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柔らかい方が押しやすい?固いと押しにくい?衝撃の答えは・・・♡

2015.02.19
綺麗に捺せない

専門店という仕事柄でしょうかね?日々様々なご質問を頂きます。

それがこのブログのネタにもなっているのでありがたい限りっす!

そしてその中でもワタクシの職人魂に火を付けてくれるのは、ハンコのトラブル。

「今までこういうコトがあって困ったんですけどね〜」ってヤツ。

ちゃんと写らないのには全て原因があるんです。原因があるから解消する方法をお伝えする。

ま、言い方を変えると・・・

知識のひけらかし♡

自慢か♡

そんな今回のお題は・・・

 

柘植なんかの木材とかゴム印って柔らかくて押しやすいんですけど、象牙って固くて押しにくいんですよね〜

こういうイメージを持たれてる方って案外多いんでしょうかね?

確かに言いたい事はよく分かります。

事実、象牙が一番固く、木やゴムは柔らかいですからね。

ハンコを押して捺印する場合、印面が柔らかい方が感覚的に押しやすい気がしますよね?

それってこういう事ですよね?

グニャグニャして柔らかい方が、ハンコの全ての面が紙に当たって押しやすい・・・気がする。ゴム印

つまりそれって、印面を無理矢理変形させて全ての面を当てるってコトになります。

じゃあ実際どうでしょう?

押しやすい気がするモノと、鮮明に写るモノは違います

私の考える「押しやすいハンコ」は、「鮮明に写るハンコ」を指します。

何が違うのかって?

イメージはこうです。

固いモノは均等に力が入りやすいけど、柔らかいモノは癖が出て歪みやすい。

例えるなら、車のシート。

シート

柔らかいフワフワのシートの方が疲れなそうな気がしますけど、実際は固いシートの方が姿勢を矯正されて長時間乗ってても疲れないんですよね。

実は靴もそうなんですよ。

靴

意外かもしれませんけど、中に柔らかいインソールより、固いプラスチック状のインソールを入れた方が疲れないんです。

どちらも原理は一緒で、柔らかいと自分の癖の影響を受け、同じトコに「点」で力が掛かり続けるから疲れるんだそうです。逆に固いと「面」で力を受け止めるから疲れないんですってね!

知識のひけらかし♡

ハンコも一緒です!

ホントに一緒か?

例えば柔らかいゴム印は、まっすぐ丁寧に押さないと綺麗に写りません。

ではまず均等を意識して押すと

均等

それでも若干左が強いし、結構気〜遣います。

では今度は適当に押すと

適当

ワタクシの場合、おもいっきり右に歪みます。

そろそろ言いたい事が分かりますよね?

そうです!

固い方が

固い

どう押しても歪まないので綺麗に写ります!

ひけらかし♡

ってここまで聞いても、ご質問された方はこう思いますよね?

「でも実際よく写らなかったよ?」

実はそれも正しいんです。

その答えはハンコの彫刻に隠されております。

いつもブログに書いてますが、丁寧に手で彫ったハンコは面が平らだけど、そうじゃないハンコは面が歪んでる。

つまり、ハンコ自体が歪んでるから写らないんです。

写らない

ひけらかし♡

ま、その詳しくは過去にも書いてますんでそちらを

ハンコの手彫りと機械彫りは、本当に写りが違うのか?はこちらから

まとめ

私は車のシートの話も、靴のインソールの話も聞いた時は衝撃でした。

あっ、寝具なんかも一緒ですね。

当然ただ固いだけなら、腰も痛くなるし、足も痛くなるし、背中も痛くなります。

面と面が合うというコトを丁寧に考え尽くされてるから、固い方が楽なんでしょうね。

プロが作り出すモノは、そんな見えない部分までも気持ちが入っています。

やっぱ良い物はちゃんと必要に応じて手が掛かってるんですよ。

ちなみにハンコは象牙やチタンはめちゃめちゃ固いですが、固い分真っ平らなトコで押すとまるで吸盤に吸い付くように綺麗に写ります!

チタン

嘘だと思うなら、サンプルお貸ししますよ!

ワタクシの愛用品を♡

大切に使ってるヤツを♡

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一生に一度の印章だから、確かな一本を。

太陽と海と夏があればだいたいご機嫌な三代目。 日々「印」を通して、誰かの価値がちょっと上がるような仕事ができたらと考えている。 手彫りの美しさに惚れ込み、ブログでその魅力や違いを発信するのがライフワーク。 書くことも話すことも好きで、気がつけば毎日ブログを更新している。 ときどき印章の話から脱線するのもお約束。 趣味は筋トレと海と長距離ドライブ。

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