実印を贈る機会は様々です。
そしてとっても多いのが、ご結婚のタイミング。
その中でも結納の時だったり、籍を入れる時だったり、結婚式の時だったり・・・
新婦のご両親から新郎様へだったり、新郎のご両親から新婦様へだったり、いずれにしてもご両親からその相手様に贈る場合が非常に多いんです。
そしてその意味と理由をご紹介したいと思います。
ご両親から結婚記念品に実印を贈る一番の理由は、新しい家族の長い幸せを願って
結婚ってすごくおめでたい機会です。
これまで接点のなかったご家族が親戚になります。
そして結婚記念品は、そのご結婚やご縁を祝して相手方に贈るものです。
だからこそ新しい関係が長く幸せに続くよう願いを込めます。
なので「長い」意味があるモノに重きを置かれる傾向があります。
ちなみに一般に言われる女性から男性に贈る品って、時計とかスーツとか趣味の品になるんですかね?
でも長く一生使うとなるとどうなんでしょうか?
流行や趣味嗜好の変化だってないとは言えません。
その点実印は一生変えずに使いますし、むしろ一生変えないでもらいたいモノでもあります。
普段モノを購入する時に考えるのは、使用頻度と使用期間だと思います。
結婚記念品において重用視されるのは、頻度よりも期間ですよね?
つまり長く大切に使っていただけるモノほど、結婚記念品に適しているというコトになりますね。
そしてもう1つ忘れてはいけないポイントは、実印を押す行為とはご家族の明暗を握るコトです。
もし自分の大切なお子様の伴侶の方がうっかり保証人の実印を押してしまったら、そのご家族にも影響が及びます。
逆にその家族がさらに繁栄するために購入する家だったり車だったり、そんな大きな節目に自信を持って押すのも実印です。
だからそれを事前にご経験されているご両親が、慎重に押してもらえるように実印を選ばられるんですね。
まとめ
ご両親から結婚記念品に実印を贈る一番の理由。
やはりそれは、これから始まる新しい家族の長い幸せです。
実印はその意味を知らなければ、ただの丸い印です。
でもその1つの捺印に、家族の明暗が隠されています。
実印を贈る、そこには贈る方から贈られる方への大きな愛情が隠されているんですね。