鈴印は印章専門店というコトもありまして、かなり変わったご依頼をいただく場合も多々あります。
今回はゴム印。
しかもゴム印のハンコの部分はそのままに、持つ部分だけ変えられないか?
普通はこんな感じでアクリルの持ち手になります。
ここを変えられないか?そんなご要望でした。
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ゴム印の持つ部分を柘植でも作れます
やはり今回も印章に強いこだわりを持たれたお客様でした。
「柘植の手触りが好きなんです。色が変わっていく感じも。だから普段使うゴム印の持つ部分だけを柘植で作れませんか?」
そんなご要望を受けて完成したのがこちら
柘植の持ち手
最初一瞬考えましたよ。できるのかな〜?って
で、思い出しました。
柘植で住所印を作ったあの日を。
柘植の住所印の詳細はこちらから
この時は柘植を使った住所印ですから、材料をサイズ指定でオーダーし、それに直接彫りました。
そうだ!
これを応用して、持ち手の部分だけ柘植で作り、それにゴム印を貼ったらいいんじゃない?
まず実際ご使用になる用途からゴム印の内容を大きさを決め、そのサイズに合わせて柘植の材料を特注。
せっかくですからちょうど良いサイズがいいですからね。
ぴったり過ぎるとゴム部分が引っかかって取れちゃう可能性があるので、やや大きめのサイズ。
とまあ、ゴム印部分はゴム部分だけで製造をお願いし、持ち手部分の柘植はこれまた別にオーダーして、それを鈴印で組み合わせる。
これならゴム印の押しやすさはそのままに、柘植の持ち手による高級感と経年変化も楽しめますしね。
それに将来、ゴム印だけが痛んでもそこだけ交換もできますしね!
いや〜こんなこともできるんですね。
実際初めてでしたからね。
いやはや、なんでもできるモンですな〜
まとめ
ちなみにこういった加工は、象牙や水牛でも可能です。
ま、象牙とかじゃ価格はすごいことになりそうですので、気になる方はまずはこちらまでお見積もりをご依頼ください。
ま、今日は何が言いたかったのかって言いますと・・・
こんなコトでも対応できます!
ってこと。
ま、ハンコに関してはありとあらゆるルートがありますからね。
これもまた老舗の強み。
「他で聞いたんですけど、できないって断られちゃって・・・」
そんなご要望は大歓迎。
できる限り挑戦したいと思います!
・・・ブログネタにもなるし♡
結局それか♡
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