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ご存じですか?ハンコが綺麗に押せない原因は〇〇です

  1. 印鑑アクセサリ

ハンコを押したときに、思ったように印影が綺麗に出ない・・・そんな経験はありませんか?

私自身も銀行の窓口の朱肉を使って書類に印を捺す際に、印影がかすれて何回も捺し直した経験があります。
その時、あなたは「捺し方が悪い?」とか「ハンコが悪い?」と思うかもしれません。
ところが、実はその原因の多くは
朱肉にあることが多いのです。

ここでは、ハンコの印影がうまく出ない理由や、最適な朱肉の選び方について解説します。
2015年4月23日に公開したブログですが、2018年3月27日、また2024年9月14日にタイトルも含め全面リライトしました。

このブログにはプロモーション内容が含まれています。

朱肉の品質が印影を左右する

文具店を訪れたりネットで探すと、様々な種類の朱肉があることがわかります。
中には100円で買える安価なものもありますよね?
もちろん安さは魅力ですが、実はこれがハンコの写りに影響を与えることも多いのです。
他にも、古くなって乾燥した朱肉などは、ハンコが均一に押されず、印影が薄くなったり、部分的にかすれたりしてしまいます。

スポンジ朱肉は、インクの量や品質が印影に大きな影響を与えます。
特にインクが均一でなかったり乾燥している場合は、ハンコが均一に押されず、印影が薄くなったり、部分的にかすれたりしてしまいます。
質の良いスポンジ朱肉は、インクがしっかりと含まれていて、ハンコの彫刻部分に均等に付着します。
インクが不均一だったり、乾燥しているスポンジ朱肉では、うまく印影が残らないのです。

またスポンジ朱肉は、湿度が低い環境や、頻繁に使わない状態が続くと乾燥しやすくなります。
乾燥した朱肉はインクが均等に付かないため、印影が薄くなりやすいです。
特に冬場やオフィスのエアコンの効いた乾燥した場所では、スポンジ朱肉が急速に乾燥しやすくなります。
また、自宅で暖房を使用しているときも同様に注意が必要です。定期的にインクを補充するか、使用頻度に応じて蓋をしっかり閉めることが乾燥を防ぐための重要なポイントです。

正しいスポンジ朱肉の選び方

では、どんなスポンジ朱肉を選べば良いのでしょうか?
選ぶ際に注意したいポイントをいくつかご紹介します。

  • 適切なインク量があるものを選ぶ
    スポンジ朱肉は、インクが均一にハンコに付着することが重要です。
    インクが少なすぎると印影が薄くなり、逆に多すぎると滲んでしまいます。
    インクが均一に供給される状態の朱肉を選びましょう。
  • 定期的なメンテナンスで乾燥を防ぐ
    スポンジ朱肉は、長期間使用するとインクが蒸発し、乾燥してしまいます。
    特に乾燥した状態で使用すると、ハンコの写りが悪くなることが多いです。
    定期的にインクを補充したり、乾燥しないように蓋をしっかり閉めることが大切です。

スポンジ朱肉は、インクが均一に供給されるため、一般的に手軽に使える点が特徴です。
一方で、練り朱肉は使用感が異なり、より深い印影を残すことができるものの、定期的なインクの補充が難しいことが多いです。
用途に応じて、適切な朱肉を選ぶことが大切です。

スポンジ朱肉の正しい使い方

スポンジ朱肉を適切に選んだ後は、その使い方も重要です。
インクが均等にハンコに付着するようにするためのコツは以下の通りです。

  1. 朱肉を軽くハンコに馴染ませる
    インクを強くつけすぎると、逆にインクが偏ってべったりと付いてしまい、印影にムラが出てしまうことがあります。
    軽く、均等に付けることが重要です。
  2. 「の」の字を書くように丸く押す
    ハンコを押すときに、右に力が偏るなど、人によって力の入れ方の癖があります。
    「の」の字を書くように、均等に押すことで、きれいな印影が残ります。

ここで重要なのが朱肉であることがわかります。
軽くつけてもインクがつくためには、しっかりと満たされていることが必要になります。
乾燥していたり、そもそも質が低い場合は、正しい使い方をしても綺麗に捺印できないのです。

スポンジ朱肉のメンテナンスも忘れずに

スポンジ朱肉も定期的なメンテナンスが必要です。
乾燥した場合は、インクの補充が必要です。
また、ハンコ自体もインクが溜まった部分をきれいに拭き取ることで、鮮明な印影を保つことができます。

例えば銀行の窓口など、大勢の人が使う朱肉はあまり使わない方が無難です。
なぜならインクがかすれていたり、また表面にゴミが付着しているなど、丁寧にメンテナンスされていないことがほどんどだからです。
可能であれば印章と一緒に朱肉を携帯し、自分の朱肉を使うことをオススメします。

最後に

今回で紹介したように、朱肉の選び方や使い方がハンコの印影を左右します。
特に重要な書類や公式な印章には、高品質な朱肉が欠かせません。

ハンコの印影がきれいに出ない原因は、朱肉にあることがほとんどです。
そのため私たちは印章専門店として多くの経験を元に、独自の朱肉「鈴印朱肉」を開発しました。
卓上用と携帯用があり、どちらも高い品質と使いやすさを兼ね備えています。
一般的な朱肉に比べ、インクの持ちが良く、乾燥しにくい設計が施されています。
日常的な使用だけでなく、重要な書類や公式な契約書にも安心してお使いいただけます。

朱肉選びに悩んでいるなら、ぜひ「鈴印朱肉」をお試しください。
長く使っても乾燥しにくく、ハンコの印影がいつもくっきりと残ることをお約束します。
お客様からも「今まで使っていた朱肉とは全然違う!」との評価をいただいています。
重要な書類や大切な契約書に安心して使える「鈴印朱肉」で、ハンコのトラブルを防ぎましょう!

以下のビデオでは、実際に「鈴印朱肉」を使用して捺印する様子や、日常的なメンテナンス方法について詳しく紹介しています。
朱肉の扱い方が気になる方は、ぜひご覧ください。

鈴印朱肉(卓上用)の購入はこちら

鈴印朱肉(携帯用)の購入はこちら

鈴印

〜印を通してお客様の価値を高めたい〜
鈴木延之
代表取締役:株式会社鈴印

1974年生まれ。
A型Rh(+)
1932年創業、有限会社鈴木印舗3代目にして、現プレミアム印章専門店SUZUIN代表取締役。
専門店として、はんこ(印章)を中心としたブログを毎日発信。本業は印章を彫る一級印章彫刻技能士。
ブログを書き出したきっかけは、私の親父が店頭で全てのお客様に熱く語っていた印章の価値や役割そして物語を、そして情報が散見する中で印章の正しい知識を、少しでも多くのみなさまに知っていただきたいから・・・
だったのに、たまに内容がその本流から全く外れてしまうのが永遠の悩み♡

一級印章彫刻技能士
宇都宮印章業組合 組合長

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