みなさんお使いのシヤチハタ印。
いちいち朱肉をつける必要もなくて便利なんですが、当然トラブルもあったりします。
ちなみにトラブルの1位は、インクの補充ミスなんです。
間違えて違う種類のインクを補充して写らなくなっちゃう。
でも正直、分かりにくいんですよね?
シヤチハタだけでも膨大な種類がありますし、他にも様々なメーカーから発売されていて、それぞれ全く成分の異なるインクを作っている。
しかも本体によって補充方法も違うし、色だって色々。
なのに間違えると使えなくなっちゃう、、、汗
だから私もお店に入って最初に覚えないといけなかったのが、この補充インクだったりもしました。
販売していて分からないって恥ずかしいですからね。
それで仕方なく覚えたんですけど、それによって傾向と対策が明らかになってきました。
2014年4月18日に公開したブログですが、メーカーの種類増加に伴い2020年4月22日にリライトしました。
これで丸わかり、シヤチハタのインクの補充方法【完全版】
シヤチハタに似た浸透印も数多く販売されていますが、あまりに種類が多いため他社製は割愛させていてだきます。
他社製の詳しくは販売店もしくはメーカーに直接お問い合わせください。
まずはインクの種類ですが、凄く多い様に見えて実は⑤種類しかありません。かなり増えていますので、詳しくはシヤチハタのサイトをご確認ください。
とはいえ一般的なものは以下の5種類になります。
①ネーム9
最もスタンダードなネーム印「ネーム9」
補充インクは「ネーム9専用です」
ネーム9専用補充インク
(税抜)340円
(1)ホルダーを外して、インキカートリッジを新しいものと差し替えてください。
※本体出荷時に交換用のインキカートリッジは付属しておりません。
※インキ補充後初めてなつ印する際は、必ず試し捺しをしてください。
動画
ご注意
・インキが手についた場合は、早めに石鹸で洗い落としてください。
・衣服などにインキがつきますと、落ちにくいので十分ご注意ください。
②ネーム6・ブラック8
ここからややこしくなってきます。
「ネーム6」と「ブラック8」は、補充インクが共通です。
ネーム6・ブラック8補充インク
(税抜)340円
(1)ホルダーを外して、インキカートリッジを新しいものと差し替えてください。
※本体出荷時に交換用のインキカートリッジは付属しておりません。
※インキ補充後初めてなつ印する際は、必ず試し捺しをしてください。
動画
ご注意
・インキが手についた場合は、早めに石鹸で洗い落としてください。
・衣服などにインキがつきますと、落ちにくいので十分ご注意ください。
③ネームペン
ここからさらにややこしくなってきます。
「ネームペン」にも種類があって、その種類によって異なります。
今回はカートリッジの方をご紹介しますが、詳しくはシヤチハタサイトをご確認ください。
ネームペン用補充インク
(税抜)340円
(1)本体から印面を外して、インキカートリッジを新しいものと差し替えてください。
※本体出荷時に交換用のインキカートリッジは付属しておりません。
※インキ補充後初めてなつ印する際は、必ず試し捺しをしてください。
動画
ご注意
・インキが手についた場合は、早めに石鹸で洗い落としてください。
・衣服などにインキがつきますと、落ちにくいので十分ご注意ください。
④上記以外(セパレートタイプ)
ここからさらに、ますますややこしくなってきますので、ちょっとだけまとめます。
上記の①〜③は専用で、カートリッジの補充インクなのに対して、それ以外は汎用タイプ。
しかもセパレートタイプとボトルタイプと2つありますが、どっちも中身は同じ。
そのためシヤチハタでは、ブラック11やデータネームなどの、小さいモノにはセパレートを、住所印などの大きいものにはボトルタイプを推奨しているようです。
でも量の違いだけですから、どちらを使っても問題ありません。
補充インクセパレートタイプ
(税抜)340円
(1)ホルダーとインキ補充口キャップを外して、補充口から中のインキ吸蔵体にインキが吸い込まれるのを確認しながら、ゆっくりと補充してください。
※インキ補充後初めてなつ印する際は、必ず試し捺しをしてください。
動画
ご注意
・インキが手についた場合は、早めに石鹸で洗い落としてください。
・衣服などにインキがつきますと、落ちにくいので十分ご注意ください。
(1)本体から印面キャップ、補充口栓の順に外し、インキを補充口へ数回に分けて1本分を目安に滴下してください。完全に浸透してから本体にセットし可動式パッドを数回押してご使用ください。
※インキ補充後初めてなつ印する際は、必ず試し捺しをしてください。
動画
ご注意
・インキが手についた場合は、早めに石鹸で洗い落としてください。
・衣服などにインキがつきますと、落ちにくいので十分ご注意ください。
④上記以外(ボトルタイプ)
本体が住所印のように大きかったり、ブラック11でも使用頻度が高い場合は、こちらのボトルの方がお得です。
シヤチハタ補充インク
(税抜)560円
(1)印面本体を横にスライドさせてカセットを取り外し、カセット上部の溝からインキ吸蔵体にインキが吸い込まれるのを確認しながら、ゆっくりと補充してください。
※多色印の場合は、それぞれの色ごとの補充口にインキを正しく補充してください。
※インキ補充後初めてなつ印する際は、必ず試し捺しをしてください。
動画
ご注意
・インキが手についた場合は、早めに石鹸で洗い落としてください。
・衣服などにインキがつきますと、落ちにくいので十分ご注意ください。
最後に
簡単にまとめますと、シヤチハタの補充インキは大きく5つに分かれます。
専用設計の①〜③と、量が違うだけの④と⑤
ただしインキ自体は①〜⑤は全て同じなので、仮に間違えてしまっても使えなくなることはありません。
一番問題なのは他のメーカーの補充インキや、シヤチハタスタンプ台のインキなどの、成分の違うインキを使ってしまった場合です。
一発で使用不可になりますので、十分ご注意ください。
またシヤチハタ製品は私たちも知らぬ間に商品ラインナップが増えており、こちらのブログでも全ては追いかけきれないので、最後にメーカー公式「インキの補充方法」のリンクを貼っておきますので、購入や補充の前にご一読あれ。
そのまま購入することもできますので。
便利なシヤチハタ印、インキなどを間違えずにお使い頂ければ、通常使用で約10年はもちます。
補充ミスで作り替えなど余計な出費にならないよう、用法容量を守って正しくお使い下さい。
分かりにくいのはどれも一緒♡