象牙の印章の最大の魅力は、経年変化です。
象牙の経年変化には2つの特徴がありまして、1つは使うほどに写りがよくなる。あと1つは象牙が朱肉の油を吸って朱色に変わっていくんですね。
実はこの2つは連動していて、色が変わるほどに写りが良くなっていきます。
写りがよくなるのは感覚的なお話をすると、吸盤でぴたっと吸い付くような感じ。
ま、感覚的な部分なのでなかなか言葉で表現するのは難しいですが、色は見て一目瞭然。
なのでそんなご紹介。
本物の象牙の経年変化
まずは新品の象牙ですね。
気持ちよいくらい綺麗なアイボリー
ま、アイボリーの直訳は象牙色ですからね!
それが使い込みますと、こんな感じ
良い象牙とそうでない象牙は、ここまでくると差が歴然となります。
新品の状態ですと綺麗なんで、象牙の目があまり目立たないんですね。
しかし、使い込んで色が変わると象牙の目が浮き出ますからね、自ずと品質の差がはっきり分かるようになります。
これをまた別の材料で見ると
上の象牙より綺麗なの分かります?
そして綺麗に層が出来上がってます。
粗めの象牙がまだらになるのに対して、キメの細かい象牙はその名の通りキメが細かいんです。
もう1回見てみましょう!
上が荒くて、下が細かいです。
分かりにくいかな〜?
でもいいんです!
キメの細かさは自己満足の部分も大きいですから。
お肌と一緒♡