年齢が多少離れた兄弟の親として、休日の悩みは行き先です。
上に合わせれば下はついていけないし、逆だと上が物足りない。
すごいと思うのは真ん中で、どっちにも対応可。
そしてこの現象は年齢を重ねるほど幅が広がり、多分さらに重ねて大人になると、逆に詰まるのかもなんて思ったり。
この日は長男からの要望で、ワタクシがホームと呼んでいる河川敷を希望。
ホームはいつも空いています。
そして遊具も少しだけあります。
でもそれだけ。
思い返せばワタクシもそうなんですが、長男も小さい頃は人混みが苦手でした。
遊具が多い公園はたいがい混んでますから、すぐに「もう帰ろう」の一言。
そのためあちこち探しまくってようやく見つけたのが、人がほとんどいない、とある河川敷でした。
ところが遊具が少ないため、すぐ飽きちゃう。
そして「もう帰ろう」。
たまに来る他の家族を観察していると、他の父親は遊び道具を持ち込んでいたんです。
思い出す、自分が子供だった頃の親父との体験。
つまりそこでは父親初心者のワタクシが、子供との遊びは親の経験値を問われることを学ばせてくれました。
そんな思い出いっぱいのホーム。
長男の成長と共にできることもレベルアップし、ブレイブボードの興味を示した彼に触発されて、始めたのがスケボーでした。
誰もいないから恥ずかしくない。
そして今思えば、あれだけ自由にスケボーの練習ができる場所も他にありません。
今回の長男の目的はスケボーの練習。
しかも友達を複数引き連れて。
我が家は他に2人います。
どうなることかと思ったんですが、久々のホームでは、またしても子供の力に驚かされる1日となりました。
河川敷な1日♡
サッカー&スケボー編
長男が友人を2人引き連れて出発。
内スケボーができるのは、長男ともう1人。
現場に着いて、まずは3人でスケボーの練習がスタートしました。
その間にウチの次男と三男とワタクシでサッカーの練習。
狭かったり人の多い公園では周りの様子を伺いながらのサッカーも、ここでは伸び伸びとできます。
スケボーだって誰かに注意されることを気にする必要もありません。
そんなことを思いつつ、気になるのはスケボーの上達具合。
ふとそちらを見てみると、ここはたまにスケボーの練習をしている他の青年もいて、オーリーの練習用にコーンを持ち込んでたんですね。
それを重ねて組みコーンを作って飛ぶんですが、それがこの日も置いてあり拝借。
数週間のうちに、さらに上手くなってて驚き。
ワタクシまだまだ飛び越えるレベルに到達しておりません。
今まで心のどこかで「長男には負けない」なんて思いがありましたが、もう諦めることにしました。
だってワタクシ・・・
まだここ♡
端っこで練習するも、あまり変わらないワタクシ。
それを尻目に、さらに高さを上げる彼ら。
なんかもはやカッコ良さすら感じさせる佇まい。
今後は見守っていきたいと思いました♡
川編
河川敷なんで当然、川があります。
気がつけばスケボー初心者の友人と、ウチの2人が楽しくサッカー。
しばらく保護者の役目から解放されることができました。
しかしそれも飽きると彼らは今度は川に散策に向かいます。
さすがに川はヤバいんで、ワタクシも同伴。
以前那須の「トレジャーハント」って宝石を探すアトラクションに通ったことがありましたが、長男の友人がなぜかそれを発見。
3人でひたすら宝探しです。
アメジスト知ってんのね♡
楽しそうな雰囲気には引き寄せられるようで、結局全員で川遊び。
子供ってすごいっすね。
自然の中に放り込んでおくだけで、さらなる遊びを思いつきます。
まさかの・・・橋作り。
落ちてある木の枝を並べて、向こう岸まで渡れるよう橋を作り出しました。
まあ枝を置いてるだけですからね「お父さんも渡ってみたら」なんて誘導されても、その手には乗りません♡
ってのを敏感に察知するのが次男。
彼は今まで水辺で濡れなかったことがありません♡
予想通り、その橋を率先して渡り始めます。
わざとらしい演技です。
結果・・・
着替え持ってきてねーっつーの♡
最後に
みんな楽しかったんでしょう。
帰れの車中では夜ご飯の打ち合わせが始まりました。
結果、他の子も合流することになり、大勢での夕食。
さすがに子供たちだけではと思い、ワタクシ家族も合流。
そこに1人の子のお母さんも合流。
ここで悩むのが支払いです。
合流したお母さんは、我が家よりも大きいお子さんがいらして、非常に明快な答えをくださいました。
「後のことを考えると、お子さんからもお金をもらった方がいいと思います。大人が全部払っちゃうと、あとから親がお礼をしないといけなくなっちゃうし、それが面倒になってダメって言っちゃうんですよね。」
さすが経験者の言葉には説得力がございました。
確かに相手の親の立場になると、子供を預かってもらって、お金まで払っていただいちゃったら、申し訳なく思いますもんね。
「親」も、年齢じゃなくて経験値ですね。
子供たちの成長と共に、また1つ親としても成長することができました。
本当、楽しい時間でした。