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ハンコをまっすぐ押す裏技

  1. 印鑑を使っていて困った時
  2. 13465 view

「ハンコをまっすぐ押すのが苦手なんです。」

ご安心ください、密かに私も苦手です。
逆にまっすぐ押すのが得意な人を私は知りません♡
鈴印では彫刻した印章は精度の最終確認も合わせて、一度捺印してからお渡ししています。
その際もやはり一発でまっすぐ押せることって、残念ながら少ないんですね。
でもある方法を利用するコトによって、誰でも確実にまっすぐに押せるようになります。
今回ご紹介する方法は親父から教わったので、どこまで知られているのかは甚だ不明ですが、お役に立てましたら幸いです。
2017年4月6日に書いたブログですが、2019年12月17日にリライトしました。

ハンコをまっすぐ押すための裏技

裏技はとっても簡単。
朱肉を上につけるだけ。

まず最初に印面を見て、印の上になる部分を確認します。
次にその部分に朱肉をこすりつけます。

上側に目印がつきました。

完全な真上につけることは難しいですけど、それで構いません。
捺すときに、その傾きをイメージしながら捺印します。

まずはどこかに試し捺しして、角度を確認します。
たまにすごく曲がって印がついてしまうこともありますが、その場合は拭き取って再度真上に近い状態になるように、印を付け直してください。

※注意)印としてつけた朱肉を放置すると、素材によってはシミになりますので、直ちに拭き取ってください。

上下の印があってもまっすぐには押せない

他にもこんなご相談をいただくこともあります。

私、印鑑をまっすぐに捺せないんですよ。だから上下が分かるように削れてる材料にしてください。

実印などの場合、上下の印がないものも多いです。
これは「押す時に上下をしっかり確認してから、慎重に捺してください」との意味があると言われているからです。
一方で最近は、印のある材料も増えてきました。

ところが果たして、上下の印があればまっすぐに捺せるのだろうか?
これが案外、印があってもまっすぐに押せるとは限りません。
理由は簡単。

捺す時にしるしは手の中に隠れて見えないからです。
つまりしるしの役割は「こっちが上というおおよその目印」なだけなんですね。

最後に

以上がまっすぐに捺すコツです。

繰り返しますが、印面ではなく、印材についた朱肉はすぐに浸透しますので、早めに拭き取ってください。

ハンコはまっすぐ正確に押したいって方は非常に多いです。
人によっては「印の曲がりは心の曲がり」なんて言うくらい、重要視しています。

ちょっとしたコツで気持ちが良いほどまっすぐ捺せますので、今すぐ試してみてください。

ただし1点だけご注意ください。
100円のものでは色が薄くて見えませんので、朱肉は良いものを使ってください。

 

鈴印

〜印を通してお客様の価値を高めたい〜

鈴木延之
代表取締役:株式会社鈴印

1974年生まれ。
A型Rh(+)

1932年創業、有限会社鈴木印舗3代目にして、現プレミアム印章専門店SUZUIN代表取締役。専門店として、印章(はんこ)を中心としたブログを毎日発信。本業は印章を彫る一級印章彫刻技能士。
ブログを書き出したきっかけは、私の親父が店頭で全てのお客様に熱く語っていた印章の価値や役割そして物語を、そして情報が散見する中で印章の正しい知識を、少しでも多くのみなさまに知っていただきたいから・・・
だったのに、たまに内容がその本流から全く外れてしまうのが永遠の悩み♡

一級印章彫刻技能士
宇都宮印章業組合 組合長
栃木県印章業組合連合会 会長
公益社団法人全日本印章業協会 ブロック長

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