語っていた印章の価値や役割そして物語を、そして情報が散見する中で印章の正しい知識を、少しでも多くのみなさまに知っていただきたいから・・・
だったのに、たまに内容がその本流から全く外れてしまうのが永遠の悩み♡

一級印章彫刻技能士
宇都宮印章業組合 組合長
栃木県印章業組合連合会 会長
公益社団法人全日本印章業協会 ブロック長

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