個人的にですが、昨日実印を捺印する機会がありました。
日々捺印の大切さと価値をお伝えしている私ですが、改めて自分で押す体験をしますと、色々感じる点があります。
でもそういう体験こそが一番大切ですし、また色々気づきもありましたので、こちらでご紹介したいと思います。
ちなみに今回は捺印されるみなさまではなく、捺印をいただく営業の方に向けてになります。
知ってるのと知らないのとじゃ、成績に違いが出ますよ♡
営業マンの捺印の際の三種の神器
さてさて営業マン必須の捺印の三種の神器とはなんでしょう?
まずは結論から申し上げちゃいましょう!
- ちゃんと写る朱肉
- ちゃんと写る捺印マット
- 綺麗に朱肉を拭き取れるモノ
つまりどれも捺印をされるお客様が気持ち良く使える道具になります。
ではそれぞれ詳しく見ていきましょう。
1.ちゃんと写る朱肉
どんなに印章(ハンコ)が立派でも朱肉が悪ければ全く写りません。
またどんなに良い朱肉を使っていても、インクがかすれていたらほとんど写りません。
つまり印章と朱肉はセットのようなモノです。
だから朱肉には気を使っていただきたいのです。
ちなみに過去に書いたブログが参考になるはずです。
これさえ買っておけば間違いない!鈴印オススメの朱肉です
その中でもやはりこちらですね。
インクの補充もお忘れなく!
2.ちゃんと写る捺印マット
こちらのブログでいつも書いてますのが「ちゃんと彫れた印章はガラスの上が一番綺麗に写る」
でも実際押してみると分かるんですが、なかなかそんな環境ないんですよね。
大概が捺印には適さない、多少凹凸のあるデスク。
だから捺印マットが必要になります。
それに捺印マットは捺印の性能の向上させるのみならず、印章自身の保護にもなります。
ただやはりこれは言いたいんですけど、一般に市販されている捺印マットは柔らかすぎる。
柔らかすぎるからぶよぶよして押しにくいですし、沈んでしまい正確に押せないんですね。
だからこちらも宣伝になっちゃうんですが、鈴印オリジナルのマットがオススメになります。
ただしボチボチ更なる改良を加え、フルモデルチェンジを発表予定ですので、お急ぎでない方は少しだけお待ち下さい!
綺麗に朱肉を拭き取れるモノ
案外これ忘れてる方多いですよ。
もちろんティッシュでも構わないんですが、ティッシュだとどうしても繊維が抜けて、その抜けた繊維が印章の彫刻面に入り込んで、ゴミとして付着してしまう恐れがあります。
ま、それ用にオリジナル印章クロスもご用意しましたが、ご自身用ならまだしも、繰り返し使うクロスではお客様用には使えません。
なので色々調べましたが、現時点ではこれが一番良さそうです。
70枚入ってるし、使い心地もかなりよし!
よく銀行の窓口とかにある、あのつるつるがさがさの使いにくいのとは大違い。
もしお探しの方がいらしたら、かなりオススメですよ。
まとめ
私は普段いかに綺麗に印章を押せるか?にエネルギーを注いておりますので、使われる道具でその方の捺印に対する姿勢がなんとなく分かります。
実際無意識だと思うんですが、捺印が正確じゃないといけない職種の方はできるだけ綺麗に押せるように準備されてるし、とりあえず押してあればいいって方は、とりあえずの準備しかしていないんですよ。
でもそんな意識もちょっとした道具を揃えるだけで、あっという間にできる営業マンに早変わり!
あと最後はこの一言に尽きますよ!
「素晴らしい実印お使いですね?」
良い実印を使われている方は、それだけ実印に対して思い入れが強い方が多いんです。
ですからその一言で、お客様との距離もグッと近づきますし、後は印章に対する想いを嬉しく話していただけることでしょう(←これ重要)
日頃捺印に慣れている営業の方と違い、ほとんどの方は捺印の機会は人生に何度とないスペシャルな瞬間です。
捺印は作業ではなくて、契約という儀式です。
その儀式を演出するのも、営業マンの力量かもしれませんね。