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集中力修行。静と動

ほぼ日記♡

年齢や立場と共に、また子供の成長と共に、自身の生活環境も大きく変わっていきます。
そしてそれは仕事のある平日のみならず、休日にまで及びます。
何が言いたいかって言いますと、日曜日も予定満載。
すでにパンクしそうな状態は、ある意味嬉しい悲鳴。
そして昨日はそれは見事にメンタル修行な1日となりました。

 

目次

午前中は書道教室

一応仕事柄、書道というか筆に触れる機会は一般の方よりは多いと思っています。
そして私自身は、書ははんこを彫るよりも遥かに難しいと感じています。
そんな中ひょんな機会からある方の書いた書に電流が走り、ぜひ教えていただきたいと懇願し、ようやく初の機会となりました。
聞けば幼い頃より書に精通し、学生時代も書を先行され、あの書道の神様蒲生君平さんの流派のとんでもない方。
まあ肩書き云々よりもまさに一目惚れ。こんな書を書けるようになりたい。
聞けば書道教室も開催されてるとのことで、以前から書を学ばせたかった長男と一緒にお世話になりました。

本当そんな方に申し訳ないのが、長男は一切何も知らない状態でお願いしました。
にも関わらず、1からとても丁寧に優しく指導してくださり、長男もすっかりのめり込んでいきます。
「線ばっかりじゃ飽きちゃうから、そろそろ文字書いてみようか?なんて書きたい?」
自分の名前を希望しいざお手本。
その瞬間全身から発せられるオーラと、穂先がまるで生き物のように力強く動く様には感動すら覚えました。

私に対しては、どっちかっていうと勝手にやって(笑)
「私は形より線を大切にしています。ここから好きなお手本を選んで、線を意識して書いてみてください」
そんなご指導でしたが、これが私には強烈なプレッシャー。
はんこって文字を削って形を整えますから、それなりに形は整うんです。
だけどはんこも書も、線の強さだけは数をこなさないと全く上手くなりません。よく理解しています。
そしてその線を強くしたくて今回の機会を求めました。
また小筆と大筆でもコントロールは全く異なります。
久々の、全く言うことを聞かない大筆に四苦八苦。
でも親子一緒で、また久々の心静かな機会が非常に心地よくもありました。

1時間ほどし、集中力も途切れ出すワタクシ。にも関わらず一向に筆を止めない長男。
この時点で完全に集中力で負けを実感。それに負けじと書き続けるワタクシ。
まあ良くも悪くも自分をある程度理解してますから、これ以上書いても意味がないと半ば惰性の私に対して、思うようにならずイライラが伝わってくるけど止めない長男。

ワタクシ
そろそろ2時間になるから、最後に本気の1枚書いて終わりにしようか?
長男
やだ!上手く書けるまで帰らない。

そして数枚書き、初めてとは思えないほどの見事な文字に、先生も大絶賛。
長男の嬉しそうにしてる様に、こちらも大喜び。
いや〜誰に似たのか、彼は恐ろしいほど集中力を備えていました。
そういえばウチの奥様も、一度言い出したら絶対に最後までやり遂げる意思の強さを持っています。
途中イライラしても最後に形にしてしまう強さは、きっとそっち譲りですね♡

対してワタクシも最後に「鈴木さん、どうですか?」
そんな言葉に促され、ご指導いただきました。
「形は素晴らしいですね。あとは線ですね。筆が悪いのかな?」
おもむろに私の筆をとり、さっとひと書き。
さっきまでのぎこちなさが嘘のように、本領を発揮してくれる筆。

先生
筆じゃなかったみたいですね
ワタクシ
筆じゃなかったみたいですね

まさかの同時♡

 

最後に

そんな訳で午前中は、集中力を養う静の部分の時間となりました。
これを機に改めて書に向き合う時間を作ることを決意。
心技体とはよく言ったもので、運動して体を鍛え直し、書を書く自分と向き合う時間を作り、心を強くしていきたいと思います。

ちなみに午後はカート大会に参加して参りましたが、ここでは動の精神修行となりました。
思ったより午前中ネタが長くなっちゃったんで、続きはまた後日。

とにかく全てが上手くいかずに、心が鍛えまくられた1日となりました。
乞うご期待♡

 

 

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太陽と海と夏があればだいたいご機嫌な三代目。 日々「印」を通して、誰かの価値がちょっと上がるような仕事ができたらと考えている。 手彫りの美しさに惚れ込み、ブログでその魅力や違いを発信するのがライフワーク。 書くことも話すことも好きで、気がつけば毎日ブログを更新している。 ときどき印章の話から脱線するのもお約束。 趣味は筋トレと海と長距離ドライブ。

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